新世紀エヴァンゲリオン

【エヴァ】惣流と式波の違いを徹底解説!どっちのアスカが可愛い!?

新世紀エヴァンゲリオンは、旧TVシリーズと新劇場版では様々な点でその設定に差異があります。

その中でも大きいのが、ヒロインのアスカの名前が、「惣流・アスカ・ラングレー」から、「式波・アスカ・ラングレー」に変更になったことです。

本記事では「惣流」「式波」は何が違うのか、その違いの全てをまとめて解説していきます!

さらに「惣流」と「式波」どちらがかわいいのかについても解説するので、ぜひ最後までご覧ください・・・!

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惣流と式波の共通点は?

惣流と式波の違いを解説する前に、共通点をあらかじめ解説してきます。

基本的なキャラクターデザイン

1990年代の惣流と2000年代後半の式波では、作画という点では異なりますが、基本的なキャラクターデザインに差異はありません

赤いプラグスーツに、ブロンドに近い茶色の髪、赤い髪飾りなどアスカの代表的な特徴はそのままです。

ただ、新劇場版;破から、14年後の世界である新劇場版:Qでは、式波は眼帯を装着しており、また終章であるシン・エヴァンゲリオン劇場版では白い色のプラグスーツ姿を披露するなど、差異が生じ始めています。

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勝ち気でプライドの高い性格も同じ

基本的なキャラクターデザインが同じように、勝ち気でプライドの高いツンツンしたアスカの基本的な性格も同じです。

惣流も式波も、初登場時から上から目線で偉そうな態度は一緒。『あんたばかぁ』の決め台詞も健在です。

シンジや綾波レイたちにライバル心むき出しで、シンジを『七光り』綾波レイを『えこひいき』と呼んで食って掛かる姿は相変わらずです。

ちなみに真希波のことは『こねメガネ』と呼んでいます・・・笑

惣流と式波の違いとは!?

初登場時に戦闘した使徒が違う?

TVシリーズで惣流・アスカ・ラングレーが初登場したのは第8話の『アスカ来日』からです。

碇シンジが葛城ミサト、鈴原トウジ、相田ケンスケらと、55D輸送ヘリで太平洋上を航行するUN軍の艦隊へと向いオーバー・ザ・レインボーへと着艦した際に、惣流・アスカ・ラングレーが登場しました。

そこに第6使徒ガギエル襲来。碇シンジを無理やり付き合わせて、エヴァ弐号機に搭乗して迎え撃とうとする準備する惣流。

碇シンジはプラグスーツを着て何をするのか惣流に尋ねましたがアスカから『あんたバカァ』と言われてしまいます。

これがアスカの代名詞といっても過言ではない『あんたバカァ』の初登場でした笑

海上におけるガギエルを撃破し、見事日本での初陣を勝利で飾ったアスカでした。

式波・アスカ・ラングレーは、新劇場版:破で第7使徒と空中戦を演じました。

ミサトの運転する車で、碇シンジがユイの墓参りから帰る途中に、使徒が襲来。現場に急行しようとした際に、弐号機に搭乗したアスカが「空中挺進専用S型装備」を装着して空中戦によって殲滅しました。

惣流は海上での戦闘、式波では空中戦での戦闘という違いがあります。

加持リョウジに対する態度や接し方が違う?

惣流は加持リョウジに対して、ベタベタのデレデレでしたが、新劇場版における式波には、加持リョウジに対する好意をうかがわせるようなシーンは見られません

そもそも惣流が加持リョウジに対して好意を見せていたのは、幼少期に母親を自殺で失ったトラウマから『早く大人になりたい』『一人前になって認められたい』という深層心理の表れでした。

式波には、母親を自殺で失った過去のトラウマ描写は描かれておりません

式波の生い立ちや過去の詳細は明らかになってはいませんが、惣流ほど悲惨な過去ではなかったのかもしれません。

生い立ちや過去がちがう?

