鬼滅の刃に登場する上弦の伍・玉壺(ぎょっこ)。
刀鍛冶の里編で登場し、刀鍛冶の死体を使って芸術作品(自称)を作るという狂気を見せつけ、読者をドン引きさせました。
その半魚人のような気色悪い外見と同様に、その性格も狂気に満ちています。
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目次
上弦の伍・ 玉壺 (ぎょっこ)とは?
鬼舞辻無惨配下の中でも特に強い鬼である十二鬼月。その中で五番目の強さを誇るのが”上弦の伍・玉壺(ぎょっこ)“です。
刀鍛冶の里編で登場して、霞柱・時透無一郎と戦闘。魚類や水を操る血鬼術で、鬼殺隊の中でも屈指の天才剣士である時透無一郎を追い詰めました。
また一応芸術家でもあり、玉壺(ぎょっこ)の作る壺は高く売れるそうで、その点は鬼舞辻無惨も評価しています。上弦の弐・童磨も「キレイだねぇ」と評価しています。
玉壺(ぎょっこ)自身も自分の作品にはプライドを持っているようで、時透無一郎に「下手くそな壺」と言われた際には、激高しています。プライドが高く切れやすい性格でもあります。
玉壺(ぎょっこ)の作る芸術は、壺にとどまらず、魚や人間など生き物の死骸を縫い合わせるなどして、それを芸術作品と称して堂々と披露しています。生き物の尊厳を平気で踏みにじる猟奇的な殺人鬼です。
最終的には、過去の記憶を取り戻し、痣を発現した、時透無一郎の前に頸を落とされて敗れ去っています。
玉壺(ぎょっこ)の能力・鬼血術
人間時代は、魚が多く取れる農村で暮らしていた玉壺、その魚を殺して芸術作品を作っていた玉壺は、魚や水を利用する血鬼術を使用します。
壺を活用した時空間移動
壺を使用した時空間移動が可能です。あらかじめ壺を設置しておくことで、縦横無尽に移動が可能です。
この時空間移動を利用した「情報収集能力」「索敵能力」にも長けており、そういう意味でも鬼舞辻無惨にとっては重宝する鬼だといえます。
また壺の中に人を引きずり込んで殺し、芸術作品にしてしまうなど、壺の中の空間は玉壺(ぎょっこ)の作業場にもなっています。
千本針 魚殺(せんぼんばり ぎょさつ)
巨大な金魚を生み出して、その金魚が無数の毒針を放つ技。
水獄鉢(すいごくばち)
水の牢獄に閉じ込める技、ナルトの水遁・水牢の術を思い出させる技です・・・笑
呼吸ができないので、全集中の呼吸が使えなくなるという厄介な技です。
蛸壺地獄(たこつぼじごく)
壺から巨大なタコの足を発生させる大質量の技です。弾力性もあり、日輪刀も通さないタコの足は非常に厄介です。
一万滑空粘魚(いちまんかっくうねんぎょ)
毒をもった一万匹の魚を拡散させる技です。皮膚から侵入する毒をもっており触るだけでも危険。そんな魚を広範囲に大量にまき散らしてきます。
玉壺(ぎょっこ)の完全体への変化
玉壺(ぎょっこ)は真の姿を現すと、硬質な鱗をもった半魚人の姿になります。
完全体の姿になると単純な戦闘能力に向上だけではなく、神の手などより強力な技を使用できるようになります。
神の手
生物・無生物問わずに触れたものを魚に変える恐ろしい技です。当たれば即死の一撃必殺の技です。
陣殺魚鱗(じんさつぎょりん)
完全体となった玉壺が縦横微塵に跳ね回るという荒業。完全体になった玉壺の体は金剛石よりも固いために斬撃を通すのは非常に困難。さらに上述の神の手を持つために、触れられただけでゲームオーバーのチート技。
上弦の伍・ 玉壺 (ぎょっこ)の狂気の過去
人間時代は、漁村に暮らしており、魚が多く取れる環境にいました。
玉壺 (ぎょっこ)は人間時代から芸術家を称しており、魚を殺して縫い合わせてそれを芸術と称していました。他にも、動物をいたずらに殺したり、壺に鱗や骨を溜めているなどの異常行動を見せていました。
そのため、漁村の人間たちから忌み嫌われていたそうです。
漁村ということは、漁業で生活を立てていた人が大半だったでしょう。魚は食い扶持であり、命の源です。
そんな大事な魚を殺して気色の悪い芸術に仕立て上げていた玉壺玉壺(ぎょっこ)は相当疎ましい存在だったでしょう。
玉壺の人間時代の詳細は描かれておらず、どのような経緯で鬼となったのかは明らかになっていませんが、そんな気味の悪い疎ましい存在であった玉壺(ぎょっこ)は、漁村の人間に殺されかけたところを無惨に鬼にされたのかもしれません。
上弦の伍・ 玉壺 (ぎょっこ)の性格を心理学で解説!
