柱合会議で初登場した際は、炭治郎をネチネチと責める嫌な感じのキャラクターでしたが、作品が進むに連れて、徐々にその過去や内面が明らかになることで、多くのファンを獲得してきた伊黒小芭内 (いぐろおばない)。
今回は、そんなネチネチ兄さんこと蛇柱・伊黒小芭内 (いぐろおばない)がいかにかっこいいのか、そのかっこいい魅力の正体に心理学の観点から迫りたいと思います!

心理学で最も信頼性が高いとされるビッグファイブ分析をベースに、あなたの性格に近い鬼滅の刃のキャラクターを診断します。1分以内で回答ができて信頼性が高い内容なので、是非受けて見てください!
▼下記から鬼滅の刃キャラ性格診断を受けてみる▼

下記の、鬼滅の刃の鬼診断もぜひ合わせてやってみてください!

下記の、鬼滅の刃のキャラで恋愛相手として相性の良いキャラを診断する恋愛診断を併せて受けてみてください!

目次
蛇柱・伊黒小芭内 (いぐろおばない)とは?
蛇の描写がかっこいい!蛇の呼吸の蛇柱
引用:©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
伊黒小芭内 (いぐろおばない)は、鬼殺隊の最上級剣士『柱』の一人で、蛇の呼吸を操る『蛇柱』です。
蛇の呼吸の技は、水の呼吸がその剣技に水を纏うように、蛇を纏って攻撃しますが、白い大蛇が敵を襲う描写は抜群にかっこいいです・・・!
特に、蛇の呼吸伍の型・蜿蜒長蛇(えんえんちょうだ)の絡めとるような蛇の描写は非常かっこいいです。
引用:(C)吾峠呼世晴/集英社
左目が青緑、右目が黄色というオッドアイの持ち主。黄色い右目は先天的な弱視であり、視力がほとんどありません。
また、身長が162cmと他の柱と比較しても体格も小柄で、中性的な外観をしています。
蛇鬼に支配された一族に生まれた後ろめたい過去
引用:(C)吾峠呼世晴/集英社
伊黒小芭内 (いぐろおばない)は、蛇鬼が殺した人の金品で生計を立て、代わりに、赤ん坊が好きな蛇鬼に自分たちが生んだ赤ん坊を生贄として捧げるという、異常な一族の元に生まれました。
また、女ばかりが生まれる家で、男が生まれたのは、何と370年ぶりという・・・370年ぶりの男で尚且つオッドアイという珍しい特徴をもった伊黒小芭内 (いぐろおばない)は、蛇鬼に気に入られ、成長して食する量が増えるまで、座敷牢で生かされていました
(伊黒小芭内 (いぐろおばない)が、口を元を隠しているのは、蛇鬼が自分と口の形を揃えようとして、伊黒小芭内 (いぐろおばない)の口を切り裂いたためです。)
生きることを諦めていなかった伊黒小芭内 (いぐろおばない)は、盗んだ簪で木の格子を削り続けて座敷牢を逃げ出すことに成功します。
伊黒小芭内 (いぐろおばない)の脱走に気づいた、蛇鬼が追ってきましたが、当時の炎柱の手によって救われました。
https://animentalism.com/kimetsu-shinjuro-father/
何とか生き残った伊黒小芭内 (いぐろおばない)ですが、この脱走に激怒した蛇鬼が、一族を襲い、多くの者が犠牲になりました。
その中で生き残った従姉妹は、下記のような罵倒を浴びせかけて、幼かった伊黒小芭内 (いぐろおばない)少年の心に消えないトラウマを植え付けました。
「あんたのせいよ あんたが逃げたせいで皆殺されたのよ!! 五十人死んだ! あんたが殺した! 生贄のくせに!! 大人しく喰われてりゃ良かったのに!!」
この言葉によって深く心を抉られて、危険な状況から生存した者が心に抱く罪悪感である「サバイバーズギルト」に近しい心的外傷を負うことになった、伊黒小芭内 (いぐろおばない)は、普通の人生などはとても歩むことができず、鬼殺隊に入って鬼に憎しみや怒りなどの感情をぶつけていくことになりました。
恋柱・甘露寺蜜璃(かんろじみつり)に対する恋心
引用:(C)吾峠呼世晴/集英社
伊黒小芭内 (いぐろおばない)と甘露寺蜜璃(かんろじみつり)のカップルは、『おばみつ』などと呼ばれて多くのファンに愛されています。

