鬼滅の刃の錆兎(さびと)のかっこいい名言・名シーンを紹介しつつ、錆兎(さびと)のカッコよさを解説していきます!
登場回数は少ないものの高い人気を誇る錆兎(さびと)。そんな錆兎がなぜかくもカッコいいのか語っていきます!
心理学で最も信頼性が高いとされるビッグファイブ分析をベースに、あなたの性格に近い鬼滅の刃のキャラクターを診断します。1分以内で回答ができて信頼性が高い内容なので、是非受けて見てください!
▼下記から鬼滅の刃キャラ性格診断を受けてみる▼
下記の、鬼滅の刃の鬼診断もぜひ合わせてやってみてください!
下記の、鬼滅の刃のキャラで恋愛相手として相性の良いキャラを診断する恋愛診断を併せて受けてみてください!
目次
錆兎(さびと)とは?
炭治郎に実力のなさを痛感させる
初登場は、炭治郎が鱗滝左近次のもとで修業をしていた際、最後の試練として巨大な岩を切れと命じられた炭治郎が、その困難さに呆然と立ち尽くしているときでした。
とこからともなく現れた錆兎は、真剣の炭治郎を木刀でねじ伏せる圧倒的な実力を見せ、炭治郎に対して、鱗滝左近次の教えを全くものにできていないと一喝しました。
厄除けの面をかぶって素顔を隠し、また突如として現れたこともあり、非常にミステリアスな雰囲気を醸し出していました。
また「男」らしくあることに対して強い信念があるようで、甘えを許さない厳しさとその実力の高さが非常にかっこいいキャラクターでした。
同時に現れた真菰(まこも)が対照的にふわふわして、かわいらしい雰囲気のために、余計に錆兎の厳しさが際立っていました。
その後、半年間の修業を経て実力をつけた、炭治郎は、真剣をもった錆兎との勝負に勝利し、厄除けの面を真っ二つにしました。
すると、錆兎の姿はそこになく、真っ二つに両断された大岩があるだけだったのです。
錆兎は既に死んでいた!?
炭治郎が最終戦別に臨んだ際、非常に巨大で強力な「手鬼」と戦闘になりました。
その中で、「手鬼」の発言から、錆兎と真菰はこの最終戦別試験の際に「手鬼」に殺されていたがことが判明します。
錆兎と真菰はともに、鱗滝左近次の弟子でした。手鬼は、鱗滝左近次に恨みがあるため、鱗滝左近次の弟子の証である厄除けの面をつけていた錆兎と真菰を殺したことを喜々として話しました。
真菰は、大好きな鱗滝左近次を悪く言われたことで動揺して、全集中の呼吸が乱れたところを四肢を引きちぎられるという惨い殺され方をしました。
錆兎は、手鬼の硬質な頸に刀を折られて、その隙に手鬼の攻撃を受けて殺されてしまいました。
つまり、炭治郎に修業をつけていた、錆兎と真菰は幽霊だったのです。
鱗滝左近次の弟子で、手鬼殺されたものは数多く、錆兎と真菰同様に、炭治郎が修業していた山に霊として存在していたのです。
ある意味、手鬼に殺された弟子たちにとっては、手鬼を倒すことは悲願だったといえます。
その後、手鬼は炭治郎によって倒されて、炭治郎は錆兎たちの悲願を達することができたのです。
真の水柱?錆兎(さびと)の過去
物語が進むと、水柱・冨岡義勇と、生前の錆兎は同い年で、ともに鱗滝左近次の弟子として切磋琢磨した仲だということが判明します。
冨岡義勇も錆兎もともに、家族を鬼に殺されており、鱗滝左近次のもとに引き取られていたのです。
昔の冨岡義勇は、今よりも気弱な印象であり、当時は、剣士としての実力・精神力ともに錆兎のほうが上回っていました。
冨岡義勇は、幼いころ、鬼に襲わたところを姉の蔦子に助けられたことがありました。その際姉の蔦子は死んでしまったのです。しかも、蔦子が祝言をあげる前日の悲劇でした。
この一見に冨岡義勇は責任を感じ、自分が死んでいれば良かったという趣旨の発言をしたころ、錆兎は『自分が死ねばよかったなんて二度というなよ』『お前は絶対死ぬんじゃない』『託された未来をお前も繋ぐんだ』と冨岡義勇に諭しました。
この発言からも、錆兎が13歳の時点ですでに成熟した強い精神力を持っていたことがわかります。
また剣技の実力も当時から卓越していました。
錆兎と冨岡義勇は最終戦別試験をともに受けましたが、冨岡義勇は、開始早々に鬼に襲われて気絶してしまいましたが、錆兎はその間、最終選別の舞台――藤襲山(ふじかさねやま)に現れる鬼のほぼすべてを一人で倒してしまったのです。
錆兎がすべての鬼を一人で殺していたために、冨岡義勇を含むすべての候補生はその年の最終選別を切り抜けることができたのです。
しかし錆兎だけは唯一残った「手鬼」に殺されてしまい、その年の選別で唯一の死亡者となってしまったのです。
冨岡義勇は、このことに非常に強い負い目を感じており「自分は柱ではない」「本当に水柱になるべきは錆兎」という想いをずっと抱き続けてきたのです。
この負い目こそが、冨岡義勇が他の柱と一線を置いて距離をとって浮いてしまっている理由なのです。
ずっと負い目を抱え続けてきた冨岡義勇ですが、炭治郎の『義勇さんは錆兎から託されたものを繋いでいかないんですか?』
という何気ない問いかけで、この負い目を吹っ切るきっかけを得ます。
炭治郎のこの問いかけは、義勇が錆兎から諭された『託された未来をお前も繋ぐんだ』という言葉を思い起こさせました。
このように錆兎と炭治郎によって過去の呪縛から解放された義勇は、炭治郎を含めた後輩隊士たちの手本となる『柱』として完成するのです。
錆兎(さびと)のかっこいい名言・名シーンを解説
錆兎の名言・名シーン:弱い、弱い、未熟、そんなもの男ではない
物静かでクールな冨岡義勇に対して、錆兎は熱さが表に出てくる熱血体育会系タイプです。
「男」であることに対して強いこだわりと信念を持っており、甘えを許さない厳しさを持っています。
この厳しさも、炭治郎に強くなってほしい、「手鬼」に負けないでほしいという、兄弟子としての優しさからなのです。
ただ、意地悪ではなく、思いやりのある厳しさなのです、だからこそ錆兎はカッコいいのです・・・!
