僕のヒーローアカデミア(ヒロアカ)302話『火の不始末 後編』のネタバレ・考察やっていきます!
前回301話では、エンデヴァーと冷の出会い。そして、荼毘となった燈矢の過去が明らかになりました。
燈矢は、エンデヴァーを超える火力を持ちながらも氷結の体質が色濃くでしまい、炎を使用すれば火傷を負ってしまう状態でした。
そんな状態では、父・エンデヴァーから託され、自らも望んだ打倒オールマイトどころかヒーローになることすら絶望的でした。そして、半冷半燃の個性をもった焦凍が生まれて、父の夢は焦凍に託され、エンデヴァーは燈矢を見ようとはしなくなりました。
父親に何とか振り向いてもらいたかった燈矢は、火傷を負うから禁止されていた個性の修行をこっそりと続けていましたが、そんな燈矢にエンデヴァーはヒーローは諦めるように訴えました。
しかし、諦められないと涙を流して語った燈矢は、その怒りや悲しみの感情を焦凍がにぶつけようとしたところで、『火の不始末 前編』が終了しましたが、後編の今回はどうなるのでしょうか・・・
前回301話のネタバレは下記からご覧ください!

目次
ヒロアカ302話のネタバレ
焦凍を他の子どもから引き離したエンデヴァー
『今後は焦凍を他の子らと一切近づけさせないことにする』『俺は仕事でずっと面倒を見るわけにはいかん、その為の使用人を雇った』『お前も燈矢から目を離すな』と冷に語るエンデヴァー。
『・・・あの子はあなたに見てほしいんだよ』と力なく語る冷。
『・・・俺はヒーローの世界しか・・見せられない』とエンデヴァー。
©堀越耕平・集英社
『ヒーロー?逃げてるだけじゃないの・・・』と冷たくエンデヴァーに言い放った冷。
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それから5年の月日が流れる
燈矢が焦凍を攻撃しようとした時から5年の月日が流れ、燈矢は13歳、冬美は12歳、夏雄は8歳、焦凍は5歳になっていました。
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燈矢と冬美と夏雄が外でボール遊びする様子を、羨ましそうに眺める焦凍。
そんな焦凍の腕を引き『焦凍見るな』『アレらはお前とは違う世界の人間だ』と語るエンデヴァー。
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『いっかいだけでいいから燈矢兄たちと遊ばせて』と焦凍。
そんな焦凍を見ようともせず『だめだ出力訓練だ』と許さないエンデヴァー。
ボール遊びをしながらも燈矢は、エンデヴァーと焦凍の稽古部屋の方を見つめていました。
夏雄に愚痴る燈矢
『そりゃあの時はオレが悪かったよ・・!!』『焦凍に罪はなかったもの・・でもお父さんも悪かったんだよ!』『俺たちは失敗作だから相手にされない』『すごいよな・・・要らない子をつくってこれが現代ヒーローなんだぜ』と、布団で眠りかけている夏雄に愚痴る燈矢。
『たまには姉ちゃんとこで言ったら・・・?』と若干鬱陶しそうに語る夏雄。
『夏くんまで俺をたしなめるのか!?やめてくれ!』『夏くんしか理解できないから話してるのに!!わかるだろ家の女は皆だめだめなんだ!』と涙ながらに語る燈矢。
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母親に恨み節をぶつける燈矢
『待ってまたお山に行く気でしょ・・・!』『たまにはクラスメイトと遊んでみたり・・』と燈矢が山に行こうとするのを止めようとする冷。
『友達なんかいらない!世界が違う!』と反発する燈矢。
©堀越耕平・集英社
『燈矢おまえ・・本当にヒーローになりたいの?』『お母さんには・・・お父さんに縛られて苦しんでるように見える』
『燈矢・・・世界は沢山あって選択肢は無数にあるの』『お父さんだけじゃないもっと外を見て・・!』『その中で本当になりたい自分を見つけてほしい』と燈矢を説得しようとする冷。
そんな冷に対し『お母さんが何を知ってんだよ!?』『啓発本でも読んだのかよ・・・!?』と睨み付ける燈矢。
さらに『おばあちゃんたちが貧乏してたからお母さんを売ったんだろ』『お母さんはそうするしかなかったんだろ』『だから俺が生まれたんだろ・・・!?』『お母さんも加担してんだよ』と吐き捨てて燈矢は出ていきました。

