僕のヒーローアカデミア297話『タルタロス』のネタバレ・考察やっていきます!
前回296話で、超常解放戦線との戦闘後の惨状が描かれ、混迷を深めていくヒロアカの世界。
さらに前回のラストで、脳無たちに「本体」の解放を命じたオールフォーワン。タルタロスに投獄されたオールフォーワンは脱獄してしまうのでしょうか・・・
前回296話のネタバレは下記からご覧ください!

ヒロアカ297話のネタバレ
オールフォーワンが収監されたタルタロスとは?
©堀越耕平・集英社
タルタロスは、対”個性”最高警備特殊拘置所。
本土から役5㎞離れた沖に建造された収容施設。
便宜上は拘置所とされているが、実態は国民の安全を著しく脅かす、又は脅かした人物を、厳重に禁固し監視下に置くものであり、刑の確定・未確定を問わず様々な”個性”の持ち主が収監されている。
危険性の高い人物程、地下深くに収監される。
一度入れば生きて出ることは叶わないといわれており、”個性”社会の闇とも呼ばれている。
タルタロスでおきる異変
【PM8:34 本土側通行門 通称「青銅の門」】
門番と思わしきギュゲスと、戦闘ロボが銃弾を放ち、敵と交戦中。
ギュゲスは「セキュリティレッドを発令しろ」「プリアレオス兄貴が殺された!」「セキュリティレッドだ今すぐだ!」と司令塔に伝えました。
銃弾を防ぎつつ、死柄木が『・・・拍子抜けだな』とその手を伸ばしました。
©堀越耕平・集英社
【タルタロス B10(最深部)】
『明日、朝、例のデカブツが届くそうだ』『ギガントマキア・・あの梅干し頭の部下だろう?』
『殺せなかったのか?』『ああも巨大だと拳銃じゃぁ無理だろう』
『ああいうのは人とは呼ばん』『災害・・・もしくは獣と言う』『ここに収監されている畜生ども同様にな』
『やめとけ記録に残る』『心求党は解体されるだろうが分派元がこの機を見過ごすはずがない』
『ただでさえ人権侵害だなんだと突かれて参ってるんだ』『最近はどこから漏れるかわからんぞ』
『だが事実だ』『奴らはただ人の形をしているだけだ』『”個性”によって規格を失った人類に紛れてしまった』『悍ましいナニカだ』
とタルタロスに幽閉される囚人たちの悍ましさを語る、B10(最深部)の監視員と思わしき二人。
©堀越耕平・集英社
ギガントマキアもこちらに収監予定の模様。
すると「セキュリティレッド発令」「侵入者アリ、セキュリティレッド発令」のサイレンが最深部でも鳴り響きました。
死柄木とオールフォーワン
地上で交戦する脳無と死柄木たち。
その最中に『・・・俺の体・・・だって・・言っただろ・・・先生・・・!!』と死柄木の意識が目を覚まし始めました。
『目が覚めたかゆっくり休んでてくれ』『超再生の効きが悪い君自身が元気になってくれないと』と語るオールフォーワン。
©堀越耕平・集英社
『体を休めろって・・言ったのはあんただよな』『・・・俺の体を・・・返せ』と死柄木。
『やることをやってからね』『僕の力を欲したのは君だろう!?』とオールフォーワン。
©堀越耕平・集英社
『自分に手を差し伸べなかった世界に唾を吐いた』『憎しみを完遂するために君が力を欲した』『君の強い意志が招いた結果でありそれこそが重要なんだ』と続けるオールフォーワン。
『駒にはならない・・・!』と反抗する意思をみせる死柄木。
『勘違いするな弔!君は大切な大切な』『次の僕さ』と意味深に語り、死柄木を闇で包むオールフォーワン。
©堀越耕平・集英社
解放されるヴィランたち
『監視塔崩壊!!!』『死柄木と脳無だ!!』と叫び声。
©堀越耕平・集英社
オールフォーワンの体が収監された最深部は、水深500mほどであり、死柄木の未完の体では水圧に耐えられない。
「まったく・・・タルタロス!」「仮にマキアを連れて来れたとしてもこの物量で先手を取られていただろう」
「仮に体が完成していたとしても”外から”の攻略は難しかっただろう」とオールフォーワン。
すると、監視システムがダウンし、それに呼応するように、内部の扉が破壊されて、内側から居房ブロックが解放されていきました。
©堀越耕平・集英社
©堀越耕平・集英社
制圧部隊が到着し、ヴィランを抑え込もうとしました。
すると、林間合宿の際に緑谷出久が倒したマスキュラーが表れて、制圧部隊の一人を倒しました。
©堀越耕平・集英社
マスキュラー以外にも次々とダッシュするヴィランたち。
個性の使用を感知する警備システムはダウンしている模様。
タルタロスの地上では『待てよ!橋がねぇぞ!出られねぇ!』『ふざけんな!早くシャバの土を踏ませろぉ!!』と叫ぶ囚人たち。
すると『出たければ僕に従ってくれよ友よ』『そして側で見ていて欲しい』『これから始まる空位の時代により完璧な魔王が生まれる・・・』『これは僕が最高の魔王になるまでの物語だ』とオールフォーワンがその姿を見せて、297話終了です・・!

次回298話はこちらからご覧ください!

ヒロアカ297話の考察
『これは僕が最高の魔王になるまでの物語だ』とオールフォーワンが語っているように、オールフォーワンは死柄木のために頑張っているのではなく、あくまで自分が魔王になるために頑張っているのですね。
死柄木に先生などと呼ばせて取り込み、その死柄木を利用して魔王になろうとしているようです。
今回のタルタロスの襲撃で、オールフォーワンの本体が解放され、さらに凶悪なヴィランたちも仲間に取り込んでいました。
以前に増して強力になっていくヴィラン側に対して、劣勢に立たせるヒーローたちはどうなるのでしょうか・・・