125-6話における真人の呪術で、釘崎野薔薇 (くぎさきのばら)の顔が消し飛ぶなど、衝撃的な展開が続く呪術廻戦・渋谷ハロウィン編。
真人の前に完全に心が折れた虎杖悠仁 (いたどりゆうじ)、万事休すと思いきや現れたのが、虎杖悠仁 (いたどりゆうじ)の兄貴分である、呪術高専京都校三年の東堂葵 (とうどうあおい)。
東堂葵 (とうどうあおい)は、真人は止めて、この窮地を乗り切ることができるのでしょうか・・・虎杖悠仁 (いたどりゆうじ)の復活はあるのか・・・!
©芥見下々/集英社
目次
呪術廻戦127話の内容・ネタバレ
完全に心が折れた虎杖悠仁 (いたどりゆうじ)
自ら取り込んだ両面宿儺(りょうめんすくな)の暴走で、多くの民間人が死亡。
さらに七海建人 (ななみけんと)、釘崎野薔薇 (くぎさきのばら)など仲間の死を目の当たりにした虎杖悠仁 (いたどりゆうじ)。

自らの責任で多くの人を死なせ、誰一人として救うことができずに、完全に心が折れてしまっていました。
『俺は・・・もう戦えない・・・!!
釘崎だけじゃない・・・ナナミンも死んだ
宿儺が・・・いっぱい殺したんだ
だから・・・俺はもっといっぱい・・・人を助けなきゃって
だけどできなかった!!俺はただの人殺しだ!!』
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心が折れてうずくまり、弱めを吐く虎杖悠仁 (いたどりゆうじ)に、『声が小さくて聞こえねぇよ』とすかさず攻撃をしかけてくる真人。

東堂葵 (とうどうあおい)が応戦して、虎杖悠仁 (いたどりゆうじ)を守ります。

呪術師のあり方を説く東堂葵 (とうどうあおい)
自らを責めてうずくまる虎杖悠仁 (いたどりゆうじ)に、東堂が語りかけます。
『俺とオマエと!釘崎!!Mr七海!!! あらゆる仲間、俺達全員で呪術師なんだ!!』
『俺たちが生きている限り、死んでいった仲間たちが真に敗北することはない!!』
『散りばめられた死に意味や理由を見出すことは、時に死者への冒とくとなる!!それでも!!』
『お前は何を託された?』
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東堂葵 (とうどうあおい)は、呪術師が生きている限りは、敗北したわけではない、
死んでいった仲間から託されたものは何だ?と、虎杖悠仁 (いたどりゆうじ)に問いかけます。
東堂葵 (とうどうあおい)の問いかけに、虎杖悠仁 (いたどりゆうじ)は、『はっ』とします。
釘崎野薔薇 (くぎさきのばら)生存可能性あり
さらに虎杖悠仁 (いたどりゆうじ)に、目の前で顔を吹き飛ばされた釘崎野薔薇 (くぎさきのばら)がギリギリ助かる可能性があることを告げられます。
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呼吸も心配も停止していた釘崎野薔薇 (くぎさきのばら)ですが、術式によって状態の悪化を防ぐ処置が施され、現場を離脱することとなります。
同様の術式が虎杖悠仁 (いたどりゆうじ)にも施され、真人にボコボコにされた傷の痛みや出血も止まりました。
釘崎野薔薇 (くぎさきのばら)のわずかな生存可能性に、望みをかける虎杖悠仁 (いたどりゆうじ)。

真人と戦闘する東堂葵 (とうどうあおい)
虎杖悠仁 (いたどりゆうじ)が回復している間、東堂葵 (とうどうあおい)が真人に応戦。
胴体を棘付きの鞭の状に伸ばすというトリッキーな技で、東堂に襲い掛かる真人。
棘付きの鞭状の胴体をつかんで、真人をかわして、虎杖悠仁 (いたどりゆうじ)から遠ざける東堂。
虎杖悠仁 (いたどりゆうじ)をかばいつつ戦闘する東堂葵 (とうどうあおい)。
その戦闘力の高さに感心する真人。
『やり手だな・・・くたばり損ないの虎杖と距離をとりながら俺をいなしている・・・』
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復活する虎杖悠仁 (いたどりゆうじ)
黒閃を狙いにいこうとする真人。
『黒閃をもう一度キメたい・・・!!も少しで辿り着ける気がする!!』
『俺の魂の本質へ!!』
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黒閃を狙おうとする真人の前に立ちはだかる人影が・・・
それは、黒閃を放つ構えをした虎杖悠仁 (いたどりゆうじ)でした。
心が折れて、逃げ出そうとしたことを、心の中で七海に讒言しながら、黒閃を放つ虎杖悠仁 (いたどりゆうじ)。
『ごめんナナミン楽になろうとした。罪すらも、逃げる言い訳にした。』
『俺ナナミンの分までちゃんと苦しむよ』
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虎杖悠仁 (いたどりゆうじ)の黒閃を受けた真人の腕は、黒くぐにゃぐにゃになりました。
『おかえり』とつぶやく東堂。
『応!!』と応じる虎杖悠仁 (いたどりゆうじ)。
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虎杖悠仁 (いたどりゆうじ)は、挫折から立ち直り127話終了しました。
呪術廻戦127話の感想・考察
とにもかくにも、釘崎野薔薇 (くぎさきのばら)の生存可能性があってよかったですね!
ただ、完全に目玉を吹っ飛んで顔の半分は完全に崩壊していた状態なので、どこまで顔面を再建できるかが気になるところです。
(五条先生あたりが何とかしてくるそうな気もします・・・)
元々かなりメンタル強いタイプの虎杖悠仁 (いたどりゆうじ)だったのですが、さすがに自らが宿した宿儺が大量殺人を犯し、目の前でナナミンや釘崎を殺されて精神がもたなかったのでしょう・・・

(ある意味虎杖悠仁 (いたどりゆうじ)がサイコパスじゃなくてよかったとも思いました・・・笑)
虎杖悠仁 (いたどりゆうじ)もかばいつつ、真人に応戦するあたりは、さすが東堂葵 (とうどうあおい)ですね。
ここから、二人で協力して真人と戦う展開になるわですが、ここで真人を完全に倒すことはないと思われます。
真人は、かなり読者のヘイトを溜めてる敵役でもあるので、もう少しストーリーが進んだタイミングで、虎杖悠仁 (いたどりゆうじ)が倒すというのが綺麗なやり方のように思えます。
ただ、芥見先生は、釘崎、ナナミンの例もあり、予想外の展開を平気で見せてくれるので、この先の展開は本当に読めません・・・!
128話が本当に待ち遠しいですね!