鬼滅の刃の主人公である竈門炭治郎(かまどたんじろう)の妹、竈門禰豆子(かまどねずこ)。その愛らしいルックスや仕草から、海外でも非常に高い人気を誇るキャラクターです。
今回は、竈門禰豆子(かまどねずこ)がなぜ人気なのか、なぜ禰豆子(ねずこ)をあんなにかわいいと感じるのか、その理由を心理学の観点から理由づけしてみたいと思います!
そこには禰豆子(ねずこ)のキャラクターデザインと、作中における仕草、そして鬼ならではの特徴が絡んでいるのです・・・!
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竈門禰豆子(かまどねずこ)とは?
竈門禰豆子(かまどねずこ)は、鬼滅の刃のヒロインで、主人公の炭治郎の妹です。
性格の良すぎる兄者の炭治郎の性格を下記の記事で心理学的に分析しているので、併せてご覧ください!
ある日突然、炭治郎を残して家族全員が鬼に殺されしまい、自分自身も鬼となるという過酷な運命を背負ってしまいます。
こちらの記事では、炭治郎の魅力を心理学的に考察していますので、併せてご覧ください!
自分自身は鬼となりながらも、人肉を喰らいたいという鬼として本能に抗い、決して人を殺さない鬼として、鬼殺隊の炭治郎と共に人に害をなす鬼と戦っています。
禰豆子(ねずこ)の精神力も然ることながら、炭治郎の師匠である、鱗滝左近次(うこだきさこんじ)に「人間は家族であり、決して殺してはいけない」という暗示をかけられたことも大きく影響しています。
そのルックスは町でも評判の美人であり、善逸が一目ぼれをするほどです。
炭治郎も禰豆子(ねずこ)を溺愛していて、愈史郎に禰豆子(ねずこ)を醜女(しこめ)と言われた時は、普段は温厚な炭治郎も憤慨して抗議をしていました・・・笑 (後に愈史郎は醜女発言を撤回して美人と認めています)
精神面においては、人喰い鬼となった人間の常として、記憶の混濁と幼児化が生じており、戦闘以外の場面では子供のように無邪気に兄に触れて甘えるシーンが散見されるなど、かなり幼い印象を受けます。
また、鬼の特性として、自分自身の体格操作が可能であり、炭治郎が背負う箱に収まる際は、幼児体型にまで体を退化させており、その小さい姿がめちゃくちゃく可愛らしいです・・・笑
禰豆子(ねずこ)の血鬼術である爆血は、血が付着した対象を焼却する能力。その対象は鬼のみとなっており、人間には効かず、むしろ鬼の毒気を治癒する回復魔法として効果を発揮します。
作中で、鬼の血鬼術によって眠ってしまった炭治郎に自分を撫でて欲しいがために、無理やり起こそうとして、その結果、自らの血鬼術の爆血で兄を火だるまにしてしまっています・・・笑
ただ、上述のとおり、爆血は人には効かないので、炭治郎が火だるまになっても全く平気なのです・・・笑
こちらの記事では、炭治郎の名言・名シーンから、炭治郎の人間性を心理学的に考察してきます!妹思いで努力の炭治郎の心理をよく理解できると思うので、併せてご覧ください!
https://animentalism.com/kimetsu-tanjiro-meigen/
竈門禰豆子(かまどねずこ)をカワイイと感じさせる特徴
禰豆子(ねずこ)が可愛いのは感覚的にわかると思います。以下ではその感覚を、心理学の観点から説明していきます。
禰豆子(ねずこ)の可愛さの根底にあるのは、赤ちゃんがもつ人間の本能に訴えかけるベビースキーマという特性です。以下でその点について解説していきます!
本能に訴える可愛さの正体はベビースキーマ
人間や動物に限らず、赤ちゃんという存在を見ると、その可愛らしい外観や仕草に、自然と心が和んだり、どうしようもなく愛らしく感じてしまう。そんな経験は誰しもあるのではないでしょうか?