上述の通り、惣流は過去に母親を自殺で失ったという過去が描かれています。

惣流の母親・惣流・キョウコ・ツェッペリンは、NERVの前身であるゲヒルンドイツ支部の科学者でした。

キョウコ・ツェッペリンは、EVA弐号機における実験によって精神に異常をきたし、人形をアスカと思い込むようになり、幼いアスカに対しては見向きもしなくなりました。

惣流は、そんな母親に振り向いてもらいたくて、エヴァパイロットを目指しました

しかし、その思いは果たされず、アスカが弐号機の専属パイロットに選ばれた日、母親はその人形と共に首吊り自殺をしてしまったのです。

惣流は幼い頃に母親い振り向いてもらえなかった、母親に対する愛情を受けられなかったために、より強く他者からの承認を求めるような性格になりました。

早く大人として認めてもらいたくて』背伸びをして、大人の加持リョウジに好意を寄せていたのも、こういった過去が影響しています。

また、惣流の父親は、キョウコ・ツェッペリンの死後に、母親が入院していた病院の女医と再婚し、アスカはそういったこともあり父親や再婚相手とは決して良い関係ではありませんでした。

それゆえに惣流には、家族の愛・親の愛というものが欠けており、常に孤独に努力を重ねてきた経緯があります。

一方、式波の方は、その過去や生い立ちの描写がありません。

前述の通り、加持リョウジに対する好意が描かれていないことからも、過去や生い立ちが違う可能性があります。

ただ、新劇場版:破において、ミサトの家に同居を始めた夜、式波が一人ベッドの上で、女の子のマペット人形を手にはめて『あいつらとは違う私は特別』『だからこれからも一人でやるしかないのよアスカ』と、語っているシーンがありました。

また第8使徒殲滅後の夜、布団の上で『ずっと一人が当たり前なのに』『孤独って気にならないはずなのに』とつぶやき、寂しさからかシンジの布団に潜り込んでいました。

母親が精神に異常をきたして自殺するという壮絶な過去があったかどうかは不明ですが、式波も惣流同様に、家族の愛が欠けており、常に孤独と戦い続けてきたという生い立ちは共通していると考えられます。

戦線離脱する経緯が違う?

惣流も式波もエヴァの戦闘の中で大きなダメージを負い、一時戦線を離脱しますがその経緯は異なります

惣流は、使徒との戦闘における連戦連敗によって大きく自信を喪失し、さらに慕っていた加持リョウジの死や第15使徒アラエルの精神汚染による過去のトラウマのフラッシュバックなどもあり、精神崩壊して廃人寸前にまで追い込まれました

こういった経緯から戦線を離脱した、アスカの代わりにフィフスチルドレンとして渚カヲルが現れたのでした。

式波は、エヴァ参号機の起動実験に参加した際、アスカが搭乗した直後に参号機は使徒バルディエルに乗っ取られてしまいます。

初号機に登場したシンジが、アスカが搭乗した参号機(使徒)と対峙しますが、アスカが乗っていることを知っているシンジはそれが使徒だとしても攻撃ができませんでした。

碇ゲンドウは、参号機への攻撃を拒絶するシンジから強制的に操縦権を奪い、ダミープラグで初号機を操って参号機を破壊させました。

その際、初号機はアスカの乗ったエントリープラグをかみ砕きました。その際アスカのような悲鳴が聴こえましたが、その詳細は不明。

死亡したかに見えたアスカは一命はとりとめたものの、使徒による精神汚染の可能性も否定できず、そのまま隔離されることとなりました。

TVシリーズにおいては、この使徒バルディエルに乗っ取られた参号機に搭乗する役は、シンジの同級生である鈴原トウジでした。

それが新劇場版になってからは、式波に役目が回ったのです。

おそらく新劇場版においても、ストーリーの展開上、TVシリーズ同様に一旦アスカを戦線離脱させる必要があり、尺の都合上、鈴原トウジと役目を入れ替えることで代替したんだと思われます。

碇シンジへの接し方も違う?

惣流と敷波で、碇シンジへの接し方も微妙に違います。

『七光り』『バカシンジ』という呼び方やツンケンした態度は変わりませんが、式波の方がより明確にシンジに対して「デレる」いわゆるツンデレ的な態度は、式波の方があからさまに見えます。

