スパイファミリーに登場する、イーデン校におけるアーニャの同級生・ベッキー・ブラックベル。
やや高飛車ながらも、大衆に迎合することなく自分を貫く強気な性格が魅力的な少女。
今回は、そんなベッキー・ブラックベッルの性格や、かわいい魅力について解説していきます。

ベッキー・ブラックベルとは?
©遠藤達哉/集英社
ベッキー・ブラックベルは、東国の大手軍事企業ブラックベルCEOの娘で、イーデン校でアーニャと同級生。
初登場は第8話。イーデン入学式の時。
たまたま近くに整列したアーニャにたいして、「ガキっぽい子、世話役ぐらいにはしてあげてもいいかしらね」とやや高飛車な考えで、話しかけました。
そんなベッキーの心を読んだアーニャは、そっぽむいてシカトしていまいた。こんな感じで、初対面の二人の印象はあまり良いものではありませんでした。
しかし、因縁をつけたダミアンに対する、アーニャの大人な対応(ただ下手くそな笑顔を浮かべただけ)を見て感激し、アーニャのことを気に入るようになりました。
さらに、アーニャが、ムカついてダミアンをグーでぶん殴ったことを先生に咎められたときに、咄嗟にベッキーの足を踏んだからと嘘をついたことで、さらにベッキーはアーニャのことが好きになりました。
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アーニャは、その能力故に、クラスメイトたちの本音が聞こえてきて学校を怖がっていました。しかし、本心からアーニャと仲良くなりたいと考えているベッキーの存在が救いになり、学校に対する恐怖心もなくなっていきました。
こうして、ベッキーとアーニャの距離は縮まっていき、お揃いのキーホルダーを購入するほどの大の仲良しになっていきました。
ベッキー・ブラックベルの性格
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基本的には、いかにもお金もちの令嬢といった高飛車な態度がちょっと鼻につく女の子です。
「程度の低い連中と群れてもいいことないわ!」と、基本的に周囲を見下しています。アーニャに対しても、最初は「世話役ぐらいにはしてあげてもいいかしらね」といった完全に上から目線でした。
ナーサーリー(幼稚園)時代は、そんな性格ゆえに、周りの子に酷いことを泣かせていたようでした。
一方で、打算でダミアンに近づこうとするものを冷ややかな目で見るなど、大衆におもねることはしない、上流階級の気位の高さを窺わせます。
また、一度気に入った相手には、損得勘定抜きで、面倒を見ようとする世話焼きな一面もあり、アーニャのことは妹のようにいろいろ世話を焼こうとします。
ロイドの考えて、ナカヨシ作戦のため、ダミアンに取り入ろうとするアーニャを見て、アーニャがダミアンのことを好きだと勘違いしており、アーニャがダミアンに気に入られるよう、洋服の買い物に連れ出していたりもします。
ちょっとオマセなところがあり、恋愛に対して興味津々。ロイドのことを気に入っており、ヨルをライバル視していたりします。
ベッキー・ブラックベルのかわいい魅力
以下では、ベッキーのかわいい魅力をまとめて紹介していきます!
人に流されない気位の高さ
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ベッキーの魅力は、高飛車ながらも人に流されず、強く自分を持っているところです。
打算でダミアンに近づくことを冷ややかにみたり、孤立しているアーニャには周囲を気にすることなく親しくなろうとするなど、他人がどう思うかではなく、自分の心に従って行動します。
そのせいで、やや傲慢になったり、物事や他人を知ったつもりになってしまうこともありますが、周囲の流れに逆らって自分を貫く生き方ができるのは非常に魅力的だと思います。
世話焼きなところがかわいい
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アーニャにいろいろと世話を焼いて、守ってあげようとするベッキーがかわいいです。
ベッキーにとって、小柄で幼くみえるアーニャは妹のような存在で、そんなアーニャを「何があっても守ってあげるわ」と語っていました。
おませなところがかわいい
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ベッキーは、映画館に行った際には恋愛映画をチョイスするなど、恋愛やお洒落に興味津々で、6歳にしてはませた女の子です。
偶然見かけた、ロイドの写真をみてイケメンのロイドに一目惚れ。
妻であるヨルをライバル視するなど、割と真剣にロイドのことを狙っているところがまたかわいいです。

おわりに
ベッキーは、大手軍事企業ブラックベルCEOの娘です。
ロイドの目的は、デズモンドの戦争計画を阻止することであり、そうなれば軍事企業のブラックベルが、今後ストーリーに関わってきてもおかしくありません。
ストーリーの展開では、ブラックベルCEOが登場して、ロイドと協力するような展開もあるかもしれません。
ベッキーが、今後のストーリーのキーマンになるかもしれませんね・・・