スパイファミリーに登場する、イーデン校におけるアーニャの同級生のダミアン・デズモンド。
オペレーション<梟>のターゲットであるドノバン・デズモンドの息子(次男)でもあります。
ラスボスの子供とは思えない、少年らしいかわいい魅力に溢れたダミアン・デズモンドを深掘りしていきます。

ダミアン・デズモンドとは?
©遠藤達哉/集英社
ダミアン・デズモンドは、イーデン校におけるアーニャの同級生で、東国の国家統一党総裁ドノバン・デズモンドの次男です。
初登場は8話。イーデンの入学式で名前を呼ばれた時には、内心「さま」をつけろ「さま」をと、いかにも鼻持ちならないクソ餓鬼といった登場しました。
ロイドのナカヨシ作戦を察知したアーニャが、ダミアンに近づこうとしましたが、ダミアンがアーニャを見て「オレの魅力に気づいてホレたか」「なかなか見る目あるじゃないか」と思ったのを読み取り。うんざりして話しかけるのをやめていました・・・
入学式が終わったあと、取り巻きを従えつつ、「国家統一総裁の息子だぞオレは」と威張り、アーニャに「親の仕事はなんだ?」「レベルによっちゃ友達に加えてもいいぞ」と偉そうに話しかけたダミアン。
そんなダミアンに内心腹を立てつつも、作戦のために我慢して、ヨルに教わったとおりに笑顔で対応したアーニャ。
しかし、その作り笑顔があまりに下手くそで、明らかに小馬鹿にしたような笑みとなり、ダミアンの怒りを買ってしまいました。
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そのあと、因縁をつけてきたダミアンを、グーパンで殴り飛ばしたことで、二人の関係は最悪になったかと思いました。
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しかし、その後、アーニャが泣きながら謝ってきた姿を見て、あまりのしおらしさに、驚愕したダミアン。それ以降、アーニャのことが気になるようになっていきました・・・
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(アーニャが謝罪したのは作戦のために仕方なくであり、泣いていたのは、反省していたのではなく、たまたま自分の悪口をいう生徒の心をの声を聞いて悲しくなったからです)
ダミアン・デズモンドはかわいい?
ダミアン・デズモンドは、最初は父親の権威を笠に着た、鼻持ちならないガキという印象でしたが、ストーリーが進むに連れて徐々にその印象が変わっていきました。
惚れたアーニャに弱い
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アーニャのことが気になりだしてからは、アーニャに対してツンケンした態度を見せつつも優しさを見せるシーンがあります。
授業でドッジボールをした時は、豪速球からアーニャを庇ってアウトになっていました。
また、食べ物は必ず皇帝の学徒(インペリアルスカラー)になれるマカロンをかけてババ抜きを勝負をした際、ポーカーフェイスが苦手なアーニャは負けそうになっていました。
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しかし、アーニャの泣きそうな顔を見た、ダミアンは、あえてアーニャからババを引いて負けてあげていました。
惚れた女の子に酷いことはできないダミアンがわいいですね・・・
父親に見てもらいたくて頑張る
©遠藤達哉/集英社
ダミアンは、最初は「国家統一総裁の息子だぞオレは」と威張り散らしていましたが、手放しで羨ましがられるような家庭ではないことが徐々に明らかになっていきました。
基本的に、忙しい父親のドノバンは、ダミアンに対して関心を示さず、全く見てもらえていないようでした。
イーデンの懇親会(ロイドが出席を目論んでいる)で学校にドノバンが来るときは、兄に電話して「ちょっとだけ会えないか」と伝えて欲しいと電話をしていました。
このことから、基本的に、父親とは面会すらできず、兄ですらも電話で話すのみという間柄のようです。
ダミアンの兄・デミトリアスは、皇帝の学徒(インペリアルスカラー)となっているため、懇親会に出席することができ、父親との接触が可能です。
ダミアンは、父親のように政治家を目指していると語っており、たとえ見てもらえなくても、父親を尊敬し、その背中を追っているようでした。
優秀な成績をとって皇帝の学徒(インペリアルスカラー)となり、父親に振り向いてもらうため、目にくまができるまで、遅くまで勉強をしている姿も描かれていました。
懇親会の帰りにドノバンから、皇帝の学徒(インペリアルスカラー)になるために必要なステラを一つ獲得したことを、褒められた時に心底喜んだ顔をしたのが印象的でした。
ダミアンには、ダミアンなりの苦しみがあり、それを乗り越えるために必死に努力しているのがダミアンなのです。

ダミアンについてまとめ
父親に振り向いてもらうために努力するダミアンはかわいいです。
ラスボスの息子ということで、スートーリーの展開上、非常に重要な役割を果たすことは間違いないでしょう。
今後も、ダミアンの活躍、アーニャとの関係にも目が離せませんね!