新世紀エヴァンゲリオン

【エヴァQ】アスカはなぜ眼帯をしている!?眼帯の真相を徹底考察!

新劇場版「Q」において、多くのファンが気になるアスカの装着している眼帯の謎

今回は、アスカがなぜ眼帯を装着しているのか、劇中における描写を根拠にその真相を考察していきたいと思います!

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アスカの眼帯姿の初登場シーン

アスカの眼帯姿が初登場したのは、新劇場版「破」のラストで流れた、新劇場版「Q」の予告編においてです。

予告編の最後に眼帯姿のアスカが登場して大きな話題を呼びました。

エヴァ「破」が公開されたのが2009年で、エヴァ「Q」が公開されたのは2012年であり、3年以上前の段階からアスカが眼帯を装着することは決まっていたのです。

つまりアスカが眼帯を装着したのはストーリーの展開上、必要な要件であり、今後物語の展開において重要な設定であること間違いないといえます。

大した理由もなく、かわいい人気ヒロインの眼にイカツイ眼帯は装着しないでしょう・・・

その後エヴァ「Q」の冒頭で登場した際も、既に眼帯を装着している状態で元気な姿を見せていました。

アスカの眼帯姿を披露する直前の実験事故

アスカは、新劇場版「破」の3号機搭乗実験に参加しましたが、エヴァ3号機は寄生型の使徒・バルディエルに乗っ取られていました。

エントリープラグ内のアスカは、使徒の核のような赤い層に取り囲まれて、青光に包まれてしまいました。

その際、アスカは赤木リツコ曰く「人間ではいられなくなる」なる領域である、プラグ深度100を超えるほど下降して、エヴァとの融合が進んでいました

バルディエルに乗っ取られたエヴァ3号機は、ダミープラグで操作されたエヴァ初号機に破壊されました。

その際に、アスカの乗っていたエントリープラグを初号機が思い切りかみ砕いており、またその際に断末魔の叫び声なども聞こたことから、俄かにアスカ死亡説が囁かれました。

しかし、その後の赤木リツコが伊吹マヤの会話で『細胞組織の侵食跡は消えたものの、使徒による精神汚染の可能性も否定できない。このまま隔離するしかないわね』と語っていることから、一命を取り止めたものの、精神汚染の可能性があるために一時隔離状態に置かれたようでした。

このまま新劇場版「破」におけるアスカの最後の出番となり、次に登場した時には、既に左目に眼帯を装着している状態でした。

アスカが眼帯を装着している理由を徹底考察

アスカの眼帯に関する説①:左目に使徒を封印している

アスカの眼帯に関する説として、左目に使徒を封印しているという説があります。

その根拠は、新劇場版「Q」において、アスカの左目がしばし青い光を放っており、その青い光を拡大してみてみると、エヴァ「破」で登場した、「使徒封印用呪詛文様」に酷似した模様が浮かび上がっているのが確認できます。

前述の寄生型のバルディエルがアスカの左目を侵食して、眼帯の呪詛文様で封印している可能性があります。

また、新劇場版「Q」において、アスカは、14年ぶりにシンジに再会した際、隔離された部屋のガラスを殴り割っていました。

「ドン」という鈍い音がしたことからも鏡のような脆いものではなく、防弾に近い高硬度のガラスであったと推察されますが、それを殴り割るというのは女性にしては異常な力といえます。

バルディエルは寄生した対象に身体能力を向上させる能力があるようです。アスカの怪力が、バルディエルによる身体機能向上によるものと見ることもできます。

またアスカは、人間のことを『リリン』と呼んでおり、まるで、自分とは別の存在であるかのように話していました。

使徒を左目に宿したことで、アスカ自身は、人間とは異なる使徒のような存在になってしまった可能性があるのです。

アスカの眼帯に関する説②:初号機にかみ砕かれた時に負傷して義眼

アスカの左目の真相の仮説として考えるのが、負傷したことによる義眼という説です。

エヴァの世界の高性能な義眼であるならば、何かしらの高機能を備えており、義眼自体が光を放ったとしても不思議ではありません。

アスカが負傷をしたとしたら、初号機にエントリープラグをかみ砕かれた時でしょう。

初号機は思いっきりエントリープラグを真っ二つにしていたので、あの状況でアスカが無傷だとしたらかなり幸運です。

赤木リツコも「細胞の侵食跡」は消えたとは言っていたものの、外傷の有無については語ってはいませんでした。

ただ左目以外顔に負傷はないため、左目だけがピンポイントで怪我をするのか疑問は残ります。

アスカの眼帯に関する説③:空白の14年間に何かが起きた

3つ目の説が、空白の14年間の間に何が起き、左目に眼帯を装着せざるを得なくなったという説です。

エヴァ「破」とエヴァ「Q」の間には、空白の14年間が存在しています。

空白の14年間に実際のところ何が起きたのか、その詳細は描かれていません。

この空白の14年間のうちに、葛城ミサトや赤木リツコらは、碇ゲンドウらネルフと袂を分かち、反ネルフ組織ヴィレを結成するなど、目まぐるしく世界は変動しました。

この間に何かしらの戦闘が起き、負傷、侵食によって眼帯を装着せざるを得なくなった可能性があります。

アスカの眼帯と旧劇場版「Air/まごころを君に」との関係

アスカが左目に眼帯を装着していましたが、旧劇場版「Air/まごころを君に」のラストのアスカは、左目にガーゼをあてている状態でした。

旧劇場版において、アスカは、「EVAシリーズ」と呼称される9体の量産型機と戦闘をしました。

その中で、9体の量産型機に二号機をぐちゃぐちゃに破壊されて敗れていました。その際に左目付近をロンギヌスの槍で貫かれており、左目を押さえているシーンが描かれていました。

その後、アスカがどうなったかは不明で、人類補完計画が始まり全人類のLCL化が進みました。

人類補完計画が進みましたが、最終的には、唯一シンジとの融合を拒んだアスカとシンジの、二人だけが肉体を保った形でラストを迎えました。

その時には、既にアスカはなぜか左手や頭部に包帯を巻き、左目にガーゼを当てていました。

この左目の負傷が、量産型との戦闘によるものかどうかは定かではなく、詳細は不明です。

ただ、新劇場版においても左目に眼帯をしており、ともに「左目」に何らの異常をきたしている点は共通しています。

それゆえに、新劇場版「Q」は旧劇場版の続きではないかという説があります。「Q」=「旧」というつながりです。

ただ、それだとシンジが肉体を保ってラストを迎えている点と、新劇場版で14年ぶりに目覚めた冒頭と、矛盾が発生してしまうので、この説は微妙です。

いずれにせよ、このアスカの左目の謎は、旧劇場版を含めてエヴァの物語の重要な要素を象徴していることは間違いないといえます。

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おわりに

シン・エヴァンゲリオン劇場版でアスカの眼帯の謎が明らかになりました、気になる方は下記のネタバレ項目をご覧ください。ネタバレを含むのでご注意ください!

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管理人
のびぃ
大学時代、新世紀エヴァンゲリオン・攻殻機動隊・風の谷のナウシカを身体論的に論じた論文とか書いたり、アニメをテーマにした授業を喜んで履修してました。元来のアニメ好きが高じて、アニメを通して人生に役立つ心理学を学ぶアニメンタリズム運営しています!アニメキャラ考察を楽しみつつ、心理学の智識も学べる一石二鳥系のメディア。
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