キャラ心理・魅力分析

夜神月の敗因は「ナルシスト」という悪の人格障害のせい!?心理学で解説!

死神のノートであるデスノートを駆使して、犯罪者のいない「新世界」を創造しようとした夜神月。

天才的な頭脳や巧みな人心掌握術、そして、名前を書くだけで人を殺すことができ最強の殺人兵器「デスノート」という、最強のコンビネーションで新世界の創造に後一歩まで近づいたが、志半ばで敗北して死亡しました

これほどまでの完璧なスペックを備えた夜神月がなぜ敗北したのか。その謎に、心理学的な知見を交えて考察していきます。

夜神月の敗北の裏側には、夜神月のもつ「ナルシスト」という悪の人格障害があった!?ぜひご覧ください。

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これで敗けたの!?夜神月の完璧過ぎるスペック

夜神月がどれほどの高いスペックを備えていたのかを解説していきます!

下記記事では夜神月の本性をその名言から心理学的に解説しています。夜神月の人間性をより詳細に知れますので併せてご覧ください!

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東大に主席合格できるほどの頭脳

夜神月は全国模試では1位で、日本の最高学府である東大(作中では東応大)に主席合格できるほどの頭脳を備えています。試験当日は、待つのが嫌だから時間ぎりぎりに試験会場に行くほどの余裕っぷりを見せます・・・

さらに司法試験を大学3年次に一発合格。大学卒業後は、警察庁に入省するという超エリート街道を歩んでいます。

高校生の段階で、警察の捜査に協力して事件解決に尽力するなど、名探偵コナンの工藤新一のごとく高校生探偵ぶりも発揮していた模様。

高いITスキルも備えている

夜神月は意外にも高いITスキルを備えています。高校生の段階で、警察庁に勤務する父親のPCをハッキングするなどしています。

またLが死亡した際は、Lの所有する巨大なシステムの移管作業も担当しており、コンピューターシステムにも強いのです。

高い運動能力を備えている

夜神月は頭がいいだけではありません。中学生の時はテニスの全国の大会で優勝するほどの運動神経を備えています。

大学在学中には、Lとプロ顔負けの試合を演じて周囲の度肝を抜いていました。

頭がいいだけのがり勉ではなく、運動神経もいいという・・・まさに超人・・・!

巧みに相手を操る人心掌握術

夜神月の大きな武器の一つが巧みな人心掌握術です。

作中初期に、キラの深層に迫った元FBI捜査官の南空ナオミを殺す際は、相手の自尊心をくすぐりながら巧みに本名を聞き出して、殺害に成功しています。

弥海砂 (あまねみさ)や高田清美 (たかだきよみ)など、夜神月の信者ともいえる女性たちも甘い言葉を使って自らの傀儡として利用しています。

夜神月の人心掌握術にも心理学的にも非常に有効なテクニックが活用されています。下記で詳細に解説していますので、併せてご覧ください。現実でも使える人を操る心理テクが学べます・・・!

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女性を魅了し利用する端正なルックス

夜神月は、当時全盛期の人気を誇った山ピーこと山下智久さんが作画のモデルになっているなど、非常に端正なルックスを備えています。

身長も179㎝と高身長であるなど、非の打ち所のない外観をしており、女性関係で困ったことがないほどです。

天が二物も三物も、与えまくっているのが夜神月という人間なのです。

人を騙しても・殺しても平気な冷酷さ

夜神月は、何の躊躇いもなく人を騙して利用し、殺してしまいます。そういった冷酷さも夜神月の大きな武器と言えます。

こういった夜神月の冷酷さは、サイコパスといわれる大量殺人者にみられる精神病と非常に特徴が類似しています。夜神月は非常に高いサイコパス性を備えたキャラクターなのです。詳しくは下記をご覧ください。

完全にサイコパス!デスノート「夜神月」がみせるサイコパス性とは近年、サイコパスの研究が進み、脳の構造からもサイコパスの特性が明らかになってきました。 科学研究が明らかにしてきたサイコパスの行動...

悪の三大気質の一つ「ナルシスト」とは?

