チェンソーマン

パワーのかわいい魅力を心理学を交えて解説!わがままな妹キャラの魅力とは?|チェンソーマン

チェンソーマンに登場する、血の魔人・パワー。

偉そうな態度をとりますが、ちょっとオツムが弱く、猪突猛進な性格ですが、主人公のデンジとは相性抜群で、お馬鹿コンビのやりとりは見ていてほっこりします。

今回は、そんなデンジのバディであるパワーのかわいい魅力を心理学の知見を交えつつ解説していきます!

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パワーとは?

以下では、パワーの性格や能力、過去についておさらいしていきます!

血の魔人

(c)藤本タツキ/集英社

パワーは、公安対魔特異4課に所属する血の魔人。人を「ウヌ」と読んだり、語尾に「じゃ」と付けるなど、見た目に反してじじくさい口調が特徴的。

もともとはマキマに捕まり、魔人は駆除対象だったものの理性が比較的高かったことから、駆除されず、公安対魔特異4課に所属してマキマのもとでデビルハンターをしています

マキマには、基本的に頭が上がらず、傍若無人な態度もマキマの前ではなりを潜めて、マキマに怒られるのを恐れて、ミスをデンジに押し付けていたりしました。

パワー本人いわく、血の悪魔だったころは、周囲の悪魔からかなり恐れられていたようで、パワーの匂いには寄り付かないらしいです。

デンジが公安に入ってからは、デンジのバディとなり、よく二人で行動するようになりました。

頭の角が目立つために、人目につかないように活動しているようです。

ちなみに胸の膨らみはパッドのようです・・・

(c)藤本タツキ/集英社

また、パワーのツノは血を飲み過ぎると、さらに横から二本生えて計4本になります。血を飲み過ぎると、今よりも恐ろしく傲慢な悪魔になるそうで、定期的な血抜きが必要だそうです。

パワーとニャーコ

(c)藤本タツキ/集英社

パワーは当初、自分が可愛がっていた唯一の友達の猫(ニャーコ)を、コウモリの悪魔に人質にされており、その解放のために、デンジを騙してコウモリの悪魔に差し出そうとしました。

パワーは最初は、ニャーコを太らせてから食べるためにミルクをあげていたりしました。そうしているうちに、ニャーコはパワーに懐いてしまい、そんなニャーコをパワーも友達だと思うようになりました

しかし、不意を突かれてコウモリの悪魔にニャーコは連れ去られ、救出する前にパワーはマキマに捕まってしまいました。

パワーに騙されて殺されそうになったデンジでしたが、ポチタを失った当時の自分とニャーコを失ってパワーの心情を重ねて想い、またパワーの胸を揉みたいという一心から、パワーを責めたりはしませんでした。

結局、コウモリの悪魔をデンジが倒し、ニャーコも無事救出して、パワーのもとに戻りました。

パワーの能力

(c)藤本タツキ/集英社

パワーは血の魔人ということもあり、自らの血を操り、武器に変えることができます。

作中では、巨大なハンマー、鎌などに変形させていました。

難しくはあるが他人の血を操ることもできるようで、出血した早川アキの傷を止血したりしていました。

パワーの性格

猪突猛進で、かなり無邪気な性格をしています。

あの傍若無人なデンジがツッコミ、世話役に回るほどです。

また、早川アキの家で同居を始めた時は、トイレの水は流さない、風呂はたまにしか入らないなど、デンジから「クセぇんだよ!」と突っ込まれるほど・・・

デンジとはじめて任務に出た際は、血の匂いを嗅ぎつけたと思ったら、「勝負じゃ!!勝負じゃ!!戦いじゃ!!」と喜び勇んで走りだし、悪魔を叩き殺しました。

パワーは、戦いを好む好戦的な性格でもあります。

しかし、それは民間のデビルハンターが手をつけた悪魔で公安が手を出すのはご法度で、マキマに怒られていました。

マキマに怒られた際に、「デンジに殺せと言われた」と嘘を付いて、責任逃れしようとするなど、そこは魔人ということもあり、幼稚で姑息な一面を持ち合わせています。

また、永遠の悪魔にホテルに閉じ込められた際は、「ワシは暇だからノーベル賞を考えておった!」「ノーベル賞を踏み台にして総理大臣になる」「人間が苦しんでる姿が見たいから、手始めに消費税100%じゃ!」と嬉々として語るなど、幼稚園児のような思考をもちあわせています。

また、デンジと一緒に、エレベータでサムライソードのもとに向かう途中の階で、大量のゾンビと遭遇した際、デンジは「コイツら気づいてねぇ・・・大きな声を出すなよ・・・」と忠告した矢先、パワーは「ワシの名はパワー!!」「勝負じゃ!!」「デンジ!!ワシについてこい!!」「後ろは任せた!!」と叫び、ゾンビの群れに突っこんいきました。

(c)藤本タツキ/集英社

姑息なパワーはゾンビなら勝てると踏んで喜び勇んで戦いを挑んだのです。そんなパワーを無視ししてデンジは一人、サムライソードの元に向かっていきました・・・

また、よく人に責任転嫁する姑息で卑怯な行動をとります。かわいいから許されるだけで中々にクズな性格をしています。

任務中に東山コベニの自動車に無理やり乗り込み「ワシのじゃ・・・」と言い出し、急発進。デンジと公安の人間を轢き殺すヤラカシをしました。焦ったパワーは、ワシは運転しないと嘘をつき、コベニを人殺しと呼び、責任を擦りけました。

しかし、死んだ公安は、実は敵が変装していた偽物だと判明した時は、「ワシの手柄!!」「ワシの手柄!!」と自分の手柄にしようとしていました。本当にいい性格してますね・・・

パワーのかわいい魅力とは?

