スパイファミリーにおいて、WISEに所属するスパイを統率するハンドラーとして時たま姿をみせる美女シルヴィア・シャーウッド。
ロイドの上司にあたる重要人物ですが、その正体の多くは謎に包まれています。
今回は、そんなシルヴィア・シャーウッドについて解説していきます。

ハンドラー(シルヴィア・シャーウッド)とは?
©遠藤達哉/集英社
西国情報局体東課WISEのハンドラー(管理者)です。年齢は非公表。
表の顔は、在東西国大使館で外交官として仕事をしつつ、多数の諜報員を統率しています。
全くの隙を見せない威容から、鋼鉄の淑女(フルメタル・レディ)と呼ばれて恐れられています。
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ロイドやフィオナの上司にあたり、作戦の命令は大抵ハンドラーであるシルヴィアから伝えられているようです。
秘密警察の監視がある中で、情報共有のため接触するには、それぞれ変装をしたり、見張り役を巻く必要があったりと、簡単にはいきません。
一度、ロイドが老人に扮し、シルヴィアが老婆に扮して、かなりの間隔を空けて電車のなかでやりとりをしていました・・・
ハンドラーはただ裏方をしているだけではなく、時には取り調べや尋問も担当しているようです。
ハンドラー(シルヴィア・シャーウッド)の過去や娘は?
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シルヴィは年齢は非公表ですが、ロイドの上司にあたることからも、少なくともロイドよりは年上と考えられます。
ロイド自身が、戦争孤児であった過去が示唆されていることからも、シルヴィアも戦争の経験があるようです。
爆弾犬を使用したテロを画策していた犯人に対して、戦争の惨さを語っていた点からも、かなり凄惨な経験をしてきたと考えられます。
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そのためか、世界の平和に対して強い想いがあるような発言をしています。
ロイド自身も強く世界の平和を願っているように、シルヴィアもロイド同様の想いをもって任務に当たっていると考えられます。
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また、シルヴィアにはアーニャくらいの年頃の娘がいたことが示唆されています。
東国の実験動物だったボンドをWISEが回収するはずでしたが、アーニャがボンドを引き取りたいと駄々をこねました。
アーニャが「学校をやめる」というオペーレーション<梟>の継続に支障をきたすような駄々をこねたというのもありますが、アーニャの想いを汲んで、シルヴィアは、ボンドを引き取ることを許可しました。
その際、ロイドに対して、「私にもあれぐらいの娘がいた」と語ったのが根拠になります。
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ただ、「いた」と過去形になっているので、既に亡くなっているか、もしくは、スパイという職業柄、危険が及ばぬように離れたところで暮らしている可能性もあります。
今後のストーリーの展開では、シルヴィアの娘については、描かれる可能性があります。

ハンドラー(シルヴィア・シャーウッド)まとめ
シルヴィア・シャーウッドは登場回数が少ないこともあり、そのキャラクター性は未だ謎に包まれています。
示唆されている娘の存在についても、死亡したのか、それとも別の遠い場所にいるのかも不明です。
巻末のおまけ漫画では、買ったばかりのコートのタグを付けっぱなしにする姿が描かれるなど、実は天然なのかもしれません。
同じクールビューティーのフィオナがだいぶぶっ飛んだ性格だったので、シルヴィアも何かしら隠し持っているかもしれません。
今後が楽しみなキャラクターといえますね!