Re:ゼロから始める異世界生活の赤髪メイド・ラムのかわいい魅力を心理学の知見を交えつつ解説していきます!
人気ヒロイン・レムの双子の姉で、毒舌かつ傲岸不遜な性格ですが、作中では随所にかわいい姿を見せており、そんな時折見せるかわいいシーンが非常に魅力的なのがラムです・・!
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目次
赤髪メイドのラムとは?
ロズワール邸で働く鬼族のメイド
ラムは、妹のレムと一緒にロズワール邸で働くメイドです。ただ、料理や裁縫など家事全般すべてを器用にこなすレムがお屋敷仕事の9割以上をこなしており、ラムはほぼ仕事をしていない模様・・・
そんなラムに対して、レムは絶対的な肯定と尊敬の念をもって接しており、常にほめたたえています。レムのこういった態度には、幼い頃の悲劇的な出来事が原因になっています。詳しくは下記をご覧ください。
かつては鬼族の神童だった
ラムは鬼族であり、かつては神童と謳われるほどの力を持っていました。鬼は本来角を二本もって生まれてきますが、双子のラムとレムは、それぞれ一本づつしか角を持っていませんでした。
そのため忌み子として生まれてすぐに殺されそうになりますが、赤子のラムが鬼の族長を吹き飛ばすという大器の片りんを見せつけて生き延びることができました。
成長してからのラムは、つの一本ながらも周囲を圧倒するほどの力を見せつけて、神童と謳われていました。
しかし、幼い頃に魔女教に襲われた際、妹のレムを守った一瞬の隙をつかれて、角を切られてしまします。それ以降、力が格段に落ち、長期不戦も不可能になってしまいました。
それでも、風属性の魔法(フーラ)で、人や動物を両断するほどの攻撃力をもち、今でも戦闘においては比較的頼りになる存在です。
また『千里眼』の持ち主でもあり、波長の合う生き物と視界を共有することで千里先までも見通すことができます。ただ使用中は無防備になってしまったり、あくまで視界を共有するだけなので、相手が見ているものしか見えないなどの制限があります。
作者の長月先生は、角ありのラムの強さは、作中最強のラインハルトの下につくと言われており、強者揃いのリゼロの世界においても、トップクラスの強さを秘めている鬼なのです。
傲岸不遜な性格でとにかく口が悪い
ラムの最大の特徴は、その「傲岸不遜(こうがんふそん)」といわれる毒舌で高飛車な性格です。
特にスバルに対しては辛らつであり、一応客人であったスバルに対していきなり『バルス』というあだ名をつけたり、『死になさい』『こんな貧相な恰好で働かれたらロズワール様の品位が疑われる』『お世辞に致命的にセンスがないわ』といったり・・・
また、スバルが魔獣に重傷を負わされた翌朝、偶然出くわしたラムとの会話中にスバルの腹の虫が鳴った際、『あれだけ重症だったのに目が覚めたらすぐに食事をせがむなんて浅ましい』『犬に噛まれて犬が移ったんじゃないの?』とと暴言を浴びせたり・・・
子供に好かれているスバルに対して面と向かって『どこがいいのかしらこんな男』といったり・・・
スバルが、日本の赤鬼と青鬼のお伽噺をした際は『登場人物に馬鹿しかいないんじゃないの?』と辛らつな感想を述べています。
また、ガーフィールの手からスバルを逃す際は、スバルはロズワールにとって大切だから手を出すな的なことを言うと思ったら、『バルスはロズワール様にとって・・・使えない使用人だもの捨ててもいいわね』と、シリアスな場面でも毒舌のボケをかましてきます。
元々が神童と呼ばれた天才美少女ということことを考えれば、その不遜な態度も妙に納得できてしまいます・・・
ラムの身長・体重・年齢・誕生日は?
年齢 | 17歳 |
---|---|
身長 | 154cm |
体重 | 53kg |
誕生日 | 2月2日 |
声優担当 | 村川梨衣 |
ラムのかわいい魅力を解説
毒舌と不遜なラムですが、そんなラムだからこそのかわいい魅力があるのです!次からは、その点について深堀していきます!