鬼の中でも猟奇的で異常性の高い行動を見せる玉壺 (ぎょっこ)。そんな玉壺 (ぎょっこ)の性格特性を心理学の知見を交えつつ解説していきたいと思います!
高いプライドと強い自己顕示欲
時透無一郎に芸術作品を「下手くそ」と言われた時には、怒りのあまりに血管がぶち切れるほどに激高するなど、非常にプライドが高く、癇癪持ちの性格でもあります。
プライドの高さゆえか、鋼鐵塚蛍 (はがねづかほたる)が玉壺 (ぎょっこ)の接近にも気づかずに、刀鍛冶に没頭するその集中力の高さに、芸術家としての敗北感を感じ『許せない』と憤慨をしていました。
また無一郎の戦闘の中では、「どうだこの神の手の威力」「そしてこの速さ」と自分自身の能力をことさらに顕示するなど、強い自己顕示欲も見せています。
無一郎に頸を切られた際は、「私が負けたのか!?子供に・・・・!!私が!!この私が!!」と、肥大化したプライドと自信に対して、まだ子供である無一郎に頸を切られた現実に思考が追い付かずに、動揺する哀れなさまが描かれていました。
この玉壺(ぎょっこ)のプライドの高さや、傲慢な言動は、サイコパシー・マキャベリズムと並んで悪の3大気質に数えられる『ナルチシズム(自己愛性人格障害)』的な性格と酷似しています。
精神科医でパーソナリティ障害に関する多くの著書を出している岡田尊司氏の著書『パーソナリティ障害』によると自己愛性人格障害の人物には下記のような特徴があるとしています。
- 過剰な自信とプライドをもつ
- 尊大で傲慢な行動、または態度
- 見た目に華があり、注意を引く服装を格好良く着こなしている
- 非難をされると、耳を貸さず怒り出す。自分の非を受け入れない
無一郎の「下手くそ」という言葉に過剰に激怒したり、自分の能力に殊更に顕示するさまは、まさにこの自己愛性パーソナリティ障害の特徴と合致します。
玉壺(ぎょっこ)の敬愛するパワハラ上司である、鬼舞辻無惨もこの自己愛性パーソナリティ障害の特徴を多く備えいています。
現実の世界に存在しているパワハラ上司の多くには、こういった自己愛的傾向が潜んでいます。パワハラ上司に悩んでいる方はぜひ下記記事をご覧ください。
現実の猟奇殺人鬼と共通する異常行動と心理
※残酷な表現があるので注意です・・・!※
玉壺 (ぎょっこ)は人間時代に、魚などの動物を殺して、それをつなぎ合わせて芸術作品にするという非常に猟奇的な行動をしていました。
この玉壺 (ぎょっこ)の異常行動からは、サイコパス性(反社会性パーソナリティ障害)の高さが伺えます。
サイコパスは、生まれつき『偏桃体』という不安や恐怖を司る脳の部位の活動が低下しており、それゆえに恐怖や不安を感じにくい性格をしています。
また『眼窩前頭皮質』という共感性に関係する部位の働きの低下も確認されており、他人に対する共感能力も著しく欠如しているといわれています。
恐怖や不安を感じにくく、他人対する共感性もない。それゆえに、他人が躊躇してしまうような残忍な行為でも平気で実行に移せてしまうのです。
現実のシリアルキラーにおいても、幼少の頃に行っていた動物への虐待や殺害行動がエスカレートして『人間を壊してみたい』という感情に移行して、殺人鬼になる例が多数存在しています。90年代でも最も衝撃を与えた『酒鬼薔薇聖斗事件』の犯人も同様のケースです。
玉壺 (ぎょっこ)は、人間時代は、あくまで動物だけでしたが、鬼になってからは、その異常行動が進化して、人間の死体を使用した猟奇的アートを生み出すに至っています。
映画化もされた20世紀でも最大の猟奇殺人鬼・エドゲインは、墓場から掘り起こした遺体や自ら殺害した人の遺体を使用して、家具や衣服を作っていました。
芸術作品ではありませんが、玉壺 (ぎょっこ)の猟奇性は、この20世紀最大の猟奇殺人鬼を彷彿とさせるものでした。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
玉壺 (ぎょっこ)は鬼の中でも屈指の異常性や猟奇性をもったヤバい鬼です。
そんな玉壺 (ぎょっこ)に心理には、強い自己愛の傾向と、他人の痛みを屁とも思わないサイコパス性の高さが伺えます・・・