夜神月の具体的な敗因を見ていく前に、夜神月の敗因につながった「ナルシスト」という性格気質について解説していきます。

ダークトライアドと言われる悪の3大気質の一つ

ナルシストは、サイコパス、マキャベリストと並ぶ、臨床心理学において悪の3大気質ダークトライアドの一つとされる人格障害です。

サイコパスは、良心の欠如や共感性の低さが特徴であり、マキャベリストは目的のためなら非道徳的な行動も平気で実行できるなど、冷酷かつ無慈悲な人間に多い特徴です。それゆえに、シリアルキラーに多い性格的特徴なのです。

自己顕示欲の強い「ナルシスト」

臨床心理学における診断ツールで、ナルシシズム傾向が高い人は、尊大で特権意識が強く、支配志向、優越志向(プライドの高さ)を顕著に示すとされています。

自分自身が特別な人間であるという意識が非常に強く、それ故に、自らの能力や実績を誇示しようとします。他人への共感性も低く、自分が第一であるために、平気で他者を利用して支配しようとします

実社会においても、自己愛性の強いナルシスト的な若者が近年増回傾向にあるという研究データも出ています。

参考:悪について知りたい/考えてみた。ダークトライアド英文Wikiより

敗北の原因となった夜神月の行動

それでは、作中の夜神月の行動で敗北の原因となったと考えれられる行動を取り上げて、そのナルシスト性を解説していきます。

L(エル)の挑発に乗って居場所を特定される

初期の大失態の一つが、Lがテレビ越しに夜神月を挑発し、その挑発にまんまと乗ってテレビに映ったニセのL(エル)を殺した夜神月。そのせいで日本の関東圏内にいることを特定されてしまいます。

Lはキラが「悪」だと挑発します。それに対して、夜神月はその煽りに耐えられず「僕は正義だ」と自己正当化して、ニセLの殺害を実行します。

この一連の言動には、ナルシストの特徴である、傲慢さや尊大さ、そして優越志向(プライドの高さ)がうかがえます。

自分が「神になる男」だと妄想している点には傲慢さや尊大さ、自分自身の思想や行為を「悪」として否定されことに感情的になっている点には優越志向(プライドの高さ)が顕れています。

冷静に考えれば、罠である危険性を考えて慎重に行動できたでしょうが、このナルシスト性ゆえに夜神月は、感情的になり、短絡的かつ軽率な行動をしてLの仕掛けた罠にまんまと嵌ってしまうのです。

管理人
管理人
このシーンは、デスノートファンの中でも夜神月の敗因となったシーンとしてよく取り上げられていますよね。ここで挑発に乗らずに殺していなければ、日本の関東圏内にいるということもバレずに、「L」が月を疑うようになるのにも相当時間がかかっていたでしょう。ただ、安い挑発に乗ってしまう人間臭いところにも夜神月の魅力があるといえます。

神としての支配欲が強く「死神の目」を手に入れられない

夜神月に死神に目があったら・・・と妄想する読者は多いのではないでしょうか?

死神の目とは自分の寿命の残り半分と引き換えに、他者の本名と寿命を知ることができる能力です。これがあれば、Lの本名も一発で把握することができ、すぐにでもLを始末することができました。

しかし、リュークから持ち掛けられた死神の目の取引を「論外」だと退けています。

「神として君臨する」この夜神月の発言からは、ナルシストの特徴である支配志向が顕れています。

もし「上述のセリフ通り「悪におびえるものを救う」こと、優しい人だけの世界を創ることを第一とするのであれば、「死神の目」を持っていたほうが実現性が高まり、合理的であるといえます。

しかし、ナルシスト性の高い夜神月は、あくまで神として「長く」「君臨」するという強い支配欲をもっており、それゆえに「死神の目」という強力な武器を手放すこととなります。

もし、夜神月が「死神の目」を有していれば、より有利に戦局を進められたことは間違いありません。しかし、最後の最後まで、死神の目を手にすることはありませんでした。それも、すべてはナルシスト特有の支配志向が邪魔をしていたといえます。

管理人
管理人
もし作品序盤で夜神月が死神の目を手にしていたら・・・というのはデスノートファンならだれもがする妄想ですよね。月が死神の目を持っていたら、早々に「L」を倒すこともできたし、最終回の場面で「ニア」に接触した時点で、本名を確認して殺すこともできた・・・夜神の月は確実に「新世界の神」になっていたことでしょう・・・寿命は半分ですが・・・

勝利宣言のドヤ顔が事実上の自白に

夜神月がニアとの最終決戦で、魅上照 (みかみてる)にデスノートに名前を書かせたことで、自らの勝利を確信し「ニア僕の勝ちだ」とドヤ顔をしています。

しかし、ニアは魅上照のノートを偽物にすり替えておいました。そのためにニア陣営は誰も死なず、上述の勝利宣言が事実上の自白となり、夜神月は言い逃れができない状態に陥ってしまいます。

