鬼滅の刃

上弦の肆・半天狗のクズな過去と性格を心理学で考察!妄想が止まらない病?

半天狗

鬼滅の刃でも屈指の強さを誇る鬼である上弦の鬼。その中でも、四番手にあたる実力を持つのが上弦の肆・半天狗(はんてんぐ)

今回は、そんな上弦の肆・半天狗(はんてんぐ)のクズ過ぎるの過去と性格を心理学の知見を交えて考察をしていきます!

のびぃ
のびぃ
すぐに他人に責任転換をしたり、自分自身を被害者として擁護して、他人を悪人だと妄想する、半天狗の心の闇を心理学の知見を交えて解説していきます!
アニコ
アニコ
鬼滅の刃に登場する鬼は、人間時代はそこまで酷い悪人ではなかったものも多いですが、半天狗は徹頭徹尾クズなのが凄いよね・・・

上弦の肆・半天狗(はんてんぐ)とは?

半天狗の顔引用:©吾峠呼世晴/集英社

上弦の肆・半天狗(はんてんぐ)は、無惨配下で最も強い12体の鬼、十二鬼月の中でも四番目の強さを誇る、上弦の肆です。

その強さに反比例するかのように、常に何かに怯えているような臆病な性格をしています。

上弦の陸の堕姫・妓夫太郎(だき・ぎゅうたろう)が倒されたことで、無限城に召集された際は、無惨に対してガタガタと震えて怯えていました。

さらに、一般の鬼殺隊士相手にも悲鳴を上げて逃げたりなど、その臆病さは作中の鬼の中でも随一です。

上弦の肆・半天狗(はんてんぐ)の能力・血鬼術

半天狗引用:©吾峠呼世晴/集英社

半天狗(はんてんぐ)の能力は分裂能力です。鬼の弱点である頸を切られると、その首から分裂体が生まれるという非常に厄介な性質を備えています。

その分裂体は、半天狗(はんてんぐ)の本体のようの老人ではなく、若く俊敏性やパワーも備えており、また固有の鬼血術を使用できます。しかも分裂体それぞれが上弦の鬼としての実力を備えているという中々絶望的な能力です。

さらに、分裂体が頸を切られると、そこからさらに分裂体を生み出すというスライムのような分裂が可能であり、そのしつこさから炭治郎も『もう勘弁してくれ』と嘆くほどです。さすがは上弦の鬼といったところ・・・

作中においても、半天狗は、何度も窮地に追い込まれたがそのたびに己の身を守ってくれる強い感情を血鬼術によって具現化・分裂して、勝ってきており、追い込まれるほど強くなる鬼と言われています。

