東京リベンジャーズの中でも格段に人気のあるキャラクターが、東京卍會の総長、佐野万次郎(さのまんじろう)ことマイキー。
本記事では、そんなマイキーの人気の理由やかっこいい魅力を心理学の知見を交えつつ解説していきます!
マイキーのかっこいいシーンも併せて紹介するので、ぜひ最後までご覧ください!
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目次
マイキーとは?
マイキーの基本データ
生年月日 | 1990年8月20日 |
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年齢 | 15歳(過去)/27歳(現代) |
身長 | 162cm |
体重 | 56kg |
血液型 | B型 |
担当声優 | 林勇 |
東京卍會の総長
マイキーは、『東卍』(トーマン)こと、東京卍會の総長。
武道がトリップした過去の世界において、東京卍會は、構成員約100人程度の、東京でも一大勢力を誇る暴走族チームでした。
東京卍會は、元々、暴走族の「黒龍(ブラックドラゴン)」に対抗するため、場地圭介の呼びかけで結成されました。
結成当初のメンバーは、佐野万次郎・龍宮寺堅・場地圭介・三ツ谷隆・林田春樹・羽宮一虎の6人でした。
結成時、マイキーは、チーム名を「東京万次郎會」にしようと提案しましたが、他のメンバーから全く同意を得られず、「東京卍會」に落ち着きました。
マイキーの家族は、両親は生まれてからおらず、15歳時点では祖父と腹違いの妹・エマとの3人暮らしでした。
10歳上に兄・真一郎がいましたが、12歳の頃に死亡しています。
真一郎は、マイキーの誕生日のためにバイクを盗もうとした、一虎によって殺害されています。
一虎は、場地とともに、真一郎の店とは知らずに侵入し、偶然真一郎と遭遇。窃盗がバレて焦った一虎は、暗がりで真一郎とは気づかずに誤って殺害してしまいました。
10歳年上の真一郎はマイキーの親代わりで、マイキーも真一郎を慕っていたようでした。
不運にも、仲間の手によって真一郎を失ったことがマイキーの精神面における不安定さにつながっていくこととなりました。
圧倒的強さを誇る「無敵のマイキー」
体格はチームでも小柄な方がだが、その戦闘能力は圧倒的。作中では無敗を誇り、「無敵のマイキー」と呼ばれるほど。
リーチ差を埋めやすい、蹴り技を得意としており、「核弾頭みてーな蹴り」と称されています。
作中では、自分よりも遥かに体格の大きい相手を、一撃で葬り去る様を見せ付けています。
純粋な腕力はそこまでではなく、東京卍會内での腕相撲ランキングでは、3位圏外になっています。が、その代わりに、足の速さは一位となっており、脚力は異常に高い模様。
実は染まりやすく繊細な性格
マイキーは、東京卍會として活動する集会などでは、リーダーとして威厳のある姿を見せますが、その性格は、どちらかといえば無邪気で自由奔放な印象を与えます。
例えば、他校である武道の学校の授業中に「遊ぼうよ〜」と平然と入ってきたり、ファミレスでお子さまランチを頼んで、旗が刺さっていないだけで腹を立てて拗ねたり、お腹いっぱいになるとすぐ寝たりします・・・笑
また、腹を刺されて生死の境を彷徨っていたドラケンの手術中は、取り乱すメンバーを「ケンチンを信じろ」を勇気づけて平然を装っていましたが、手術が無事に終わると安堵して、人知れず涙を流すなど、自分の弱みを他人に見せようとはしませんでした。
妹のエマは、マイキーのことを「どんな時も人前では強いところしか見せないが、本当は使い古したタオルケット握りしめていないと寝れない弱い男の子」と称しています。
つまりマイキーの内面は、「無敵のマイキー」という外聞からは程遠い、脆く、繊細な性格の持ち主なのです。それゆえにブレやすく染まりやすいタイプと言え、片腕ともいえるドラケンがいてこそマイキーは、真っ直ぐ歩けるのです。
こういった、強いマイキーの脆く弱い一面は、女性心をくすぐる一つの要因になっているといえましょう。
現代では犯罪組織のトップ!?
マイキーは、現代の世界では27歳になりますが、依然、東京卍會のトップに君臨しています。
しかし、現代の東京卍會は、ギャンブル、詐欺、暴行、殺人なんでもあり犯罪組織と成り果てていました。
過去のマイキーは、犯罪行為は当然、女を殴ったりするような倫理に反するようなことも嫌うような性格でした。
そこまでマイキーが、変わり果てたのには、多くの不幸を背負ってしまったマイキー自身の孤独による絶望と苦悩から来ています。
マイキーが、闇堕ちした背景には、マイキーを利用してのし上がろうする野望をもった稀咲鉄太が裏で糸を引いていおり、それを阻止するために武道は何度もタイプスリップをしています。
マイキーのかっこいい魅力を心理学で解説
以下からは、マイキーの人気の理由や、かっこいい魅力を心理学の知見を交えつつ解説していきます!