錆兎の名言・名シーン:どんな苦しみにも耐えろ、お前が男なら
鬼滅の刃の舞台は大正時代です。
今の時代もより、「男らしさ」「女らしさ」という性別の違いによる立ち振る舞いの違いが、より意識されていた時代背景もあるのでしょう。
今の時代では、女らしい男の子も増えており、そのことを殊更に否定することはむしろ「悪」とされる多様性の時代です。
この「男」を語る錆兎は、ある意味大正という時代背景を反映し、過去の遺物となった昔気質の男子の姿なのです。
だからこそ、哀愁があり、かっこいいのです。
錆兎の名言・名シーン:心の底から安心しろ俺はお前よりも強い
真剣をもつ炭治郎が、木刀の錆兎の身を案じた際に放った名言です。錆兎の自分の強さに対する自負がうかがえる名言です。
実際に炭治郎が真剣だろうがお構いなし。木刀でたたき伏せました。
この自信満々のセリフを吐いたあとに、有言実行と言わんばかりに、圧倒的な実力を見せつける錆兎がかっこいいシーンでした。
錆兎の名言・名シーン:努力はどれだけしても足りないんだよ
炭治郎が「手鬼」に勝てるか案じたる真菰に、100%の勝利を保証する努力はない、努力はいくらしても終わりはないことを語る錆兎。
しかし、炭治郎が「誰よりも大きな岩を斬っている」と、その確かに存在する事実を根拠に炭治郎の勝利を信じる錆兎です。
根拠もなく楽観的な判断はしない、常に厳しい目線で、物事をとらえる錆兎がかっこいい名言です。
錆兎の名言・名シーン:炭治郎に敗北した際に見せた笑顔
錆兎の最も印象的なシーンといっても過言ではありません。
半年の修業を経て、ついに錆兎よりも先に刃を入れて、厄除けの面を斬った炭治郎。
割れた厄除けの面から現れた素顔は、上述の「男なら」「男なら」と炭治郎を鍛えた厳しい姿とは対照的な、優しさをともなったほほ笑みでした。
この笑顔は錆兎のキャラとしての魅力を倍増させたといえます。
ここでの優しく弟弟子の成長を喜ぶ錆兎の笑顔は、今までの態度が頑固で厳しかったからこそ、より一層、錆兎が「優しく良いやつ」に見える効果があるのです。
これを心理学でゲインロス効果などと呼びます。
普段仕事に厳しい上司が見せる少年のような笑顔はより一層魅力的に映るものです。
映画無限列車編で株が爆上がり中の炎柱・煉獄杏寿郎も、最後に見せた笑顔が印象的にでしたよね、これも普段仕事に厳しい煉獄さんが見せた少年らしい笑顔だからこそより魅力的に映るのです・・!
結婚など長期的な関係を意識した場合は、より笑顔の男性の方が評価が高くなるといわれているので、結婚を考える本気の女性には笑顔を意識して見せるとよいでしょう・・!
錆兎の名言・名シーン:託された未来をお前も繋ぐんだ
錆兎が冨岡義勇を過去の呪縛から解き放った際の名言です。
いつまでも過去に捕われてウジウジしている冨岡義勇に喝を入れる錆兎がかっこいいです。
鬼滅の刃で誰と性格が近いか心理学的に診断
心理学で最も信頼性が高いとされるビッグファイブ分析をベースに、あなたの性格に近い鬼滅の刃のキャラクターを診断します。1分以内で回答ができて信頼性が高い内容なので、是非受けて見てください!
▼下記から鬼滅の刃キャラ性格診断を受けてみる▼
下記の、鬼滅の刃の鬼診断もぜひ合わせてやってみてください!
下記の、鬼滅の刃のキャラで恋愛相手として相性の良いキャラを診断する恋愛診断を併せて受けてみてください!
まとめ
錆兎は、炭治郎の成長に大きく貢献し、冨岡義勇を過去の呪縛から解き放った立役者です。
作中での活躍はわずかですが、作品の中における存在感は非常に高いものがあるのです・・!