かぐや様は告らせたいの裏ヒロインとされる伊井野ミコ。
私立秀知院学園高等部1年B組で風紀委員と生徒会の会計監査を担当する、超がつくほどの真面目系女子。
アニメでは2期から登場した伊井野ミコですが、ある意味、主人公のかぐや以上のヒロイン要素、モテ要素を備えたキャラクターです。
本記事では、そんな伊井野ミコのかわいい魅力を心理学の知見を交えつつ解説していきます。
目次
伊井野ミコとは?
以下では、伊井野ミコのキャラクター性や、基本データをおさらいしていきます!
伊井野ミコの基本データ
誕生日 | 5月5日 |
---|---|
血液型 | O型 |
身長 | 147cm |
所属 | 私立秀知院学園高等部1年B組 |
担当声優 | 富田美憂 |
風紀委員を務めるクソ真面目な少女
伊井野ミコは、中等部の頃より風紀委員を務める、クソ真面目という言葉しっくりくるほどに、頑固で融通が利かない少女。
『正しさ』を心底愛しており、正義は必ず報われると盲信する理想主義者。
校則違反をしている生徒には、口うるさく注意をするために、生徒から基本的に疎まれており、『ウザさが服着て歩いている』と石上優は語っていました。
心に様々な闇を抱えている模様
父親が高等裁判所の裁判官、母親が人道支援団体員。正義を貫き、人助けをする両親を尊敬しているようで、伊井野ミコのクソ真面目な性格は両親の職業も影響しています。
一方で、幼少の頃からよく両親が家を空けていたために、愛情に飢えている面があります。(この点はかぐやと似ていますね・・・)
小学校の頃から、児童会長や生徒会長に立候補し続けていますが、生徒から疎まれていることもあり、落選し続けています。
あがり症な性格でもあり、人前で話すのは苦手。落選を続けることで、苦手意識が強まり、選挙の演説で全校生徒の前にたった時には、普段の強気な態度は消え失せます。
定期テストでは常に学年1位で非常に優秀。トップから陥落することへの恐怖心からくる強迫観念があり、涼しい顔をしていますが、内心は必死で1位をキープしている模様。
やや妄想癖もあり、周囲の状況を曲解して、あらぬ妄想を繰り広げて一人空回りします・・・
クソ真面目な性格の伊井野ミコですが、間の悪さや妄想癖から、ギャグ回では落ち担当を担うことが多いです。
伊井野ミコのかわいい魅力を心理学で解説!
伊井野ミコのかわいい魅力を心理学の知見を交えつつ解説していきます!
小柄で清楚なところがかわいい
伊井野ミコは身長147cmと小柄で華奢、髪型も二つ結びで清楚なキャラクターデザインをしています。
この清楚で華奢な体型は、男性に刺さりやすい属性といえます。
例えば、進化心理学の研究において、男性はより若い女性を好むと言われており、華奢でスリムな体型は若さの象徴として機能し、男性からより魅力的に映りやすいとされています。
また、恋愛心理学で有名なジョングレイ博士によると、男性は女性を守り助けるヒーローになりたい願望・欲求あり、そういった男性の願望や欲求をくすぐる弱さや脆さを見せてくる女性に男性は惹かれてしまうそうです。(庇護欲求)
また、処女信仰の強い日本においては、清楚さはヒロインにとって重要なポイントであり、見るからに身持が堅そうな点も、伊井野ミコの魅力になっていると考えられます。
また、正義はからなず報われるといった考え方や猪突猛進なところなど、思考や行動に子供っぽさを感じさせます。
また、自己肯定感が低く、自分の可愛さに無自覚であり、カメラを向けられると恥ずかしがって顔を隠すような態度を見せます。
こういった、キャラクターデザインや性格から滲み出る、『幼さ・純粋さ・清楚さ』は、腹黒さが見える「かぐや様は告らせたい」に登場する他のキャラにはない魅力になっていると考えられます。
特に、ロリコンの男性には刺さりそうな設定とキャラデザですが、ロリコンが多いとされる日本においては、非常に受けの良いキャラクターに仕上がっているのではないでしょうか。
徐々に表情豊かになっていく所がかわいい
伊井野ミコは、生徒会長選挙のライバル候補として登場しました。
そのため生徒会のメンバーに対しては、敵意剥き出しで、常にプンプンしていました。
しかし、生徒会のメンバーに加わってからは、尊敬する藤原書記に籠絡させられるような形で、様々な表情を見せるようになります。
基本的にプンプンしていて、仏頂面な伊井野ミコだからこそ、時折みせる、笑顔や困った表情が可愛く見えます。(ゲインロス効果)
こういった元々、クールだったヒロインが、徐々に、表情豊かになっていくことでさらに魅力的になっていくのは、ある意味定番です。
伊井野ミコもその例にも漏れない、ギャップの効いたクーデレタイプのヒロインといえます。
いろいろズレている所がかわいい
伊井野ミコがただのクソ真面目なキャラであれば、そこまで人気にはならないでしょう。
藤原書記を優秀であると絶対視したり、妄想で空回りしたり。ズレている方向に、猪突猛進していく様が、子供っぽくてかわいいです。
清濁を併せ持つような生徒会のメンバーとは、相容れなそうなクソ真面目キャラですが、その隠し持った天然ボケという属性によって、見事に落ち担当を担っています。
思わず応援したくなる境遇
伊井野ミコは、非常に頑張り屋な性格をしています。
落選を続けて、周囲の人間から敵意を向けられ、陰で涙を流しながらも、何度も生徒会長に立候補する頑張り屋さんです。
人間には、不利な立場にある人、劣勢にある人を応援したくなる心理があり、これをアンダードッグ効果といいます。
あがり症、自己肯定感の低さ、周囲からの嫌がらさなど、様々な闇を抱えながらも頑張る伊井野ミコは、思わず応援したくなるようなキャラになっていると考えられます。
伊井野ミコのかわいい魅力まとめ
『無垢さ・純粋さ・清楚さ』など、伊井野ミコは、作品の中で最も正統派ヒロインとしての属性を備えたキャラといえます。
キャラクターの設定の様々な面で、日本人男性の性癖に刺さるような要素が散りばめられています。
ただ、公言するとロリコン認定されてしまいそうなので、隠れファンが多そうなキャラといえそうです。