すぐに人に責任転嫁するむくちゃくな性格のパワーですが、非常に人気の高いキャラクターです。

以下では、そんなパワーのかわいい魅力を心理学の知見を 交えつつ解説していきます。

じじくさい口調がかわいい

(c)藤本タツキ/集英社

パワーはかわいい見た目に反して、しゃべり口調は、一人称は「ワシ」、二人称は「ウヌ」、語尾は「じゃ」など、非常に古臭い言葉使いをします。

この古臭いじゃベリ方が、パワーの強い個性になっており、古臭さより、かわいさを際立たせているような印象を受けます

方言女子は人気がありますが、パワーの特徴的な口調も、方言女子に対して抱く好意と同じようなものを読者に想起させているのかもしれません。

標準語を喋るパワー何て全く想像できません。それくらいに古臭い言葉がマッチしています。

守ってあげたくなるような妹っぽさがかわいい

(c)藤本タツキ/集英社

前述の通り、頭が弱いくせにノーベル章を考えたり、ソンビにに大声を出して向かっていたりと、その行動はまるで小学校低学年くらいの子供のようです。

野菜が嫌いで、ハンバーガーを食べている時に、「デンジ〜〜野菜やる〜〜」と野菜をデンジにあげている時も子供みたいで可愛かったです。

こういったパワーの無邪気で幼いところは、人間の庇護欲求をくすぐると考えられます。

庇護欲求とは、自分より弱い存在を守ってあげたくなる人間の本能に根差した心理です。

あの自分勝手なデンジですら、パワーには世話を焼いてしまうように、守ってあげたくなってしまうかわいさがパワーにはあるのです。

(c)藤本タツキ/集英社

どれだけ、姑息で卑怯な姿を見せてもパワーを憎めないのは、無意識のうちに庇護欲求をくすぐられているからなのかもしれません

感情表現豊かなところがかわいい

(c)藤本タツキ/集英社

チェンソーマンのヒロインといえば、マキマとパワーが代表的ですが、無表情なマキマに対して、パワーは非常に表情豊かです。

個人的には、任務が終わったら褒美に、デンジの血を死ぬまで飲んでいいとアキに言われた際に、デンジに肩車されながら、「デンジの血ィ〜!?」「いやった〜〜!!」と手を挙げて喜んでいたのが印象的でした。

アメリカはイリノイ大学のキム・ミューザー先生が調査した、魅力の要因に関するデータによると、第一印象で魅力のある人というのは「表情の豊かな人」であるということが分かったそうで、パワーのように表情豊かな相手に好印象を抱きやすいのです。

強がってるけど本当は繊細

(c)藤本タツキ/集英社

パワーは、古臭い口調で偉ぶっているものの、その実は意外と繊細です。

闇の悪魔に対する恐怖心から日常生活を一人でまともに送れなくなることがありました。

その際は、お風呂まで常にデンジと一緒にいないと心が落ち着かず、四六時中デンジにくっ付きっぱなしでした。

こういった弱い一面も、庇護欲求をくすぐる一つの要因になっていると考えられます。

恋愛心理学で世界的に有名な心理学者のジョン・グレイ博士の著書『一人になりたい男、話を聞いてほしい女』によると、男性は、女性に必要とされたときに大きな人生の意味を感じ、女性にとってヒーローになりたいという思いがあるそうです。

つまり、男性がより惹きつけられる女性は、自分が守ってあげられる隙や弱さを感じさせる、自分がヒーローとして守ってあげたくなる女性なのです。

パワーの妹っぽくて、弱く繊細な一面は、男性に『俺が守ってあげたい』と思わせるキャラクター性をしているのです。

デンジとの絡みがとにかくかわいい

(c)藤本タツキ/集英社

パワーのかわいい魅力の一つが、デンジとの兄妹とも恋人ともとれるような仲のいい絡みです。

パワーはデンジには心を許しているのか、デンジの肩に顎を乗せたり、デンジの肩に頭を寄せたり、デンジに肩車してもらったりと、かなり二人の距離感は近いです。

岸辺に、デンジと一緒に訓練を受けていた際に、お馬鹿な二人が超インテリ作戦と題して、自信満々で頭脳戦を仕掛けて、あっさり負けていたのがかなり面白かったです・・・笑

何気ない日常的な絡みでも、デンジがお兄ちゃんで、パワーが妹みたいな感じで、見ていてホッコリします。

最終局面では、もともとは自己保身しか頭になかったパワーが、デンジのために誕生日ケーキを用意したり、最後には絶対的な恐怖の存在マキマに立ち向かってデンジを守ろうとする姿を見せました。

(c)藤本タツキ/集英社

わがままで自分勝手なパワーが、大切な人のためなら命を張る姿を見せて、一気に株を上げました。

再び、パワーとデンジが再会できることを願っています。

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管理人
のびぃ
大学時代、新世紀エヴァンゲリオン・攻殻機動隊・風の谷のナウシカを身体論的に論じた論文とか書いたり、アニメをテーマにした授業を喜んで履修してました。元来のアニメ好きが高じて、アニメを通して人生に役立つ心理学を学ぶアニメンタリズム運営しています!アニメキャラ考察を楽しみつつ、心理学の智識も学べる一石二鳥系のメディア。
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