今回はスパイファミリーに登場する、フォージャー家の娘・アーニャ・フォージャーのかわいい魅力を解説していきます。
とある組織の実験によって生まれた、人の心を読むことができる超能力者(エスパー)であるアーニャ。
そんな超能力少女のアーニャのかわいい魅力とは?

目次
アーニャ・フォージャーとは?
人の心が読めるエスパー
©遠藤達哉/集英社
アーニャは、とある組織の実験によって偶然生み出された「被検体007」で、人の心を読むことができる超能力者(エスパー)。年齢は、自称6歳(推定4, 5歳)。
施設を逃亡し、保護対象を求めて転々としていた折、偶然、オペレーション<梟(ストクリス)>のために子供を必要としていたロイドが目を付けて引き取りました。
オペレーション<梟(ストクリス)>は、東西の平和を脅かす存在である東国の要人ドノバン・デズモンドに接触して不穏な動きを探るというもの。
ドノバン・デズモンドが、唯一重舞台に現れる、名門イーデン校の懇親会に参加するため、子供をイーデンに入学させる必要があり、そのための優秀な子供を探していました。
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アーニャは、心を読む力を駆使しして、難解なクロスワードを解いて見せてロイドの気を引くことに成功しました。
ロイドがスパイであることをアーニャは知っていますが、ロイドはアーニャが超能力者であることを知りません。
自分自身の行動や成果が世界平和につながることを、ロイドの心を読んで察知したアーニャは、ロイドの作戦成功のために陰ながら奮闘しています。
アーニャの性格は?
©遠藤達哉/集英社
アーニャは非常に好奇心旺盛な女の子です。
父がスパイ、母親が殺し屋という非常に物騒な両親にも、恐れるよりも、わくわくやドキドキといった好奇心が勝っています。
一人で勝手に行動するので、よく誘拐されそうになりますが、大体ヨル、もしくはロイドが救い出しています。
苦手な勉強を投げたしたり、言いつけを守らずどこかに行ったりと、年相応にわがままな一面もあります。良い子というよりもどちらかといえば問題児に近いかもしれません・・・
入学早々に、因縁つけてきたダミアンを殴り飛ばした際は、他の生徒がいなくなったのを確認した上で殴ったり、また、殴ったことを咎められた時は、ベッキーの足を踏んでいたからと誤魔化すなど、姑息な面も・・・
©遠藤達哉/集英社
ただ、フォージャー家の関係や、平和を守るためなら、孤軍奮闘する頑張り屋なところも持ち合わせています。
ロイドとヨルが、互いの正体に気づきそうな場面では、根回ししたり、誘導して、真実が明るみにならないよう、フォージャー家を陰ながら支えています。
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機転が利いて太々しくタフに見えますが、悪意に満ちた人の心の声に怯えいたり、傷いて泣いたりする姿も見せています。
基本的に感情が表に出やすいタイプなので、喜怒哀楽も非常にわかりやすいです。(ババ抜きには向かない性格)
ロイドとの関係は?
©遠藤達哉/集英社
ロイドのことは「ちち」と呼び、スパイであるロイドに興味津々であると同時に、とてもかっこいいと思っているようです。
アーニャは超能力で、ロイドの作戦成功が世界平和につながることを察知しており、また作戦の存続がフォージャー家の存続に繋がることを自覚しています。
世界平和という大義名分のかっこよさや、フォージャー家を失いたくないアーニャは、ロイドの心を読んで作戦の成功をサポートしようとしています。
クラスメイトで、デズモンドの次男ダミアンとは、ロイドが考えたナカヨシ作戦のために、積極的に仲良くなろうとしています。
ヨルとの関係は?
©遠藤達哉/集英社
ヨルのことは「はは」と呼んでいます。
殺し屋一筋で、家事ができないことに悩んでいたヨルでしあが、アーニャはそんなことよりも、殺し屋で強くてかっこいい「はは」が好きなようでした。
アーニャの気持ちを知ってからは、無理せず自分らしく頑張ろうとヨルは考えるようになりました。
ベッキーとの関係は?