半天狗引用:©吾峠呼世晴/集英社

しかし、分裂体を増やすことで本体の半天狗の体力が消耗していくので、ひたすら分裂を続けて相手を消耗させても、分裂回数が増えると自分自身も消耗していってしまう。

以下で、半天狗が作中で生み出してきた分身体を紹介していきます。

雷を操る「積怒(せきど)」

半天狗の分裂体である積怒引用:©吾峠呼世晴/集英社

怒りの感情を象徴した分裂体です。武器は、雷を発生させる錫杖。

怒りの象徴でありながらも冷静沈着で、他の分裂体に指示を出して攻撃を組み立てる司令官的な役割を担っています。

風を操る「可楽(からく)」

半天狗の分裂体である可楽引用:©吾峠呼世晴/集英社

楽しみの感情を象徴した分裂体。八つ手の葉の団扇で突風を起こして攻撃をします。

人間をたやすく吹き飛ばし、風圧で建物を押しつぶすほどの力を持ちます。

半身半鳥の「空喜(うろぎ)」

半天狗の分裂体である空喜引用:©吾峠呼世晴/集英社

鳥人間のような姿をした分裂体。飛行能力と鋭い爪で攻撃を仕掛けてきます。

十文字槍を操る「哀絶(あいぜつ)」

半天狗の分裂体の哀絶(あいぜつ)引用:©吾峠呼世晴/集英社

槍を操る分裂体。不死川弟の玄弥と主に交戦しました。

最強の「憎珀天(ぞうはくてん)」

半天狗の分裂体である憎珀天(ぞうはくてん)引用:©吾峠呼世晴/集英社

司令塔の「積怒(せきど)」をベースに、残りの3体の鬼を吸収合体した分裂体。

その「憎」と書かれた太鼓を背負い見た目は小柄であるが、木の竜を召喚する鬼血術を操れるうえ、吸収した他の鬼の血鬼術も扱えるというチートキャラ。

小型化すると最強になるというボスキャラあるあるをそのまま踏襲したような存在です。

参考:半天狗-ピクシブ百科事典-

半天狗の巨大化:「恨の鬼」

巨大化した半天狗引用:©吾峠呼世晴/集英社

半天狗の本体を巨大化させたような鬼の分裂体も生み出しています。

この分裂体を倒させて、一度倒したと油断させておいて、本体は人間を喰らって、消耗した体力を回復させようとする姑息な手段を取りました。

この巨大は日光の影響も受けないために、半天狗の本体を内部に隠して、窮地を脱しようとしました。

しかし、炭治郎によって半天狗の本体が内部にいることを見抜かれて、トドメヲ刺されてしまいます。

上弦の肆・半天狗(はんてんぐ)のクズ過ぎる過去

半天狗の過去引用:©吾峠呼世晴/集英社

半天愚の過去は、わずか見開き2ページによって描かれています。

その短い2ページの間には、『盲人のふりをして善意で優しくしてくれる人に対して盗みや殺人』をしたり、奉行所で『自分が悪いのではなく、この手が悪いと、見苦しい言い逃れ』をする、救いようのない屑な姿が描かれていました。

鬼滅の刃の鬼は、人間時代にそこまで外道であったというのはむしろ珍しい方ですが、半天狗は、徹頭徹尾、疑いの余地もなくクズ人間だったようです。

見開き2ページで済まされるあたり、作者的にもそこまで好きなキャラクターではなかったのかもしれません・・・

上弦の肆・半天狗(はんてんぐ)のクズ過ぎる性格を解説!

上弦の肆・半天狗(はんてんぐ)の性格の特徴は、極度なまでの臆病者で、猜疑心が強く、他人対する被害者意識・妄想が異常に強い点です。

そして人間時代は、眼が見えないと嘘をつき、他人の善意を利用して、その善意を向けてくれた人を平気で裏切る冷酷さです。

この半天狗の性格を心理学の知見を交えつつ考察していきます!

強すぎる被害妄想と猜疑心は!妄想性パーソナリティ障害の可能性大

半天狗のように、常に他人が自分に被害を与えるのではないかと疑い、怯え、被害妄想を強く感じる人格を、精神医学では『妄想性パーソナリティ障害』と呼びます。

精神科医の岡田尊司氏の著書『パーソナリティ障害』によると、妄想性パーソナリティ障害の特徴を下記のように述べています。

妄想性パーソナリティ障害の特徴
  • 根拠の薄い思い込みで不当な疑いを抱き続ける
  • 勝手な期待や思い込みが裏切られると強く逆恨みする
  • 悪意のない言葉や出来事の中に自分をけなす、または脅す意味が隠されていると読む
  • 思考に柔軟性がなく硬さがある

自分に向かってくる人間は全員が弱いモノいじめをする『悪人』だと決めつけて、自分自身を正当化しようとする半天狗の姿は、まさにこの妄想性パーソナリティ障害の特徴と酷似しています。

半天狗の妄想っぷりは、下記の言葉からもよりもわかります。

儂は生まれてから一度たりとも嘘など吐いたことがない。善良な弱者だ、此れほど可哀想なのに誰も同情しない。

半天狗の妄想引用:©吾峠呼世晴/集英社

20人以上の柱を倒している上弦の陸・妓夫太郎・堕姫よりも各上の時点で、善良な弱者というのも完全なら想い違いです。まさに「根拠の薄い思い込みで不当な疑いを抱き続ける」という上述の特徴に合致し、この薄い根拠による思い込みを裏切られるような言動に対しては、被害者感情剥きだしで逆恨みをしてくるのです・・・!