この夜神月の行動は、ナルシストの特徴である自己顕示欲の強さがよく表れています。尊大で傲慢なナルシストは、常に他社よりも優れていなければ我慢らなず、自らの優位性を誇示しようとします

この「ニア僕の勝ちだ」がなければ、まだ得意の人身掌握術や演技力で、難局を乗り切ることもできたかもしれませんが、夜神月陣営も完全に敵に回してしまう結果となりました。

管理人
管理人
このドヤ顔勝利宣言は、デスノート初期第2巻で、元FBI捜査官の南空ナオミと対峙したときにも行っています。キラに迫る真相を持ったナオミから本名を聞き出して、ノートに名前を書いて勝利を確信した時に、わざわざナオミにドヤ顔で勝利宣言をしています。当時の夜神月は高校生、そして今回ニアに勝利宣言をしたときは既に社会人。夜神月の精神性は高校生の時から変わっていないといえます・・・

夜神月の足を引っ張った信者たち

夜神月自身の心の弱さが大きな敗因となりましたが、夜神陣営側でも夜神月の意に反した行動をとった事で足を引っ張った人物たちを紹介していきます。

夜神月を本気で怒らせた弥海砂 (あまねみさ)

弥海砂は夜神月が好き過ぎるがゆえに、常に恋愛感情を優先して行動し、その行動は夜神月の状況を危うくしてきました。

第二のキラとして登場したときは、テレビビデオを通して、死神、デスノート、死神の目などの存在をL(エル)を含む、捜査本部に知らせてしまっています。

また、疑いの目を避けるために、外で直接会うことは避けようという夜神月の忠告を無視して、大学にまで夜神月に会いに行ってしまいます。その時に、L(エル)とも遭遇してしまい、夜神月と弥海砂の関係性に疑いを持ったL(エル)に夜神月は追いつめられることとなります。

管理人
管理人
ロジックよりも感情を優先して行動をする女性に、夜神月は、ほとほと手を焼くこととなります。それもこれも甘い言葉と甘いルックスで自分に心底惚れさせた自らの罪なのです・・・笑

勝手な行動で墓穴を掘った魅上照(みかみてる)

ニアの策を読んだ夜神月は、『本物のノートを安全な場所に確保させた上で偽物のノートを本物のように持ち歩かせる』という偽装工作をさせいました。

しかし、魅上照は独断専行でメロにとらわれた高田清美を証拠隠滅として、貸金庫に隠していた本物のデスノートを使用して殺害します。

本物を持ち出した時の行動を不審に思ったジェバンニが、本物のデスノートを発見し、本物のデスノートの複製を作成し、偽物とすり替えてしまいます。

これが有名な「ジェバンニが一晩でやってくれました」です(笑)、たった一晩という驚異的な速さで、魅上照の筆跡を完璧に真似して、全く同じノートを作り上げたのです・・・

上述のなような魅上照による独断専行がなければ、夜神月の作戦は成功し、ニアを倒すことができました。そう考えると魅上照の罪は重いといえます・・・

管理人
管理人
デスノートという最強の殺人兵器と、完璧なまでのサイコパス性という、史上最悪の組み合わせで生まれた「キラ」という殺人鬼も、不確定要素である他者の行動までは完全に制御し切ることができませんでした。最終的な敗因は、自身のナルシスト性という弱点に加えて、自分の信者の独断専行というのは何とも皮肉です・・・

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まとめ

完璧なスペックを備えた夜神月でしたが、そのナルシスト性がゆえに、Lに居場所を特定され、「死神の目」という強力な武器を手放し、最後は自滅をするという結果を招くこととなりました。

多少なりとも周囲の人間に足を引っ張られたという部分もありましたが、根本的なナルシスト性を自覚して自らの感情を制御することができたら、その結果は変わっていたかもしれません。

管理人
のびぃ
大学時代、新世紀エヴァンゲリオン・攻殻機動隊・風の谷のナウシカを身体論的に論じた論文とか書いたり、アニメをテーマにした授業を喜んで履修してました。元来のアニメ好きが高じて、アニメを通して人生に役立つ心理学を学ぶアニメンタリズム運営しています!アニメキャラ考察を楽しみつつ、心理学の智識も学べる一石二鳥系のメディア。
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