ネチネチして恋愛とは縁遠い印象だった伊黒小芭内 (いぐろおばない)ですが、甘露寺蜜璃(かんろじみつり)に好意を寄せていることが徐々に明らかになっていきます。
例えば、伊黒小芭内 (いぐろおばない)と甘露寺蜜璃(かんろじみつり)は文通をしており、甘露寺蜜璃(かんろじみつり)と親しくしている炭治郎に対しては、下記のような発言をして、嫉妬心を露わにしています。
甘露寺からお前の話は聞いた 随分とまぁ楽しく稽古をつけてもらったようだな
引用:(C)吾峠呼世晴/集英社
じゃぁな さっさと死ねゴミカス 馴れ馴れしく甘露寺と喋るな
引用:(C)吾峠呼世晴/集英社

伊黒小芭内(いぐろおばない)のカッコいい魅力を心理学を交えて解説!
以下では、伊黒小芭内がいかにかっこいいのか、その魅力の正体に心理学の観点を交えつつ解説していきたいと思います!
蛇の呼吸の戦闘描写がかっこいい
引用:(C)吾峠呼世晴/集英社
蛇の呼吸はの、白蛇が敵を襲い掛かるその戦闘描写は非常にかっこいいです・・!
白蛇というものは、白化現象を起こした蛇であり、その希少性の高さから、日本各地で縁起の良いものとして信仰対象になっています。
引用:(C)吾峠呼世晴/集英社
このように日本人のルーツとして、古くから白蛇というものは神聖な存在であり、日本人にとって特別なものなのです。
そんな白蛇を纏って戦う伊黒さんの戦闘描写は、ある意味日本人にとっては縁起のいい特別なものなのです。
中性的なルックスがかっこいい
引用:©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
伊黒小芭内(いぐろおばない)は、女性に間違わられるほどの中性的なかっこいい外観をしています。
心理学の研究によると、女性が男性を好きになるタイプとして、ゴツゴツとした男らしいタイプか、中性的で可愛いタイプかで、好みは分かれるそうです。
その研究によると、中性的で可愛いタイプの男性が好きな女性には、下記のような特徴あるそうです。
- 自分自身の魅力に自信が持てない女性
- 性行為への志向がそこまで強くない女性
- 排卵期ではなく、妊娠可能性が低い時期
参考:法政大学心理学科教授 越智啓太『「美人の正体」外見的魅力をめぐる心理学」(実務教育出版,2013)
つまり、特に『自分に自信がない女の子』は伊黒さんのような中性的なイケメンが好きになりやすいのです。
また、英国セント・アンドリュース大学の研究で、男性は『4割女性化させた顔が最も魅力的に映る』という結果もでており、中世的なイケメンはよりカッコよく見えるのです・・!
日本人は遺伝的に不安感情が強く、欧米人に比べて『自分に自信がない人が多いです』。そのため、日本ではジャニーズなど可愛い系男子のアイドルが人気なのです。
炭治郎を戦闘でリードする姿がかっこいい
引用:(C)吾峠呼世晴/集英社
伊黒さんは、『柱合会議』で初登場した際は、炭治郎に嫌がらせをする、ネチネチして嫌な先輩という印象しかありませんでした・・・(甘露寺蜜璃ですらネチネチしていると言ってるくらいです・・・)
しかし、ストーリーが進むにつれて、悲しき過去を抱えていることや、甘露寺蜜璃に対する一途な想いなどが明らかになって、その印象は大きく変わりました。
ネチネチと嫌がらせをしていた炭治郎とも、鬼舞辻無惨との最終局面では、蛇柱である伊黒小芭内(いぐろおばない)がリードして抜群のコンビネーションを見せました。
この時の『(鬼舞辻無惨を)絶対にここから逃すな 二人ならできる』という伊黒小芭内(いぐろおばない)の発言は、初期にネチネチと嫌がらせをしていた分、炭治郎の実力を認めたことがわかる、胸が熱くなるかっこいいシーンでした。
こういった、最初はマイナスの悪い印象だったのが、徐々に愛すべき人間性が露わになってプラスの好印象に転じると、ゲインロス効果という心理効果が働いて、より一層そのキャラクターが魅力的に映るのです。
初登場時は敵にしか見えなかった伊之助が、堪らなく愛おしいキャラクターに見えるのも、同様の心理効果が影響しています。