心底妹のレムを大切にするお姉さま
ラムは、不遜な態度で高飛車な態度をしており、普段は中々表に出ませんが妹のレムを心底大切に思っています。
ただ、高飛車なだけではなく、しっかりと姉としての愛のあるところがラムの魅力です。
レムが一度死亡した際は、普段はクールなラムからは想像ができないほどに取り乱し、レムの死について何かしらの関与が疑われるスバルに対して、激しい怒りと憎しみの感情を向けてきました。
このシーンで普段はクールなラムが、いかにレムのことを大切に思っているかがよくわかるシーンでした。
幼い頃から、ラムはレムの事を大切に思っており、神童と呼ばれたラムと比較されて苦しんでいたレムに対して、『気にすることないわ』『大丈夫ラムがついている。だから何も心配することはないわ』と気遣っていました。
こういった優しい姉である点が、ラムのかわいい魅力の一つです。
一途にロズワールに心酔する姿かわいい
ラムは、角を切られたために慢性的なマナ不足に陥っており、これは日常生活を送る上でも疲労が溜まるなど支障をきたすようです。ラムが、屋敷の仕事のほとんどをレムに任せているのもこの点が影響しています。
ロズワールによってマナを供給してもらっています。そういった関係性に加えて、ラムがロズワールに対して恋心を抱いており、ロズワールに対しては、100%の忠誠心を見せています。
その点は聖域において、ロズワール邸への魔女教襲撃を黙認していたロズワールに憤慨するスバルからロズワールを庇い、『お前も捨て石にされたんだぞ』というスバルに対して、『ロズワール様の行いはすべて許容する』『その中でラムがどう扱われどう切り捨てられようと同じことよ』といってスバルを制した点からも、その忠誠心の強さがわかります。
これは、かつてラムとロズワールが交わした契約が影響していますが、ラムは心底ロズワールを好きでいます。
アニメで、月明かりの下でロズワールに抱かれて、マナを供給される、しおらしいラムの姿は、普段が高飛車な分、より一層かわいく映りました。
ボケキャラっぽい一面がシュールでかわいい
ラムは普段は表情はあまり変わらずクールな女の子ですが、時折ボケキャラのような姿をみせますが、それがまだかわいいです。
スバルに対して自慢げにジャガイモの皮むきを自慢しながら『なにを隠そう私の得意料理はふかしイモよ★』と自慢げに語るシーンは、ラムに似合わないふかしイモという点がシュールで、自慢げに語るラムも可愛かったです・・・笑
スバルの口にいきなり熱々の『サツマイモ』を突っ込んで、『おいしいでしょ?』『できたて・・・いや・・ふかしたてよ★』と乙女チックに語るシーンは、コミカルでとても可愛かったです。
また、OVAの『Re:ゼロから始める異世界生活 Memory snow』では、寒さに弱いという一面を見せており、布団に丸まってガタガタと震えている姿がシュールでかわいいです。
同じくOVAで、雪像対決をした際は、レムとの合作でロズワールトスバルを合体させた『スバワール像』と名付けた、ロズワールが「ぞわっ」とするような雪像を作った際は、審査員のスバルが『残念だけど・・・5点(10点満点中)』といった直後に、ラムが『かーらーのー』と言って、点数がひっくり返るような煽りをした後、スバルが『変わらねぇよ!』と突っ込むと、絶望にうちひしがれるという、完全にキャラ崩壊しているシーンは、ラムに対する好感度が高まる貴重なシーンでした。
このように、普段は高飛車でクールなラムが、時折お茶目でギャグキャラっぽい姿を見せるとより、印象に残るシーンになりますが、これは、心理学でいうゲインロス効果がという心理効果が働いているためです。
最初に与えた印象とは、正反対になるような大きく異なる印象を与えると、より一層その印象が際立って映るという心理です。
悪い印象の強いヤンキーが、老人を助けたりといった良い人という真逆の印象を与える行動をとると、より一層実際以上に良い人に見えてしまうのもこのためです。
ラムはクールで傲岸不遜(ごうがんふそん)な態度という悪い印象を与えておいた上で、時折、シュールでギャグキャラっぽいかわいい姿を見せることで、より一層ラムがかわいく見えてしまうのです・・!
ロズワールを心底愛するラムの姿が、かわいいのも同様の心理効果が働いているためなのです・・・!
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まとめ
傲岸不遜(ごうがんふそん)なラムですが、時折見せるギャグキャラっぽいシュールな一面は本当にかわいいです!
原作ではロズワールとの関係性が明らかになっており、今後アニメで描かれるのが楽しみですね・・!