チェンソーマンに登場し、公安対魔特異４課に所属する、サメの魔人ことビーム。
本記事では、ビームの正体や能力、またなぜビームが初対面のデンジを慕っていたのか、物語の核心についても解説していきます。
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目次
ビーム(サメの魔人)とは?
(c)藤本タツキ／集英社
ビームは、３４話「全員集合」で初登場した、サメの悪魔が人間の死体に憑依した、サメの魔人。公安対魔特異４課に所属。CV：花江夏樹
ソンビの悪魔の血を吸い過ぎて、ツノが４本になり血抜きの期間が必要になったパワーに変わって、一時的にデンジのバディとなりました。
バディにはビームから希望してなったようで、初対面のデンジに、「チェンソー様！！」「チェンソー様！！」と抱きついていました。
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デンジは、「触るんじゃねぇ、男は嫌いだ！！」と跳ね除けていました。
サメの魔人であるビームは普段は凶暴で会話もできないほどですが、デンジに対してはなんでも言うことを聞くという完全服従っぷりでした。
ビームは、サメの悪魔の力で、地面、壁、どこでも泳ぐことができるので、普段は、人目につかないように地面の下に潜って過ごしているようです。
ビーム(サメの魔人)のデンジの良きパートナーとして活躍
デンジのバディはパワーでしたが、バディとしては、ビームの方が有能でした。
爆弾の悪魔・レゼにデンジが命を狙われた際は、すかさず地面から飛び出して、デンジを救出しました。
またレゼとの戦闘の際には、ビームがチェンソーのチェーンを使って移動すべきと能力の応用の助言までしていました。
ただ結果として、デンジが曲解し、ビームをサメの状態にして、チェーンを手綱代わりにするという、ズレた解釈のされ方をしていました・・・
このように要所要所で、デンジの命を救出するなど、非常に重要な役割を果たしました。
ビーム(サメの魔人)の能力とは？
ビームは、地面や壁の中を泳ぐことができるので、潜伏・移動能力に長けています。
地面に潜伏することで、姿を隠しながらデンジを護衛でき、また壁をすり抜けることで、隠密行動をしながら、標的の場所までたどり着くことができます。
また、ビームは短い時間であれば、悪魔の姿になることができます。悪魔の姿はそのまんまサメの姿です。
頭部だけサメの姿になることで、噛みちぎるといった攻撃を繰り出します。
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また、デンジがチェーンを手綱として、サメの姿になった、ビームを乗りこなしていました。
ビーム(サメの魔人)はなぜチェンソーマンを慕っている？※最終話までのネタバレ含む※
普段は凶暴で会話もままならないビームがなぜ、あれほどまでにチェンソーマンを慕っていたのでしょうか？
それは、チェンソーマンの正体を、ビームが知っていたからでしょう。
チェンソーマンの正体は、84話「地獄のヒーロー」でえ明らかになりました。
チェンソーマンは地獄においてヒーローのような存在だったようです。
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悪魔は、現世で死ぬと地獄にいくそうです。そして地獄で死ぬと再び現世に生まれ変わるという輪廻転生を繰り返しているそうです。
ただ、現世に転生した悪魔は地獄のことは基本的に覚えていないそうです。天使の悪魔は、地獄にいた記憶がないことを、人間の赤子が子宮にいた記憶がないのと同じだといっていました。
チェンソーマンはその地獄において、助けを呼ぶ悪魔がいれば、すかさず駆けつけて、助けを呼んだ悪魔もろとも皆殺しにしていたようです。
それゆえに、チェンソーマンは、畏怖の対象でありつつも、ヒーローとして崇拝されてもいたのです。
さらに極め付けは、チェンソーマンに食われた悪魔は、存在した記憶ごと、この世から完全に消えてしまうのです。それゆえに、チェンソーマンは悪魔から恐れられているのです。
チェンソーマンの世界では、「ナチス」「核兵器」といった概念は、すでにチェンソーマンに喰われて、誰も存在したことすら記憶にない世界となっていました。
支配の悪魔であるマキマだけが、おぼろげながら、その存在を把握していたようです。
ビームとマキマと秘密を共有していることを伺わせる描写もあり、ビームは、チェンソーマンの正体を知っており、彼を崇拝するファンの一人だったと考えられます。
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ビームがデンジに、チェーンを使った移動方法を助言したのも、本来のチェンソーマンの戦い方を知っていたためでしょう。
他の悪魔は、基本的に地獄にいた記憶がないため、チェンソーマンのことは覚えていないため、何とも思いません。
なぜ、ビームがチャンソーマンの記憶を持ち得たのかは謎です。
ビーム(サメの魔人)の最後
(c)藤本タツキ／集英社
ビームは、最後、闇の悪魔によって切り裂かれて死亡しました。
死の間際、ビームは、倒れたデンジの胸の紐をひっぱりながら、「チェンソー様、どうか蘇って、俺たちの願いを・・・」と語り、バラバラにされてしまいました。
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