新世紀エヴァンゲリオン

【エヴァ】疑似シン化形態とは?覚醒形態を段階ごとに徹底解説!

エヴァンゲリオンの新劇場版シリーズから登場した概念である「疑似シン化形態」。

新劇場版・破やQのクライマックスで登場し、サードインパクトやフォースインパクトのトリガーとなってきました。

今回はその「疑似シン化形態」とは一体何なのか、それぞれの覚醒形態ごとに徹底解説していきます!

疑似シン化形態とは?

引用:(C)カラー/EVA製作委員会

「疑似シン化」という言葉や形態の詳細については、公式からの説明はなされていません。そのため作中での描写やキャラクターのセリフからその正体を推測していきます。

疑似シン化という言葉の持つ意味

まず最初に「疑似シン化」という言葉の意味から考察していきます。

「疑似シン化」の「シン」という言葉は、あえてカタカナにしている当たりからも複数の意味を有している考えられますが、最も近いのは「進化」や「神化」やといった言葉でしょう。

人の域に留めていたエヴァの「進化」であり「神化」なのです。

これは、新劇場版:破で「疑似シン化第2覚醒形態」となったエヴァ初号機について、赤木リツコが「人のかけた呪縛を解いて、人を超えた神に近い存在にかわっていく」と言っていたことからもわかります。

「疑似」というのは、あくまで本物の神ではなく、限りなく「神」に近い存在ということなのでしょう。

エヴァ初号機は元々、人間を生み出した『』とも呼べる存在『リリス』をコピーして生み出されました。つまり、初号機の「疑似シン化」は、人の状態に人間が留めていたエヴァが「リリス=神」に近い存在になった状態といえます。

最初に登場した「疑似シン化第1覚醒形態」

疑似シン化第1覚醒形態引用:(C)カラー/EVA製作委員会

一番最初に「疑似シン化」の覚醒形態が登場したのは新劇場版:破のゼルエル戦で初号機が覚醒した際。

ゼルエルとの戦闘の際、初号機は活動限界を迎えて沈黙してしまいました。

絶体絶命の状況にあって、碇シンジの「綾波レイを救いたい」という強い願いに呼応するように、初号機は覚醒。活動限界を超えて再び動き出しました。

その際、ゼルエルに切り落とされた初号機の右腕をAIフィールドで復元させ、装甲が赤く発行し、天使の輪が頭上に現れました。

疑似シン化第1覚醒形態となった初号機の強さは尋常ではありませんでした。

NERV本部の特殊装甲板を一撃で破壊したゼルエルの攻撃を完封し、最強の拒絶型であるゼルエルのATフィールドを一撃で貫通するほどの高威力の光線を放つなど、圧倒的な強さを見せました。

この疑似シン化第1覚醒形態となった際、赤木リツコは『初号機が人の域を超えている』『やめなさいシンジくん!人に戻れなくなる』と叫びました。

この時、エントリープラグの深度は少なくとも180を超えていました。エントリープラグの深度は100を超えると精神汚染や人間に戻れくなる可能性が急上昇するため、深度180がいかに危険な領域であるかがわかりますが、それほどまでにシンジと初号機の融合が進んだ状態でした。

上述の通りエヴァ初号機が「神=リリス」に近い存在になり始めている状態でした。

ニア・サードインパクトを引き起こした「疑似シン化第2覚醒形態」

疑似シン化第2覚醒形態引用:(C)カラー/EVA製作委員会

疑似シン化第2覚醒形態」は、疑似シン化第1覚醒形態となったエヴァ初号機が、第10使徒ゼルエルと綾波レイを取り込む過程で、更に「疑似シン化」が進んだ形態。

初号機の装甲版が外れて胸のコアが露出、天に上るような形状の翼が生え始めました。

さらに、第10使徒と融合した綾波レイをコアに取り込むことで、紫と赤色の光がより一層強くなり、頭上の天使の輪が広がっていくことで「ガフの扉」が開き、サードインパクトが始まってしまいました。

この時の初号機を伊吹マヤは「形状制御のリミッターが外れ、解析不能」と赤木リツコたちに伝えていましたが、「形状制御のリミッター」とは、赤木リツコが言っていた「人の域に留めていた」「人のかけた呪縛」のことでしょう。

では「疑似シン化第2覚醒形態」のエヴァ初号機は、まぜサードインパクトのトリガーとなってしまったのでしょうか?