そんな燈矢に、冷は動揺して何も言い返すことができませんでした。
©堀越耕平・集英社
燈矢が焼失する
燈矢そは隠れて瀬古朴岳で個性の訓練をしていました。
『そうか・・身体機能だもんな!感情の昂ぶりが火力に直結するんだ!』『すごいぞ俺・・・これならお父さんもきっとびっくりするぞ!』
燈矢の体には、二次性徴が起こり始めており、その影響で、炎は赤から蒼色へと変化していました。
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エンデヴァーに自分の成長を見てほしいと語る燈矢
『お父さん今度の休み瀬古朴岳来てよ』と嬉しそうに語る燈矢。
そんな燈矢を見て、エンデヴァーはすぐに燈矢の服を捲り、お腹の火傷の痕を発見しました。
『おまえまだ・・・!』と感情的になるエンデヴァー。
『すごい事になったんだ必ず来て!』『焦凍にだって到達できるかどうか・・!』『オールマイトにも負けないかもね!お父さんもきっと認めざるをえなくなるからさ・・・!』『俺をつくって良かったって思うから!』と涙を浮かべて語る燈矢。
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燈矢を止められない冷を責めるエンデヴァー
『何故止めなかった冷!!』『頼んだはずだ!!』と燈矢が修行を継続していたことに激高するエンデヴァー。
『お母さんをいじめないで!やめて!いじめないでよ!』と泣きながら訴える焦凍。
『焦凍は出てろ関係ない話だ!!』とエンデヴァー。
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『私じゃ止められない・・・』と虚ろな目で、力なく語った冷・・・
別の部屋ではエンデヴァーの怒号に怯えて耳をふさいでいる冬美と夏雄。
瀬古朴岳でエンデヴァーを待っていた燈矢
燈矢は瀬古朴岳でエンデヴァーが来るのを待っていました。
しかし、エンデヴァーは行きませんでした。
燈矢に『何と声を掛けたらいいのかわからなかった』と当時の気持ちを語るエンデヴァー。
『私もそうだった』と冷。
燈矢は『ちくしょう・・お父さ・・』と涙を流していました。
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そしてその感情の昂ぶりに呼応して、体全身が発火してしまいました。
炎を止めようとしても止められませんでした。
当時の状況を思い出しながら、荼毘は『あれは熱かったな』『まぁ自業自得だよな』『火力の上げ方しか教えてくれなかったもんなあ』とつぶやく。
©堀越耕平・集英社
家族全員で荼毘と戦う覚悟を決める
『燈矢を殺してしまったことで、後に引けなくなっていた・・・焦凍に傾倒する他・・・なくなっていた』と燈矢が焼失した後の心境を語るエンデヴァー。
『燈矢が消えて・・・エスカレートしていくあなたが悍ましくて』『・・・子供たちにまで面影をみるようになってしまった』と冷。
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『壊れるのを知りながら・・・怖くて踏み込めなかった・・・』『上っ面で繕うことしか・・・してこなかった』と冬美。
『全部あんたが始めたことで、あんたが原因だ、でも』『俺がぶん殴って燈矢兄と向かい合わせてやれてたら・・・』『荼毘は生まれてなくて焦凍に盛蕎麦をご馳走してやれてたかもしれない』と夏雄。
『責任はあなただけのものじゃない』『今回の事は私たち全員の責任』『心が砕けても私たちが立たせます』『あなたは荼毘と戦うしかないの』と力強く語る冷。
そんな冷を見て『・・・おまえ・・・本当に・・冷か・・?』と驚くエンデヴァー。
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『私たちよりよっぽど辛いはずの子が、恨んで当然の私を再びお母さんと呼んでくれた』『雄英高校でお友達をつくって私たちをつなぎとめてくれた』『焦凍が轟家のヒーローになってくれたのよ』と冷。
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『ここに来る前お母さんと話した』『お前が・・もう戦えねぇと思って俺がやるしかねぇって思ってた・・・』『でも違うみてぇだ』『泣き終わったら立てよ』『みんなで燈矢兄を止めに行こう』とエンデヴァーに手を差し伸べる焦凍。
そんな焦凍たちの言葉を聞いて、号泣するエンデヴァー。

一方、その病室の扉の向こうでは、スマートフォンを手にもつホークスとベストジーニストの姿がありました。
©堀越耕平・集英社
ここで、302話終了です・・・!
次回303話のネタバレは下記からご覧ください!

ヒロアカ302話の考察
エンデヴァーは冷をはじめとして家族の手助けもあり、エンデヴァーは何とか立ち直れそうですね・・・
荼毘の蒼色の炎は、荼毘になったからではなく、二次性徴の影響で火力が上がったためだったようです。
父親に見てもらえない悲しさから、発火してしまった燈矢は可哀想ですね。
すでに、30人以上を殺してしまった荼毘が再び轟家に戻れるはずもないですが、エンデヴァーが荼毘に何かしらのけじめをつけるのは間違いなさそうです。
そして、最後に映ったホークスがスマートフォンを持っていたのが気になりますね。
エンデヴァー復活のためにホークスが動こうとしていたことは、299話で描写されていました。
今回の、轟家の会話もスマートフォンで録画しておいて、荼毘が電波ジャックしてエンデヴァーの過去を暴露したように、今度はホークスがこの轟家の会話を日本中に配信するかもしれません。
ただ、エンデヴァー自身は世間にどうバッシングされようとも、家族が味方でいてくれるので立ち直れるのは間違いなく、わざわざ世間の評価を覆す必要もないとも思うので、ホークスは何もしない可能性もあります。