Re:ゼロから始める異世界生活(リゼロ)のメインヒロイン・エミリアはなぜかくも可愛いのか？エミリアの可愛い魅力を心理学の知見を交えつつ解説していきます！
リゼロは『レム』という強力なヒロインがいますが、エミリアも負けず劣らずの魅力を持っているのです・・・！
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目次
かわいいハーフ・エルフ！エミリアとは？
熱を操る魔法を扱うハーフ・エルフ
©長月達平・株式会社KADOKAWA刊／Re:ゼロから始める異世界生活製作委員会
エミリは銀髪のハーフ・エルフの美少女で、ロズワールの後ろ盾で立候補した、親竜王国ルグニカの次代の王候補の一人です。
灰色の猫の姿をした大精霊パックを従える精霊術師でもあります。戦闘においては、熱を操る力で氷を発生させて攻防を展開します。
単純な戦闘能力も比較的高く、ただ守られるだけのヒロインではありません。初登場時は、異世界召喚された直後、チンピラに絡まれていたスバルを救っています。スバルからはエミリアたんと呼ばれています。
また、常にエミリアの側にいる大精霊パックも非常に強力であり、原作者が発表したキャラクター強さランクでは、本気を出したパックの強さはSランクで、パックを止められるのは、世界を半壊させた嫉妬の魔女(SSランク)か、作中最強の剣聖ライン・ハルト(SSSランク)ぐらいです。
©長月達平・株式会社KADOKAWA刊／Re:ゼロから始める異世界生活製作委員会
ただパックは常に表に出ていられるわけではないようで、夜のうちは結晶石に入って眠ってしまいます。
性格は非常にお人好しで世話焼き
©長月達平・株式会社KADOKAWA刊／Re:ゼロから始める異世界生活製作委員会
エミリアは、非常に世話焼きで、困っている人は決して捨ておけない優しい性格をしています。
盗まれた王候補の証である徽章を探している際、たまたま見かけた道端で泣いている女の子を捨て置けず、大切な徽章探しを中断してでも、親探しを手伝っている姿が印象的でした。
エミリア自身は、自分自身が親切で世話焼きであることを認めようとはせず、親切な行いも、ただ自分の目的のために利用しただけという態度をとっており、そのツンデレっぽい態度がかわいいのがエミリアです。
エミリアの身長・体重・年齢は？
| 誕生日 | 9月23日 |
|---|---|
| 約107歳（書籍版では114歳） | 身長 |
| 項目名 | 164cm |
| 体重 | 羽のよう = 不明 |
| 担当声優 | 高橋李依 |
エミリアのかわいい魅力を徹底解説！
エミリアのかわいいところを心理学の知見を交えつつ徹底解説していきます！
たまにでる古い言葉遣いがかわいい
エミリは、「おたんこなす」「ぎったんぎったん」「おったまげたでしょ」「おかんむりなんだからね！」「びっくらこいちゃった」など、その美少女のような顔に似合わない、古くさい言葉を唐突に使用します。
そんなエミリアに、スバルが「〇〇ってきょうび聞かねえな・・・」というのがお決まりのやり取りとなっています。
エミリアはハーフエルフであり100歳を超える年齢であることから、古くさい言葉を使っても設定上おかしくはないのですが、美少女な顔にはあまりにも不釣り合いです。
しかし、そのギャップでそんな古くさい言葉遣いが妙に可愛らしく感じてしまいます。
優しく親切で世話焼きなところがかわいい
エミリアのかわいいところは、作中でもダントツに親切でお人好しな性格をしているところでしょう。
ラム、クルシュ、プリシラなど、中々に気が強いヒロインが多いリゼロの中で、その優しく思いやりのある性格は際立っています。
上述の通り、親とはぐれて道端で泣いている見知らぬ女の子を捨て置けず、徽章探しを中断して、親探しを優先したり、また、自分が銀髪のハーフ・エルフという外観から差別の目で見られて嫌な思いをするかもしれないのに、『スバルが勉強を頑張れるなら』と言って、一緒に村に行くことにするなど、自分の事よりも他人の事を優先するような性格です。
こういった優しく親切心のある性格は人を魅了するということが心理学的にわかっています。
スイス・チューリッヒ大学の論文で、18〜44才の男女327人を対象に「長期的なパートナーに求めるのはどんな性格？」と聞いて16種類の性格特性をランク付けしたところ、『親切さ・共感力』が第一位になったそうです。
つまり、他人に対して親切にできる人や、人の気持ちに寄り添う共感力の高い女性は、より魅力的に映るのです！
エミリアの、自分のことよりも他人のことを優先する『親切さ』や、常にスバルの気持ちに優しく寄り添う『共感力』はエミリアの魅力であり、そんな優しく親切なエミリアの姿に視聴者は惹かれてしまうのです・・！
素直じゃないスバルを受けとめる包容力の高さ
スバルは、ロズワール邸に来てから何者かに命を狙われなどして、死に戻りを繰り返し続けていました。
その中で、疲弊しきっていることを隠し、周囲からの信頼を獲得するため、執事の仕事を頑張り続けたスバルですが、思わず嘔吐してしまうほどに限界を迎えていました。
そんな疲弊した姿を隠そうとして無理するスバルを見かねたエミリアは、『特別だからね』と言ってスバルに膝枕をして『大変だったね』と優しい言葉をかけ、細かい詮索はせず、スバルに辛い気持ちをすべて吐き出させて楽にしてあげました。
©長月達平・株式会社KADOKAWA刊／Re:ゼロから始める異世界生活製作委員会