例えば、新劇場版において、シンジが自分にだけではなく、綾波レイに対してもお弁当を作っているのを見てあからさまに嫉妬した態度を見せていました。

また、料理を練習している綾波レイに対抗して、アスカもシンジのために料理を練習するという、明らかにシンジに対する好意をうかがわせる行動をとりました。

料理をしている際『バカシンジだともう少し薄味のほうがいいのかな』と思案している姿はとてもかわいいです・・・笑

ミサトに『アスカもしんちゃんに料理をごちそうするの?』と茶化された時に、慌てて否定するあたりもその本気どがうかがえます。

ただ惣流の場合も、遊びと称してシンジにキスをしたり、また、26話で人類補完計画が進行する中で『
あんたが全部あたしのものにならないなら、あたし何もいらない』という強烈な好意の言葉が飛び出すなど、惣流の方がよりディープな感じです・・・笑

惣流も式波もシンジに対して好意を抱いているのは間違いないですが、ストーリーの展開的にも、その接し方には微妙な違いがあります。

左目の眼帯の存在が暗示するものとは?

新劇場版:Qから、式波の左目には眼帯が装着されていますが、その詳細は未だ明らかになっていません。

新劇場版:破では、参号機に搭乗した際に使徒に乗っ取られ、精神汚染の可能性もあり隔離されることとなりました。

その後14年後の世界である新劇場版:Qで登場した際は、すでに眼帯をしている状態でした。

この眼帯の奥が時折、青い光を放っている点が注目されます。

ちなみにこの青い光は、式波が参号機搭乗時、使徒に乗っ取られる際に放たれた青い光と似ており、式波は精神汚染を経て「人ではない何かになっている」、もしくは「人ではない何かを身に宿している」可能性が囁かれています。

赤木リツコがアスカが使途に乗っ取られた際に『人ではなくなってしまう』とその可能性を示唆するを発言していました。

また式波が、エヴァの呪縛によって14年の時を経っても見た目が変わらないという状態、さらに使徒である渚カヲルと同じように、人のことを「リリン」と呼んでいる点も、式波が人ではない可能性を示唆しています。

惣流は旧劇場版においてのラストシーンで、左目を負傷している姿で描かれています。

量産型エヴァによる集団リンチを受けたことによる負傷だと思いますが、この共通して左目を負傷しているという点が、伏線なのかブラフなのかは不明。

新劇場版:Qが、実は旧劇場版の続きという説もあります。「Q」=「旧」というつながりです。

ただそうなると、旧劇場版のラストでシンジがそのまま肉体を保って存在していたことの説明ができないなど、もろもろ矛盾が多いのでこの説は微妙です・・・

今後公開される「シン・エヴァンゲリオン」においてその謎が解明されることが待たれます。

アスカの精神汚染や使徒化については下記でより詳しく考察しているので併せてご覧ください・・・!

【エヴァ】アスカは死亡!?寄生されて使徒になった!?徹底考察!新世紀エヴァンゲリオン新劇場版:破において、使徒に乗っ取られたエヴァ3号機は、ダミープラグで操られたエヴァ初号機によって、アスカを乗せた...

惣流と式波どっちが可愛い?

惣流と式波、どちらもかわいいのは間違いありませんが、万人受けしやすいのは式波ではないでしょうか。

そもそも新劇場版シリーズは、よりエンターテインメント性が重視して作られているようで、TVシリーズのような鬱展開は少なく万人受けしやすいです。

式波も、綾波レイにあからさまに嫉妬したり、シンジのために料理をしたり、”よりわかりやすく女の子らしい姿“が描かれています。

それもそのはずで、アスカがシンジに好意を寄せるというのは、旧シリーズにおいて途中からつけられた後付け設定であり、最初からそう言った設定を受け継いだ式波と、途中から設定を付与された惣流では、その演出や態度に違いがでるのも当然といえます。

ツンデレヒロインが最もかわいく映るのは、ツンケンした態度を見せながらも主人公に対して、好意的になったり、かわいい女の子らしい姿を見せた時です。

その姿が、よりわかりやすいのが式波であり、式波がかわいいといわれるのもある意味当然といえば当然です。

ただ、どちらもアスカはアスカなので、惣流と式波を区別することなく応援してあげましょう・・・!

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管理人
のびぃ
大学時代、新世紀エヴァンゲリオン・攻殻機動隊・風の谷のナウシカを身体論的に論じた論文とか書いたり、アニメをテーマにした授業を喜んで履修してました。元来のアニメ好きが高じて、アニメを通して人生に役立つ心理学を学ぶアニメンタリズム運営しています!アニメキャラ考察を楽しみつつ、心理学の智識も学べる一石二鳥系のメディア。
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