実は、人間には、赤ちゃんにみられる身体的特徴や仕草などを可愛らしいと感じてしまう本能が備わっており、そういった赤ちゃんの特徴を、ノーベル賞学者の動物行動学者であるコンラート・ローレンツは、「ベビースキーマ」と定義しています。
例えば、ベビースキーマとして該当するのは下記のような特徴が挙げられます。
- 広く丸いオデコ
- 丸い輪郭
- 顔のやや下に位置する丸く大きな瞳
- 体の割合に対して大きな頭
- 短い手足にぎこちない動作など
- 無邪気な仕草
こういった特徴に対して、人間は親としての庇護本能が刺激されて、その対象をあやしたり、守ろうとする心理が働くのです。それゆえに、哺乳類の中でも特に無力な人間の赤ちゃんは、過酷な自然の中で生きていくことができるのです。
近年の「かわいい」という感性に関する研究
武庫川女子大学の前田實子氏は、 「Baby-schemaに関する実験的考察 -母性心性の解発刺激を中心に-」『武庫川女子大学幼児教育研究所紀要』(1984年)にて、
かわいいという印象を与えるのは,刺激が持つ“小ささ”,“丸さ”,“軽さ”,“白さ・透明さ”,“やわらかさ”といった特性であり,特に“小ささ”と“丸さ”が基本になると提案しています。
また、実践女子大学の宇治川正人氏は「かわいいの原因系と結果系の分類 -「かわいい」を類型化する-」『日本感性工学会論文誌』(2016年)にて、
かわいいと感じる属性(原因)を調査し,形態(小さい,丸い,顔立ち,色合い,やわらかい,声),動作・表情(幼児的仕草,笑顔が良い,リラックス,仕草が優しい),性格(無邪気,健気,弱々しい)に分類しています。
参考:「かわいい」を取り入れた科学実験・工作のコミュニケーション効果
上述のベビースキーマの特徴や、宇治川氏が分類する無邪気さや幼児的仕草などは、作中における禰豆子(ねずこ)のキャラクター性とかなり一致していますよね!その点について詳しく下記で述べていきます!
禰豆子(ねずこ)のかわいさ①:幼児体型への変化
これはまさにベビースキーマと一致する特徴です。
禰豆子(ねずこ)の幼児体型化したシーンとして、はじめて善逸の前に姿を現した時のシーンが非常に印象的です・・!
炭治郎の背負う荷箱から「ひょこっ」という可愛らしい効果音とともに、顔を出した禰豆子(ねずこ)の姿は本当にかわいかったですよね!
また、那田蜘蛛山(なたぐもやま)おいて、鬼であることから栗花落カナヲに狙われた際は、その体を小さくすることで、カナヲの刃を交わして、ヒョコヒョコと逃げ回っていました。この時の禰豆子(ねずこ)の姿もとにかく可愛かった・・・笑
こういった禰豆子(ねずこ)の幼児化した姿に、誰しもがかわいいという感情を抱くのではないでしょうか?
これはまさに、短い手足に、体の割合に対して大きい頭に、大きな瞳など、ベビースキーマと呼ばれる特徴に合致しているから、本能的にかわいいと感じてしまうのです。
禰豆子(ねずこ)のかわいい所②:丸さが際立つルックス
禰豆子(ねずこ)はそのキャラクターデザインからして、上述のベビースキーマの特徴をかなり捉えたキャラクターデザインをしています。
それが、丸い輪郭に、丸く露出したオデコ、やや顔の下に配置された垂れ気味な丸く大きな瞳です。
丸さというのが「かわいい」という感性を呼び起こすのに重要であることは、近年の研究でも重要視されているポイントです。
こういった、丸さが強調されたデザインというのも、禰豆子(ねずこ)を可愛いと感じてしまう要因なのです。
かわいいといえば、禰豆子(ねずこ)が大好き我妻善逸ですよね!女性からも非常に人気の高い善逸の魅力・人気の理由を心理学的に解説してみましたので、併せてご覧ください!
禰豆子(ねずこ)のかわいい所③:無邪気で幼い仕草
上述したとおり、禰豆子(ねずこ)は、人喰い鬼となったことで記憶の混濁と幼児化が生じています。それゆえに、無邪気に炭治郎に甘えようとしたり、かなり幼い印象を与えます。
浅草編の時に、鬼である愈史郎と珠世に自らの家族を重ね合わせて、無邪気に愈史郎の頭を撫でたり、珠世に抱き着いたりした際などは、特にその無邪気さが際立っていました。
また、言葉もほとんどしゃべらず、作中においては猫が鳴くような声しか発生しないという点も、赤ちゃんのような可愛らしさを感じさせます。
禰豆子(ねずこ)の声は声優の鬼頭明里さんが担当しており、その鬼頭さんの声色がまた可愛らしく、禰豆子(ねずこ)の可愛らしさを増幅させています・・!
