呪術廻戦140話『執行』のネタバレ・考察やっていきます!
前回の139話で、特別一級呪術師の禪院直哉と交戦する虎杖悠仁 (いたどりゆうじ)と脹相(ちょうそう)。なんとそこに早くも特級呪術師であり、虎杖悠仁 (いたどりゆうじ)の処刑執行人役を仰せつかっている乙骨憂太が登場しました。
禪院直哉だけでも厄介なのに、加えて最悪の乙骨憂太が登場し、虎杖悠仁 (いたどりゆうじ)は絶体絶命のピンチに追い込まれましたが、果たしてどうなるのでしょうか・・・
前回139話のネタバレはこちらをご覧ください・・!

呪術廻戦140話のネタバレ
戦闘開始
『・・・誰だ?』と乙骨憂太の姿を見る虎杖悠仁。
「誰だろうと目的は・・・」と、虎杖悠仁が目的であることを察して警戒する脹相。
©芥見下々・集英社
上った手すりに上った状態で『ドゴンッ』と足場を崩して、そのまま虎杖悠仁の元に降りる乙骨憂太。
ビリビリと響く地鳴りと、乙骨憂太のパワーに驚く、虎杖悠仁と脹相。
©芥見下々・集英社
乙骨憂太は近づきながら『誰が虎杖君の何?』と脹相や禪院直哉に向かって言う。
『やはり悠仁の死刑執行人か』と脹相。
©芥見下々・集英社
『ちょい待って味方やで』『君、乙骨君やろ』と自分は乙骨憂太の味方であると、両手を挙げて話す禪院直哉。
乙骨の名前を聞いた虎杖は「乙骨・・・・伏黒が言ってた2年の」「五条先生と同じ特級呪術師・・・!!」と思い出しました。
©芥見下々・集英社
『あなたは?』と禪院直哉に尋ねる乙骨憂太。
『禪院直哉、真希ちゃんのいとこや』『君と同じで虎杖を殺せ言われとる』『安心しぃ君の邪魔はせぇへん』『その代わり』『虎杖君を殺してもそのことを上にしばらく黙っててくれへん?』『彼を餌に会いたい人がおんねん』と伏黒をおびき出すため虎杖を殺しても報告をしないよう乙骨に言う禪院直哉。
その間に脹相は、虎杖に『金髪は種のあるスピードタイプ、アイツとの追いかけっこは美味しくない俺が足止めする』『黒髪・・・乙骨から逃げ切ることだけを考えろ』『五条悟と同じタイプと見た戦ったら死ぬぞ』と耳打ちします。
『いいですよ』『じゃあそっちは任せます』と禪院直哉に提案を了承して、禪院直哉に脹相を任せるといった乙骨憂太。
©芥見下々・集英社
瞬間、脹相は乙骨の進路を妨害するため、赤血操術を構えますが禪院直哉に妨害され、乙骨は刀を抜いたまま虎杖に特攻をしかけました。
しかし、虎杖は全力で逃亡。それを追う乙骨憂太。
「速い!!抜き身の刀持ってこれかよ」と乙骨憂太のスピードに驚く虎杖。
「速いな、走り出しでつぶすつもりだったのに」と虎杖のスピードに感心する乙骨憂太。
©芥見下々・集英社
脹相を殴り飛ばす禪院直哉。
『見てたでさっき、赤血操術やろ?』『なんで君がそれを持っとんのかは知らんけど』『「穿血」以外はそんな怖ない、ほんで「穿血」を出すには「百斂」デカいタメがいる』『後は言わんでも分かるやろ』『詰みや死ぬで君』と勝ち誇ったように語る禪院直哉。
『お前こそ』『俺の弟に手を出して生きて帰れると思っているのか?』と睨みつける脹相。
©芥見下々・集英社
乙骨憂太vs虎杖悠仁
場面は変わって、逃げる虎杖悠仁と追う乙骨憂太。
横転する乗用車を飛び越えた虎杖悠仁と、それをさらに先回りして、飛び越えた落ち際を狙いにいった乙骨憂太。
©芥見下々・集英社
しかし、虎杖悠仁は、落ち際に車の窓を掴んで、降りると見せかけて反対側に反転して乙骨憂太の刃を交わしました。
虎杖悠仁の身のこなしに、「絶対斬ったと思ったのに・・・」『真希さんみたいだ・・・』と呟く乙骨憂太。
©芥見下々・集英社
瞬間、虎杖悠仁が横転していた車を乙骨憂太にぶつけました。
「見通しのいいところじゃこの人からは逃げ切れねぇ!!」「今の内に・・・・屋内に逃げ込む!!」と、虎杖悠仁は建物に逃げ込もうとしました。
©芥見下々・集英社
すると、前方に先ほど乙骨憂太にぶつけた乗用車が飛んできました。
慌てて急ブレーキして止まる虎杖悠仁。
©芥見下々・集英社
『驚いた?パワータイプに見えないもんね』『実際非力なほうだしね』と乙骨憂太。
「パワーがなくてもどんでもねぇ呪力量だ・・・!!」と乙骨憂太の呪力量に圧倒される虎杖悠仁。
©芥見下々・集英社
「パワー不足を呪力強化で補ってる」「皆やってることだけどこの人がやると・・・」と分析する虎杖悠仁。
『俺と真逆だな』と乙骨憂太に言い放つ虎杖悠仁。
『気付いた?』『五条先生より多いんだよ呪力量』と、自らの呪力量が五条悟以上だと語る乙骨憂太。
『でも先生は「六眼」があるから術式を発動した時のロス呪力が限りなくゼロなんだ』『パフォーマンスではやっぱり先生が一番だよ僕に呪力切れはあっても先生にはないしね』と乙骨憂太。