©遠藤達哉/集英社
ベッキーは、イーデンに入学して一番最初にできた友達で、大手軍事企業ブラックベルの令嬢。
入学式で偶然近くにいたアーニャに対して、「ガキっぽい子、世話役くらいにはしてあげていいかしらね」と内心思いつつ、話しかけてきました。
心読んだアーニャは、そっぽ向いてシカトしていました・・・笑
しかし、その後の、因縁つけてきたダミアンに対する、大人の余裕(っぽく見える)態度をみて、ガキっぽいという評価を改めたベッキー。
さらに、アーニャがダミアンにムカついて殴ったのを、ベッキーの足を踏んだことに対する怒りと弁明(嘘)すると、ベッキーは感激。私のため心底感動していたようでした。
学校にいくといろんな生徒の悪意ある心の声が聞こえるため怯えていたアーニャでしたが、本心からアーニャと仲良くなりたがっているベッキーを見て、「がっこうこわいけど、だいじょうぶなきがする・・・」と勇気づけられていました。
©遠藤達哉/集英社
やや誤解からその仲が始まったベッキーとアーニャですが、二人で一緒に買い物にいってお揃いのキーホルダーを買うまでに仲よくなっています。
ダミアンとの関係は?
©遠藤達哉/集英社
アーニャは、ダミアンのことを「じなん」と呼んでいます。アーニャとってはあくまで、ターゲットのデズモンドの次男であるという意識が強いのでしょう・・・
アーニャがとダミアンが仲良くなって、ターゲットのデズモンドに接近する「ナカヨシ作戦」をロイドの心を読んで察知した、アーニャは、ダミアンと積極的に仲良くなろうとします。
グーでぶん殴るなど、最悪な状況から関係がスタートしましたが、アーニャが泣きながら謝る姿を見て、「号泣するほど反省していたのか・・・なんというしおらしさ」と心打たれたダミアン。(アーニャが泣いたのは、周囲の人の自分に対する悪口を超能力で聞いたため・・・)
それ以降、アーニャのことが気になるようになったダミアン。さらに、アーニャが「ナカヨシ作戦」のために、ダミアンを庇ったり、ダミアンと仲良くなろうとする行動を取っていき、それがさらにダミアンを戸惑わせていきます。
アーニャのかわいい魅力を解説
表情豊かでかわいい
©遠藤達哉/集英社
アーニャの最大の特徴は、喜び、驚き、悲しみといった感情をこれでもかと表に出すところです。
非常にコミカルで、デフォルメされた表情は、面白くもあり、非常にかわいくもあります。
このアーニャのデフォルメされた表情が、デカデカとプリントされたTシャツも発売されています。
個人的には、ダミアンに見せた、小馬鹿にしたような笑みが本当に好きです笑
また、ポーカーフェイスで怖そうなフィオナの心を読んだ時に、ロイドへの好意で一杯だったのを見たアーニャの驚愕の表情も最高です。
特徴的な呼び方がかわいい
©遠藤達哉/集英社
アーニャは、ロイドのことを「ちち」、ヨルのことを「はは」と、普通の子供とは思えない呼び方をします。
作品の世界観的には、パパとかママの方がしっくりきますが、この特徴的な呼び方が、アーニャの個性になっています。
ダミアンのことをも、「じなん」と名前ではなく、特徴や属性で呼んでいます。
余談ですが、この呼び方が特徴的なところは、クレヨンしんちゃんの野原しんのすけに似ていますね。
しんちゃんも、「父ちゃん」「母ちゃん」と5歳児とは思えない呼び方をしています。
他にも、年齢の割りに妙に大人びたところがあったり、度胸があったり、と思ったらちゃんと年相応な子供っぽいところもあったりするところも似ています。
アーニャは、ベッキーやダミアンとの関係もそうですが、自分が天然でした行動が意図せず、良い結果に結びついて、話が展開することが多々あります。
この点も、クレヨンしんちゃんの読んでいると、よく見かけるパターンです。個人的にクレヨンしんちゃんが好きなので、どことなく親近感を感じます。
ずる賢いところがかわいい
©遠藤達哉/集英社
アーニャは、よく言えば機転が聞く、悪く言えばずる賢いところがあります。
そのアーニャの悪巧みをする姿が非常にかわいいです。
いつもは見せないデフォルメされた悪そうな顔がたまりませんね。Tシャツにして欲しいです笑
家族を大切にするところがかわいい
©遠藤達哉/集英社
アーニャの魅力はなんと言っても家族を大切にするところでしょう。
組織から逃げ出し、施設を転々としてきたアーニャにとっては、やっとできた家族。
そんな家族を失いたくないために、陰ながら頑張る姿は、心打たれますし、心底応援したくなりますね。

アーニャのかわいい魅力まとめ
アーニャに関しては明らかになっていない謎がいくつかあります。
アーニャを生み出した組織の謎。頭にずっとついている角ような髪飾りの正体。新月に超能力が使えなくなる理由。などなど・・・
今後、アーニャを生み出した組織は必ず出てくると思いますし、そこでフォージャー家の絆が試されることになりそうな予感がします。