巨大化した半天狗引用:©吾峠呼世晴/集英社
のびぃ
のびぃ
妄想性パーソナリティ障害の人間が上司になると最悪です。猜疑心が強く保守的なので、自分の権力・地位を守ることが第一で、部下を信用せず新しいチャレンジもしません。しかし一方で、意外とボロを出さないのでしぶとく出世もするという・・・半天狗が上司とか最悪ですね・・・

非常に高いサイコパス性を感じさせる

半天狗は、盲人である善人を騙して利用し、そんな善人から盗みを働き、挙句の果てには殺人まで犯すという外道です。

同じく上弦の鬼である意味、半天狗以上に、凶悪で厄介なサイコパスが上弦の弐・童磨(どうま)です。その童磨のサイコパス性について下記で分析しているので併せてご覧ください。

無惨を超える!上弦の弐・童磨(どうま)の最強のサイコパス性を心理学で解説!無惨配下の鬼の中で、No2.の実力をもつ上弦の弐・童磨(どうま)。 蟲柱・胡蝶しのぶ、栗花落カナヲにとっては、姉である胡蝶カナエを...

半天狗のサイコパス性:盲人であると嘘をつく

半天狗の過去引用:©吾峠呼世晴/集英社

犯罪心理学者の原田孝之氏は著書『サイコパスの真実』の中で『サイコパスは病的な虚言者でもある。まさに、息を吐くように嘘をつくと言っても過言ではない』と述べています。

盲人であると平気で他人を騙し、さらに奉行所では、「自分は悪くないこの手が勝手にやった」とさらに嘘を重ねる半天狗は、まさに上述のサイコパスの特徴と合致します。

半天狗のサイコパス性:恩人をも殺す冷酷さ

サイコパスには、先天的な脳の異常から他者に対する『共感性』という感情が欠如しているのが大きな特徴です。

生まれつき、他人に対して共感や同情をできないために、他人の精神や肉体を深く傷つけるような冷酷非道な行為も実行に移せてしまうのです。

これがサイコパスが『反社会性パーソナリティ障害』と呼ばれる大きな所以です。

半天狗は、盲人である嘘をつき、自分に対してよくしてくれた人に対して、盗みや殺人を働いています。挙句の果てには、自分の手が勝手にやったと責任逃れする始末です。

半天狗には良心や共感性という感情は完全に欠如しているといえます。

半天狗のサイコパス性:責任転嫁する

半天狗の分裂体が語っている引用:©吾峠呼世晴/集英社

サイコパスは自己利益追求が第一であり、基本的に自己中心的であり、他人は自分の利益追求のための道具でしかありません。

それゆえに、いかに自分自身に非があろうとも、平気で他人に責任転嫁してきます。他者に対する良心や共感性がないので、申し訳ない気持ち、同情心などは一切ありません。利用できるものは利用するだけ、だたそれだけなのです。

半天狗は誇大な妄想に囚われていますが、その妄想に従って平気で他人に責任転嫁して、決して自分の非を認めようとしません。

非常にたちの悪い性格をしています・・・!

まとめ

半天狗は非常に妄想性パーソナリティ障害の特徴を備えたキャラクターです。

妄想性パーソナリティ障害の人物は現実の世界にも存在しており、そんな人間がもし上司になってしまったら最後、強い猜疑心で自己保身で部下は潰されていくことでしょう・・・あなたの周りに半天狗のような上司が現れないことを祈ります・・・

さらに半天狗は高いサイコパス性も感じさせます。

しかし、サイコパスは非常に強い度胸とメンタルを持っているので、常にビクビクとお怯えている半天狗は、サイコパスとは断定しにくいかもしれません。

それでいうと、死の間際まで感情がほぼ乱れなかった上弦の弐・童磨の方がサイコパス性が高そうです・・・!

実は、その臆病さは相手を油断させるための無意識の防衛手段だとしたら、本当に恐ろしいです・・・

管理人
のびぃ
早稲田大学卒。大学時代、新世紀エヴァンゲリオン・攻殻機動隊・風の谷のナウシカを身体論的に論じた論文とか書いたり、アニメをテーマにした授業を喜んで履修してました。 ハード過ぎる職場でメンタル病んだのをキッカケに心理学にのめり込む。元来のアニメ好きが高じて、アニメを通して人生に役立つ心理学を学ぶアニメンタリズム運営しています!アニメキャラ考察を楽しみつつ、心理学の智識も学べる一石二鳥系のメディア。
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