こういった無邪気で幼い仕草は、上述した通り、人間のかわいいという感性を刺激する重要な要素になるのです。
その他の禰豆子(ねずこ)のかわいい魅力
人間の本能に訴えかけて「かわいい」という感情を呼び起こさせる、ベビースキーマという特徴に合致する、禰豆子(ねずこ)の魅力を解説してきました。
以下では、ベビースキーマ以外にもある禰豆子(ねずこ)の魅力を解説します!
その禰豆子(ねずこ)のかわいい魅力①:我慢強い良い子
禰豆子(ねずこ)はザ・長男、性格良過ぎの炭治郎の妹だけあって非常にいい子であります。
そのいい子さを際立たせているのは、鬼であるにも関わらず、人を喰らうという欲望を必死に抑え込んで我慢している点にあります。
例えば、産屋敷で、風柱の不死川実弥が自ら流血させて、鬼である禰豆子(ねずこ)の本性を暴こうとした際、人間の血の匂いを前にしても鬼としての本能を押し殺してグッと我慢するシーンには、その良い子さが現れています。
こういった目先の欲望を抑え込むことは、人間は得意ではありません。
極度の空腹状態で、目の前においしい料理やケーキが出されたらどうしても手が出てしまいますよね?
だからこそ、重度の飢餓状態にあっても、自分の欲望を抑えて耐えることができた禰豆子(ねずこ)の我慢強い姿は、多くの視聴者に、禰豆子(ねずこ)に対してプラスの印象をもたらしたと考えられます・・!
その禰豆子(ねずこ)のかわいい魅力②:チラリズム的なサービスショットがある
これは男性ファンが喜ぶポイントかもしれませんが、何気に着物がはだけて生足がでたりと、さり気無くセクシーなシーンが見られます(笑)
禰豆子(ねずこ)はあくまで、鬼の特性として幼児体型化できるだけで、基本的には思春期の女の子であるので、そういった女性的な面も併せ持っているのです。
幼さの中にみられる女性的な部分というギャップは禰豆子(ねずこ)の一つの魅力といえます。
その禰豆子(ねずこ)のかわいい魅力③:幼児~セクシーな女性型という幅広い魅力でファンを虜にする
こちらはまだアニメでは描かれていませんが、禰豆子(ねずこ)は鬼化が進むと、体も同時に成人化が進み、大人の女性らしさが現れてきます。
作中で、炭治郎がを上限の鬼である堕姫を相手取ってピンチになった際、禰豆子(ねずこ)は、本来の年齢よりもさらに成長して鬼化が進行しました。その時の禰豆子(ねずこ)の姿は、手足の長さもさることながら、胸も非常に大きくなっており、男性が喜びそうなかなりセクシーな外観をしています。
その禰豆子(ねずこ)のかわいい魅力④:鬼として地味に強い
禰豆子(ねずこ)は、鬼としての潜在能力はかなり高いという点が原作で描かれています。
那田蜘蛛山 (なたぐもやま)編で見せた、血鬼術の爆血は、下限の鬼である累が、自身の血を織り交ぜた最高の硬度を誇る糸を焼き切るほどの威力を見せました。
さらに、吉原編では、上限の鬼である堕姫を一時圧倒するほどの実力を見せました。さらに、回復能力も非常に高く、自然治癒のスピードは上限の堕姫を上回り、堕姫をして鬼舞辻無惨に匹敵すると言わしめるほどです。
単純にかわいいだけではない、セクシーさもありつつも、条件付けではありますが、圧倒的な強さも誇る。そんなギャップも禰豆子(ねずこ)の魅力の一つです。
人間はギャップに弱いというのは、心理学でも証明されており、心理学の世界では、コントラスト効果やゲインロス効果などと呼ばれています。
このギャップ効果を活かして、多くのファンを獲得しているのが、我妻善逸です。下記の記事では、善逸の名言・名シーンを振り返りつつ、善逸の人間性について心理学的に解説していますので、併せてご覧ください!
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まとめ
禰豆子(ねずこ)をかわいいと感じるのには、人間の本能に訴えかける「ベビースキーマ」という特徴を備えているからなのです。
このベビースキーマは赤ちゃんが備えている特徴で、この特徴があるからこそ、人間は本能的に赤ちゃんを愛でて可愛がり、守ろうとするのです。無力な赤ちゃんが過酷な自然環境の中で生き抜くには、こういったベビースキーマという特徴が必要不可欠なのです。
禰豆子(ねずこ)は、上述してきた通り、このベビースキーマの特徴を上手く練り込まれたキャラクター性をしており、ベビースキーマは、日本人のみならず、世界共通の本能であるから、国境を超えた海外のファンからも禰豆子(ねずこ)は愛されるキャラクターなのです。
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