泣きじゃくって辛い気持ちを吐き出すスバルの言葉を、優しく聞き続けるエミリアから非常に高い包容力が感じられるシーンでした。
神回と言われる18話でも、レムが、感情的になるスバルの弱音を黙って聞き続けて、その感情を吐き出させていましたが、スバルの相手は、エミリアやレムのような、包容力のある女性にしか務まらないのでしょう・・・！
ツンとした態度や恥じらう態度など正統派ヒロインらしい反応
エミリアは自分がする親切や優しい態度を素直に認めようとしないところがあります。
例えば、スバルのために苦労してフェリックス・アーガイルに、スバルの治療をしてもらう約束を取り付けた際、スバルが『俺のために？』と喜んで聞くと、顔を赤らめながら『これは損失に対する正当な補てんなの！』と取り繕うシーンがとても可愛かったです！
©長月達平・株式会社KADOKAWA刊／Re:ゼロから始める異世界生活製作委員会
また上述の、スバルを膝枕をさせるシーンでは『特別だからね』『こっち見るの禁止』といって照れ隠しをしながらも、何だかんだ膝枕させてあげるシーンがとても可愛かったです。
また、エミリアのとをスバルが『エミリアたん』と愛称で呼んだ際は、長く人里離れて暮らしており人間関係に慣れていない、エミリアは顔を赤らめながら『やだこっちを見ないで』と照れ隠しするシーンもまた可愛かったです。
©長月達平・株式会社KADOKAWA刊／Re:ゼロから始める異世界生活製作委員会
こういった、エミリアの少しツンとした態度や恥じらう態度は、正統派ヒロインらしいとてもかわいいポイントです・・！
心配性な性格がかわいい
エミリアは、必要以上にスバルの身を案じたり心配する姿を作品の中で見せており、心配性な性格をしています。
ロズワール邸から、スバルが一人で王都に向かう際『ハンカチ大丈夫？』『飲み水とラグマイト鉱石と・・・』『それから、それから・・・一人で寂しがらずに寝れる？』と、息子を心配する母親のような姿を見せました・・・笑
母親のようですが、なんともかわいいエミリアでした・・・！
バルセロナクリニック病院の研究で、こういった心配性な女性はモテるというデータが出ています。
不安や緊張の多い女性は、いっぽうで気配りやトラブルを未然に防ぐ能力が高く、こういった性格は子育てに向いており、より男性が「女らしさを感じる性格」らしいのです。
つまり男性から見ると、心配性で心配りや気遣いができる性格の女性は、より魅力的に映るのです・・！
『ハンカチ大丈夫？』『飲み水とラグマイト鉱石と・・・』『一人で寂しがらずに寝れる？』といった、スバルに対する起こりうる様々なトラブルを未然に防ごうとするエミリアの姿は、まさに上記の性格に合致しており、こういったエミリアの心配性な性格は男性を惹きつけるのです・・・！
かわいいエミリアに心配されてみたいですよね・・・笑
参考：「男は衝動的なほうがモテて、女は神経症なほうがモテる！」との研究結果
外見によって受ける差別から自己評価が低い
エミリアは、銀髪のハーフ・エルフという、かつて世界を半壊させた嫉妬の魔女と同じ外見をしていることから、差別的な扱いを受けることが頻繁にあります。
王都で王候補が一同に会した際、プリシラからは『生まれてきたごめんなさいと謝罪してみせるか銀色のハーフエルフよ』と意地の悪い言葉を言われたり、
また、賢人会のおっさんからは『銀髪の半魔は、かの嫉妬の魔女の語り継がれる容姿そのものではないか。玉座の間に入れることすら恐れ多いと、なぜ気づかぬ。汚らわしい。』と辛らつな言葉を投げかけられています。
©長月達平・株式会社KADOKAWA刊／Re:ゼロから始める異世界生活製作委員会
自分が住むメイザース領の村人からも敬遠されており、魔女教による襲来から村人を守るため屋敷に避難するように呼びかけましたが、誰一人としてエミリアに耳を貸そうとしませんでした。
©長月達平・株式会社KADOKAWA刊／Re:ゼロから始める異世界生活製作委員会
アニメ25話でスバルに対して泣きながら
『私ハーフエルフ・・・』
『銀色の髪で・・・ハーフエルフで・・・魔女と見た目が似てるからって・・・いろんな人から疎まれてるし嫌われてるの』
『ホントにすごーく嫌われてるの・・・』
『人付き合いの経験が少ないから友達とかいないの・・・・』
『非常識で世間知らずだから変なこと言っちゃう時もあるし・・・』
『誰かに好きだなんて言ってもらえる日が来るなんて考えたこともなかったから・・・』
と語っていることからも、エミリアがハーフ・エルフという容姿などから必要以上に自己卑下する性格をしていることがわかります。
恋愛心理学で世界的に有名なジョン・グレイ博士によると、男性には『困っている女性を助けて、女性にとってヒーローになりたい』という欲求があるそうです。
つまり、男性が守ってあげたくなるような、弱さや脆さを感じる女性に男性は惹かれてしまうのです。
エミリアの「差別を受ける可哀想な姿」や「誰かに好きだなんて言ってもらえる日が来るなんて考えたこともなかった」という自分を卑下するような発言は、男性の「女性を守ってあげたいという欲求」を刺激して『俺が守ってあげたい』と思わせてしまうのです・・！
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まとめ
エミリアはある意味、教科書通りともいえるような可愛らしい正統派ヒロインです。
そこに差別を受ける悲しき境遇や、母親のように主人公の身を案じる心配性な性格や、古くさい言葉遣いなど、エミリア独自の個性が加わって、より一層男性を惹きつけるかわいいヒロインに仕上がっているのです！
