シン・エヴァンゲリオン劇場版において、式波・アスカ・ラングレーは、式波シリーズと題して量産されたクローンであったことが判明しました。
式波と惣流、新劇と旧劇で名前が変更になったアスカですが、最終章にて最も大きな設定の違いが登場しました。
本記事では、アスカのクローン設定について詳しく解説し、そのオリジナルは一体だれなのかを考察していきます。
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目次
クローンとしてのアスカの過去
アスカは式波シリーズとして量産されたクローンであったことが判明しました。
ゲンドウは「綾波と式波タイプのパイロットは、もとより13号機を動かすために用意された」と語っており、綾波もアスカも、13号機のためにネルフによって創られていたようです。
旧TVシリーズで登場した惣流・アスカ・ラングレーには、育ての親が登場しており、母親が自殺で亡くなったという描写があり、明らかに人間から生まれて、人間の手によって育てられたという描写がありました。
そうした幼少期における母親の喪失が、惣流・アスカ・ラングレーの精神の脆弱性をもたらして、精神崩壊に至る原因となりました。
一方、式波・アスカ・ラングレーにおいては、エヴァQに至るまで過去描写が一切なく、惣流・アスカ・ラングレーと同様に母親が自殺した過去があるのかどうかは不明でした。
しかし、シン・エヴァンゲリオン劇場版の最終局面で、シンジがエヴァのいない世界を作るため、アスカ、綾波レイ、カヲルらエヴァパイロットをエヴァの呪縛から解放していく中で、式波・アスカ・ラングレーの過去が明らかになりました。
その中で、綾波レイと同様に培養器のようなところに何体もアスカが入れられている描写がありました。
クローンとして製造された式波・アスカ・ラングレーは、幼少期の頃から強く孤独を感じており、とにかくエヴァに乗るために強い心と体を手に入れるためにトレーニングに励んでいる姿が描かれていました。
そんな幼少期のアスカは、幼いシンジの姿を一度目撃していました。シンジは、母親のユイから大きな愛情を受けて抱っこされていました。
アスカは、そんなシンジを羨ましそうに眺めており、自分もそんな愛情を欲するようになっていました。
アスカは、とにかく誰かに優しく頭を撫でてもらいたかったと語っていました。
そして、心の補完の描写の中で、アスカがよく手にしていたマペット人形がアスカの頭を撫でていましたが、そのマペット人形が大人になったケンスケに代わりました。
これによって、アスカとケンスケのペアリング説が有力となりました。アスカはケンスケを「ケンケン」と親し気に呼んでおり、アスカが裸を晒しても、ケンスケもアスカ自身も全く平然としていることからも、すでに肉体関係がある可能性もあります。
14年前の中学生の頃はアスカもシンジが「好きだった」と劇中で明確に発言しましたが、それは過去形で語られており、14年も空白の期間があればほかの男になびいてもおかしくありませんね・・・
アスカのクローンのオリジナルはだれ?
アスカのクローン設定で最大の疑問はアスカのオリジナルは誰かという点です。
エヴァ第13号機との戦闘の際、エヴァ新二号機のエントリープラグ内で、アスカは自分のオリジナルと呼ぶ存在と対面していました。
オリジナルのアスカは「無駄な抵抗をしないで」「馬鹿な私」的なことを優しく語り掛けて、そのまま式波・アスカ・ラングレーをエヴァ第13号機の中に引きずり込んでいきました。
果たして、なぜオリジナルのアスカがエヴァ第13号機の中にいたのか、果たして、オリジナルのアスカとはだれを指すのかでしょうか。
説としては大きく3つ考えられます。
オリジナルは精神汚染される前の式波・アスカ・ラングレー
クローンの式波・アスカ・ラングレーは、第9使徒バルディエルとの戦闘で、プラグ深度が100を超えてエヴァと融合してしまった、エヴァ:破における式波・アスカ・ラングレーをサルベージさせたという説です。
エヴァ:破における、第9使徒バルディエルとの戦闘までのアスカがオリジナルの人間で、それ以降がクローンとする説です。
ただ、それでは、過去に人間の母親や父親、育ての親が過去の描写で一切登場しない点に疑問が残ります。
またアスカの左目には使徒の力が封印されているようで、この封印を解除することで使徒の力を引き出して使徒化できるという特殊能力を備えていました。
量産型のクローンであるアスカがこんな特殊な能力を備えているとは考えにくく、この能力事態は、バルディエルに精神汚染されたことで得た特殊能力であり、その能力を持ったアスカがクローンである時点で、バルディエルの戦闘時にはすでにアスカはクローンであり、つまりエヴァ:破で登場した時点からアスカはクローンであったと考えた方が自然です。
なので、この説は微妙な感じです。
オリジナルは惣流・アスカ・ラングレー
惣流・アスカ・ラングレーは、人間の母親の父親の描写があるので、人間であることは間違いないといえます。
惣流・アスカ・ラングレーが乗ったエヴァ二号機が、旧劇場版でエヴァの量産型に捕食されているシーンがありました。
エヴァ第13号機の中にアスカのオリジナルがいたということは、オリジナルのアスカがエヴァ第13号機の中に取り込まれる必要があります。
アスカが戦闘した量産型は5号機~13号機まで存在しており、13番目のエヴァに取り込まれたことが関係しいているとも考えられます。
しかし、新劇場版と旧劇場版は、別の世界線(ループ)であり、旧劇で量産型に捕食されたことが、エヴァ第13号機に存在する理由にするのはやや無理がありますね・・・
オリジナルは碇ユイらと同じくエヴァの研究者
綾波レイと同様に、元大人の研究者などをベースにした作られたクローンという説です。
もしくは新劇場版の世界線における、惣流・アスカ・ラングレーは、碇ユイらと同年代の研究者であり、その惣流・アスカ・ラングレーをベースにして式波・アスカ・ラングレーが作られたのかもしれません。
エヴァ第13号機の中にオリジナルがいたのは、もともと使徒化したアスカをアディショナル・インパクト発動の生贄にするつもりだったゲンドウが細工をして仕込んだものの可能性も考えられます。
おわりに
アスカのクローン設定は、非常に多くの謎を残していますが、シン・エヴァンゲリオン劇場版でエヴァという物語が完結してしまった以上、これから新しい情報が解禁されることはないでしょう。
ファンが何とか脳内で補完していくしかないのです・・・あなたはどう考えますか?
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