伊黒さんも、最初ネチネチ嫌な奴という印象から、『一途に恋する姿』『後輩に嫉妬する可愛い姿』『柱として後輩をリードする頼りになるカッコいい姿』こういった愛すべき人間性が露わになることで、より魅力的でかっこいいキャラクターになっていったのです。
同情を禁じ得ない悲しき過去
鬼滅の刃には悲しき過去を持っているキャラクターが多いですが、上述のとおり、伊黒小芭内(いぐろおばない)にも悲しい過去があります。
伊黒小芭内(いぐろおばない)の場合は、蛇鬼によって生かされた一族の出自ということで、自分自身が穢れた血の人間であると卑下をしていました。
それゆえに、一度死んで穢れた血を浄化した後でなければ、甘露寺の傍らにいる資格はないと言っています。
伊黒小芭内(いぐろおばない)がネチネチとした性格で他人を寄せ付けないような雰囲気をしているような、自分の出自に対するコンプレックスや後ろめたさが背景にあるといえます。
ある種、自分自身は嫌われて、疎まれて当然という一種の開き直りのようなものかもしれません・・・
こういった、伊黒小芭内(いぐろおばない)の悲しき出自や、自己卑下してしまう様は、伊黒自身に落ち度のない、不可抗力的な側面が強いことからも、読者から同情にも似た感情を引き出して、伊黒小芭内(いぐろおばない)をより応援したくなるキャラクターにしたのです。
一途に甘露寺蜜璃を想い・守ろうとする王子様のような姿がカッコいい!
引用:(C)吾峠呼世晴/集英社
伊黒小芭内(いぐろおばない)は一途に甘露寺蜜璃を想い、常に気にかけて守ろうとします。
進化心理学の研究では『女性は強い男に守れたい』という願望があり、また当然浮気者の男よりも一途に自分を愛してくれる男性を求めています。
こんな女性にとっては、一途で王子様のように女性を守る姿を見せる伊黒小芭内(いぐろおばない)は、ある意味理想的な男性に映ると考えられます。しかも『柱』なので伊黒小芭内(いぐろおばない)は間違いなく強い男です。
甘露寺も自分より強い男性に守られたいという願望があり、普通の女の子よりも圧倒的に強い自分よりも強い殿方と出会うために『柱』を目指しています・・笑
引用:(C)吾峠呼世晴/集英社
元々、女性ばかりの一族に生まれ、その一族の生贄にされそうになり、蛇鬼という女の鬼に殺されかけた経験などもあり、伊黒小芭内(いぐろおばない)は、女性全体に対して強い恐怖心と嫌悪感を抱くようになり、酷く女嫌いになっていました。
しかし、底抜けに明るい、太陽のような甘露寺蜜璃との出会いが、伊黒小芭内(いぐろおばない)を変え、下記のような決意を持つに至らせます。
鬼のいない平和な世界でもう一度人間に生まれ変われたら 今後は必ず君に好きだと伝える

伊黒小芭内(いぐろおばない)と甘露寺蜜璃は、鬼舞辻無惨との戦闘の中で、致命傷ともいうべき深手を負い、もはや命が終わることを理解し、遂に互いに想いを伝えるに至りました。
悲しい最後を迎えた二人でしたが、鬼滅の刃最終回で、現代の世界が描かれた際、伊黒小芭内(いぐろおばない)と甘露寺蜜璃の生まれ変わりと思われる、定食屋を営む夫婦が登場しました。
引用:©吾峠呼世晴/集英社
生まれ変わった平和な世の中で、二人は幸せになれたのです。
伊黒小芭内と性格が近いか心理学的に診断
心理学で最も信頼性が高いとされるビッグファイブ分析をベースに、あなたの性格に近い鬼滅の刃のキャラクターを診断します。1分以内で回答ができて信頼性が高い内容なので、是非受けて見てください!
▼下記から鬼滅の刃キャラ性格診断を受けてみる▼

下記の、鬼滅の刃の鬼診断もぜひ合わせてやってみてください!

下記の、鬼滅の刃のキャラで恋愛相手として相性の良いキャラを診断する恋愛診断を併せて受けてみてください!

まとめ
ネチネチとして嫌な奴だった伊黒小芭内(いぐろおばない)が、
実は一途に恋をする男の子という可愛い側面や、後輩をリードする頼りになる『柱』の姿など、プラスの印象を徐々に見せてくれることで、ゲインロス効果が生まれて、より魅力的なキャラクターに映るようになっていったのです・・・!
心理学で最も信頼性が高いとされるビッグファイブ分析をベースに、あなたの性格に近い鬼滅の刃のキャラクターを診断します。1分以内で回答ができて信頼性が高い内容なので、是非受けて見てください!
▼下記から鬼滅の刃キャラ性格診断を受けてみる▼

下記の、上弦の鬼診断もぜひ合わせてやってみてください!