そして『話は終わり』と再び虎杖悠仁に襲い掛かる乙骨憂太。
©芥見下々・集英社
乙骨憂太の動きに、「一流の術師ほど呪力の流れが読みづらいものだ」「オマエとは違う理由でな」と東堂葵の言葉を思い出す虎杖悠仁。
「アレは一流ほど呪力操作の精度が高いから、直前まで攻撃が予測できないという意味だ」と虎杖悠仁。
©芥見下々・集英社
「でもこの人は」「刀を含めて全身から常に呪力が立ち昇っている」「動きを読む読まない以前の問題!!」「すべての攻撃が決定打に成り得るしすべてのダメージを最小限に抑えられる」と、絶望的な乙骨憂太の強さを分析する虎杖悠仁。
しかし「後は頼みます」と死に際の七海建人から掛けられた言葉を思い出す虎杖悠仁。

©芥見下々・集英社
『悪いけどまだ死ぬわけにはいかねぇんだわ』と虎杖悠仁が語って、140話終了です。
呪術廻戦140話の考察
乙骨憂太の呪力量は五条悟以上ということが判明しましたが、改めて超強いですね乙骨憂太。
0巻では特級過呪怨霊・折本理香を憑りつかせていたために、狗巻家相伝の呪言を操るなど、夏油傑が欲しがるほどの底なしの呪力を見せました。

しかし、0巻の最後で、折本理香は解呪されて乙骨憂太の元からは消えたために、その底なしの呪力はなくなったかに見えました。
しかし、今回で折本理香がいなくとも、乙骨憂太はあの最強・五条悟以上の呪力量を保持していることがわかりました。
このまままともに戦闘しても虎杖悠仁に勝ち目はまずないでしょう。
展開としては、ギリギリまで乙骨憂太に追い詰められて、土壇場で第三者の介入が入って一旦逃げ切れるという展開になる気がします。
物体の位置を入れ替える不義遊戯(ブギウギ)を持つ、東堂葵が配置換えをして脱出させるかもしれません。ただ、東堂葵は腕を切断する重傷を負っていたので、参戦の可能性は低いかもしれません。
しかし、東堂葵と脹相という、存在しない記憶によって虎杖悠仁に操られている二人が、虎杖悠仁を助けるという展開はある意味すごいので見てみたいですね。
果たして、虎杖悠仁は乙骨憂太から逃げ切ることができるのでしょうか・・・