いわゆる人類補完計画の実行となる「サードインパクト」の条件は、諸説ありますが、「使徒」が神である「アダム」もしくは「リリス」に接触することで引き起こされるといわれています。

ここで、「疑似シン化」が進んだ初号機は「神=リリス」に近い存在になっていました。

そんな初号機は、第10使徒ゼルエルと融合状態にあった綾波レイを取り込んでしまいました。

おそらく、これが「疑似シン化第2覚醒形態の初号機(リリスと等しい存在)」と「ゼルエルと融合した綾波レイ(使徒と等しい存在)」との接触となり、サードインパクトの条件を満たしてしまったのだと推察されます。

フォース・インパクトのトリガーとなった「疑似シン化第3覚醒形態」

覚醒した13号機引用:(C)カラー/EVA製作委員会

「疑似シン化第3覚醒形態」は、「新劇場版:Q」でエヴァ13号機がなった形態。ボディは白色に変化し、肩の装甲が伸び、背中に大きな2つの天使の輪を背負う神々しい形態です。

エヴァ第13号機
エヴァ第13号機とは?その正体や覚醒した理由など徹底解説!エヴァンゲリオン新劇場版:Qにて登場し、フォースインパクトのトリガーとなったエヴァンゲリオン第13号機。 ダブルエントリーや、名前...

13号機は「疑似シン化第3覚醒形態」となったのは、渚カヲルが13の使徒に堕ちたのがきっかけでした。

碇シンジと渚カヲルは、ダブルエントリーする形で起動させたエヴァ13号機に搭乗し、ロンギヌスの槍とカシウスの槍の2本の槍をセントラルドグマから奪還することで世界をやり直そうとしました。

しかし、セントラルドグマにあったのは2本とも「ロンギヌスの槍」と思われるもので、それを察した渚カヲルの静止を振り切ってシンジが2本の槍を引き抜いてしまいました。

これによりエヴァMark6内部に封印されていた第12使徒が目を覚まして、シンジたちが搭乗する13号機をそのコアで包み込んでしまいました。

これにより、渚カヲルが13番目の使徒に堕とされて、フォースインパクトのトリガーとなってしまいました。

この13号機が使徒のコアに包み込まれた段階から、徐々に13号機の装甲が外れ始めており、疑似シン化形態への移行が進んでいるようでした。

そして、13号機の二つの赤い目玉と口が大きく開き、胸のコアがある箇所が発光。自らを包んでいた第12使徒のコアが圧縮され、13号機はそれをかみ砕いてしまいました

すると、13号機は初号機が「疑似シン化第2覚醒形態」の時に見せたのと同じような形で、機体の装甲を発光・変色させて、さらには白い光に全身が包まれました

それを見たアスカは「こいつ疑似シン化形態を超えている」と言い、マリは「覚醒したみたいね、アダムスの生き残りが」と言いました。

つまり、エヴァ13号機が白い光に包まれた形態に移行した段階は、もはや「疑似シン化形態」を超えて完全に覚醒した状態といえます。

「疑似シン化形態」を超えた形態とは、もはやそれは「神そのもの」といっても過言ではないでしょう。

エヴァ13号機は、マリが「アダムスの生き残り」と言っているように、普通のエヴァとは異なり、神である存在「アダムス」の生き残りの一体と考えられます。

旧TVシリーズでは「アダム」は単数であり一体しか存在しませんでしたが、新劇場版からは「アダムス」と複数呼びとなり、セカンドインパクトの描写ではアダムスが複数の天使のような形で描かれていました。

つまり、13号機はその複数の「アダムス」の内の一体であり、もはや神そのものであったと考えられます。それゆえに、「疑似シン化形態」を超えて覚醒したことで「神=アダム」そのものになったと考えられます。

そして、フォースインパクトは、「渚カヲル(13使徒)」と「13号機(アダムス)」が接触したことで発生したと考えられます。

まとめ

「疑似シン化形態」とは、エヴァが「神に等しい存在」になることでした。

13号機に関してはいえば、その「疑似シン化形態」を超えて、もはや「神そのもの」になっていました。

人類補完計画を実行に移すには、「神(アダム、リリス)」と「使徒」の接触、もしくはゲンドウが目論んでいた「アダムとリリスの禁断の融合」が必要でした。

この「神」という存在を、エヴァにて代替するのが「疑似シン化形態」といえます。

エヴァが「神に等しい存在」となることで、エヴァをトリガーとしてインパクトを引き起こすことができるのです。

インパクトを引き起こした「ゼーレ」や「ゲンドウ」にとっては歓迎すべき「疑似シン化形態」ですが、ヴィレなどインパクトを阻止したい派閥にとっては「疑似シン化形態」は非常に危険なものなのです。

管理人
のびぃ
早稲田大学卒。大学時代、新世紀エヴァンゲリオン・攻殻機動隊・風の谷のナウシカを身体論的に論じた論文とか書いたり、アニメをテーマにした授業を喜んで履修してました。 ハード過ぎる職場でメンタル病んだのをキッカケに心理学にのめり込む。元来のアニメ好きが高じて、アニメを通して人生に役立つ心理学を学ぶアニメンタリズム運営しています!アニメキャラ考察を楽しみつつ、心理学の智識も学べる一石二鳥系のメディア。
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