無敵の強さがかっこいい
マイキーのかっこいい魅力は、そのかわいいルックスに反して、無敵の強さを誇る点にあります。
前述の通り、マイキーは、作中では無敗を誇り、自分よりも遥かに大きい男を、その蹴りで一撃で倒す姿は非常にかっこいいです。
見るからに強そうな大男が圧倒的な強さを見せるよりも、一見強く見えない、かわいい系のキャラが、実は最強で超強いという方が、よりその強さが印象に残りやすいです。
これは人間には、意外性によって、その印象が大きく変わる心理があり、これを心理学でゲインロス効果といいます。
マイキーは、一見強くなさそうに見えるというマイナスの印象を与えて置いた上で、実は「無敵のマイキー」で超強いというプラスの意外性を見せることで、その魅力を高めているのです。
マイキーは親近感が湧きやすい
マイキーは、特に副総長のドラケンと比較して、強さは上だとしても、体格は遥かに劣り、人間的には未熟な点も多いです。
読者の視点から見ても、欠点の多いマイキーの方が、より人間味を感じたり、親近感も湧きやすいと考えられます。
そんなマイキーだからこそ、より応援したくなり、遥かに大きい大男を蹴り飛ばすマイキーの姿を痛快に感じられると考えらます。
人間には、類似性の原理というものがあり、自分に近いと感じる相手やキャラに、好意を感じる傾向があり、マイキーの人気の理由に一つになっていると考えられます。
かわいい系のルックスが女性心をくすぐる
マイキーは、そのハーフアップの髪型も相まって、一見して女の子ようなかわいいルックスをしています。
心理学の研究で、男性のルックスは、4割程度女性化させた顔が一番女性からの高感度が高くなるという研究があります。
女性的な顔をした男性が人気なのは、日本でジャニーズ系のイケメンが人気な点からもわかると思います。
研究者は、女性的な顔の男性の方が、より優しい印象を与え、女性は本能的にその優しさを子育てに向けてくることを期待するため、優しい印象を与える女性的な顔をした男性を好むとしています。
他作品を見ても、パワー系のゴリマッチョキャラよりも、女性的なイケメンキャラに人気が集中しがちなのも、こういった女性の心理が関係しているのです。
いざという時に頼りになるギャップがかっこいい
マイキーは、前述の通り、普段は、お子さまランチを頼んだり、お腹一杯になると出先でも構わず寝るなど、子供のような無邪気な性格をしています。
しかし、いざという時には、誰よりも頼りになる「無敵のマイキー」の姿をみせます。
そんな、振れ幅の大きさが、マイキーをよりかっこいい男に見せるのです。これも前述のゲインロス効果が関係しています。
普段はチャランポランだからこそ、いざという時の頼りになる姿かっこよく映るのです。役得というやつです・・・!
目的や信念をもっているところがかっこいい
マイキーがかっこいいのは、ただ、喧嘩が強いだけというのが理由ではありません。
マイキーがかっこいいのは、その背景に、信念や目的意識を持っている点にあります。(少なくとも過去のマイキーは)
マイキーは、不良がダサいと形容されることに課題意識をもっており、そんな時代の風潮を変えて「不良の時代をつくってやる」という意思をもっていました。
また、誰かれ構わず暴力をふるうことを是とせず、犯罪行為や倫理に反することはやらないという哲学を持ち合わせていました。
こういった、不良としての哲学や信念を持ち合わせている点もマイキーのかっこいいところであります。
謎に包まれた現代の姿が読者の興味を唆る
マイキーは、現代において、殺人も平気で行う犯罪組織のリーダーと成り果てました。
かつての、信念を持っていたマイキーがなぜ、犯罪組織のリーダーと成り下がったのか。
現代のマイキーの、腹の底からの本心、そして、その本心が形成されるにいたった過程や経緯は未だ謎に包まれています。
こういったマイキーの闇堕ちの謎に、多くの読者が興味を惹かれています。
人間には、本能的に情報探究心が備わっているされてり、謎が残るものや、全容がわからないものに、より興味を惹かれてしまうという心理があります。
これを心理学では、ツァイガルニック効果といいます。
マイキーの闇の部分も読者を惹きつける重要な要素になっているのです。
マイキーのかっこいいシーンをまとめて紹介
メヴィウスの総長を一撃で倒して啖呵を切るマイキーがかっこいい
パーちんがメヴィウスの総長に殴られ続けて意識を失ったあと、替りに出て行ったマイキーは、一撃でメヴィウスの総長を蹴り倒しました。
そして「俺が後ろにいる限り誰も負けねぇんだよ」と言い放ちました。誰もがついて行きたくなるほど、かっこいい姿でした。
一虎にガチギレしたマイキーがかっこいい
ヴァルハラとの戦闘で、一虎は、複数人でマイキーを押さえつけさせた上で、一方的に鉄の棒で殴りつけました・
後ろから羽交締めにされて、足を押さえつけられて、されるがままだったマイキーですが、一虎の「英雄になるため敵を殺す」という言葉に激怒。
押さえつけていた男もろとも、足を振り上げて、一虎を蹴り飛ばしました。
一次元の強さを見せたマイキーですが、その表情もかつて見せたことないほどの怒りに満ちていました。
かつて、兄貴を殺した一虎をマイキーは許せておらず、そんな風に兄貴を殺したのかと、怒りを爆発させたのです。
半間を一撃で屠るマイキーがかっこいい
ヴァルハラの中でも最も厄介な相手だった半間を一撃で屠ったマイキー。
マイキーよりも遥かに大きい、半間を一撃で倒す姿は非常に痛快でかっこいいです。
いろいろブチ切れて、吹っ切れたマイキーに勝てるものは誰もいません・・・
心理学で最も信頼性が高いとされるビッグファイブ分析であなたの性格に近い東京リベンジャーズのキャラを診断します!
30秒程度終わる簡単な診断なので是非受けて見てください!
おわりに
一見かわいいのに強いというマイキーのようなキャラクターは、不良漫画においては、いそうでいなかったキャラクターといえます。
他の漫画を見れば、定番で人気の設定ですが、不良漫画では以外にも珍しい設定だったのかもしれません。(見逃していたらすいません・・・)
そういった新規性もまた、マイキーの魅力を高める大きな要因になったと考えられます。